
冬ならではの着こなしを。白スニーカー、大人の活用術
シーズンを越えた定番と呼べる白スニーカーの人気は、おしゃれに敏感な人を中心に今季も継続。今の気分にハマる白スニーカーの着こなしテクとその1足をご紹介します。
2017.01.27
春夏だけじゃない。冬こそ役立つ白スニーカー
暗い印象になりがちなコーディネートにすっきりとした抜け感と清潔感を簡単にプラスしてくれる白スニーカーのメリットは、寒さが続く冬から春にかけてこそ重宝します。今年の冬コーデをぐっとあか抜けさせてくれる旬のスニーカーとテクニックをご紹介します。
合わせて読みたい:
白スニーカー厳選15足。足元を軽快にする人気ブランド&コスパ良好モデル
白スニーカー×定番モデルで作るコーディネート15選
冬コーデにもすんなりハマる。白スニーカーの活用法とは
冬の着こなしに白スニーカーを効果的にプラスするテクニックは、ポイントさえきちんと押さえれば、とても簡単。なぜ白スニーカーが冬コーデにぴったりハマるのか、説明しましょう。
活用1重くなりがちな冬コーデに抜け感をプラス
秋冬シーズンは、コートやジャケットなど厚手のウェアが重なるうえに、黒やネイビー、グレーなど濃色のアイテムが多くなるため、見た目の印象が重くなってしまうことも。白スニーカーはそんな冬コーデにすっきりしたアクセントと抜け感をプラスしてくれます。
活用2コーデ全体を清潔感あるクリーンな印象に
白スニーカーの強みは、ぴりっと際立つ清潔感と上品さ。カジュアルテイストの強いアイテムを合わせたコーデの足元に加えるだけでも、装い全体をぐっと洗練されたテイストに格上げしてくれるので、大人こそどんどん積極的に取り入れていきたいアイテムです。
活用3きれいめコーデの足元にも最適
白スニーカーはカジュアルな着こなしだけでなく、きれいめな着こなしにも重宝します。ジャケパンスタイルとも相性が良く、かっちりとした雰囲気を崩すことなく、すんなりハマります。
今狙うべき、白スニーカー15選
季節を超えて通年で人気が高い白のスニーカーは、多くのスポーツウェアブランドやシューズメーカーがこぞって展開しています。必携の定番モデルからトレンドを意識した最新モデルまで、おすすめを一挙紹介します。
ブランド1『アディダスオリジナルス』
往年のテニスプレイヤー、スタン・スミスの名を冠した名作テニスシューズ。白を基調とした清潔感ある定番モデルの最新版は、ヒールパッチもホワイトで統一したクリアな配色なので、コーデや季節を選ばず幅広いシチュエーションで活躍。柔らかな仕上げの革製で、大人メンズにとって強い味方となってくれます。
ブランド2『コンバース』
デザイン開発に参加した有名テニスプレイヤーにちなんで名付けられたジャック・パーセルを、白キャンバス地のベースはそのままにミッドカットのモデルにアップデート。くるぶし丈の高さで程良いボリューム感とホールド力を両立しているだけでなく、取り外し可能なインソールを備え、履き心地にも優れています。
ブランド3『ニューバランス』
『ニューバランス』のスニーカー特有であるクラシック感とモダンなデザインを両立した999シリーズのオールホワイトモデル。シューレースやディテールに至るまですべて白で統一したクリーンな外観に加えて、足へのフィット性やクッション性にも非常に優れた設計で、機能面においても頼れるスニーカーです。
ブランド4『ナイキ』
1982年に初代モデルがリリースされた名作バスケットシューズ・エアフォースワンは、生誕35周年を迎える歴代屈指の人気モデル。シンプルで洗練されたデザインとしっかりとしたレザーアッパーによるホールド力は、スポーツシーンやストリートカルチャーを超えて、さまざまなシチュエーションに対応可能です。
ブランド5『リーボック』
男女問わず幅広く人気のあるハイテクスニーカーの代表格、インスタポンプフューリーも白ワントーンのモデルをチョイスすることで、ぐっと上品な印象に。シューレースの代わりにポンプテクノロジーで足にフィットさせる技術や衝撃吸収性の高いデザインを実現した、機能面でも独創的で優秀なスニーカーです。
ブランド6『プーマ』
1991年にシューレースの無いランニングシューズとして初めて登場したディスクブレイズ。スリッポンの快適さとディスクシステムによるホールド感を両方実現したハイテクスニーカーの先駆けです。オールホワイトのシンプルなカラーリングには、異素材パーツを複雑に組み合わせたディテールのデザインが光ります。
ブランド7『ジャーマントレーナー』
1960年代以降ドイツ軍のトレーニングシューズとして正式に採用されていた歴史を持つクラシックスニーカーは、ファッション業界の名だたるメゾンがデザインベースとしてきたことでも知られる有名モデル。表革と裏革を組み合わせたシックで上品なデザインは、さまざまなシチュエーションで大人のスタイリングを格上げしてくれます。
ブランド8『バンズ』
ストリートカルチャーにルーツを持つスケートハイは、『バンズ』定番のハイカットスニーカー。ブーツスニーカーのようなボリューム感をいかしつつ、オールホワイトのモデルを選ぶことでクリーンな印象にコーディネートをまとめることができます。オーセンティックなデザインなので、さまざまなスタイルにマッチします。
ブランド9『オニツカタイガー』
日本発信で欧米でも人気の高いシューズメーカー『オニツカタイガー』の持ち味であるレトロな空気感を存分にいかしたローテクスニーカー。ホワイト×ベージュの穏やかでナチュラルなカラーリングは幅広いシチュエーションに対応可能で、コーデ全体に柔らかなヌケ感をプラスしてくれます。
ブランド10『アルフレッド・バニスター』
トレンドや時代性を巧みにデザインに取り入れてきた『アルフレッド・バニスター』から斬新なスニーカーが登場。ヨーロピアンスムースレザーを使用した上品な風合いのカジュアルスニーカー。アッパー部分が外側にねじれたような大胆なデザインはスニーカー好きの目を光らせます。
ブランド11『ルコック』
1882年にフランスで創業したスポーツブランド『ルコック』が展開するテニスシューズは、激しい着地の衝撃にも耐える機能性と、フランス発の洗練されたデザイン性が両立した優秀モデル。シンプルな中にも、「le coq sportif」の文字がさりげないアクセントになっています。
合わせて読みたい:
懐かしのルコック スポルティフで、大人のスポーツMIXを
ブランド12『モルガンオム』
シューレース付きのスニーカーとスリッポンのちょうど中間のようなデザインを施したレザースニーカー。むだなものを一切省いたシンプルなデザインは、カジュアルなスタイルにもトレンド寄りのモードにもどちらも合わせやすく、コーディネートの幅をぐっと広げてくれる頼り甲斐のあるアイテムです。
ブランド13『ワイスリー』
ヨウジヤマモトとアディダスのコラボレーションでうまれた『ワイスリー』は、機能性に裏付けされたスポーツテイストとモードなデザイン性の両立が持ち味のブランド。程良いボリューム感のあるハイテクスニーカーも白ベースのシンプルなモデルを選べば、簡単にコーディネートのアクセントをプラスすることができます。
ブランド14『ラコステ』
フランスでスタートしたアパレルブランド『ラコステ』は、元々テニス向けだったポロシャツでも有名なとおり、スポーツテイストのアイテムが得意なブランド。白のキャンバス地に赤と黒の小粋なライン使いに、人気のロゴマークを配したスニーカーは、ジャケットスタイルのハズしとしてもマッチするシックな雰囲気があります。
ブランド15『タケオキクチ』
牛革に型押し加工を施した大人テイストのスニーカーは、ドレスシューズの空気も合わせ持った使い勝手の良いアイテム。カジュアルだけでなく、ドレススタイルのハズしやアクセントとしても幅広く合わせることができます。ベロ裏には伸縮可能なバンドが施されているので、着脱はスリッポンのように手軽です。
着こなしテクもチェック! 冬に白スニーカーを取り入れたおしゃれコーデ
おしゃれに敏感な人たちは、秋冬コーデに効果的に白スニーカーを組み合わせることでスタイルを完成させています。上手に白スニーカーをプラスするためのヒントになる着こなしを紹介します。
黒のマウンテンパーカーとパンツを組み合わせたダークカラーコーデの足元に、白のレザースニーカーを合わせて差し色に。ブラック×イエローという色のコントラストが強く見えすぎないのは、白スニーカーならではの上品な抜け感のおかげです。
ダークネイビーで上下をまとめたタートルネックニットとパンツのワントーンコーデに、『フレッドペリー』の白スニーカーをプラス。シンプルな着こなしでありながら、スニーカーのクリーンさが光って、大人っぽさや洗練を演出することができます。
オーバーサイズのコートや濃色のアイテムは、ともすれば全体の印象が暗くて重いものになってしまいがち。ここでは、白スニーカーをはじめ小物やインナーにホワイトをところどころ散りばめることで、コーデ全体に軽快さや清潔感をプラスしています。
保温や防風に優れたレザー素材のライダースジャケットは、寒さ厳しい季節に活躍する優秀アイテムですが、着こなしが一辺倒でマンネリ化しがちな点が悩みどころ。足元に白スニーカーをプラスすれば、装い全体の印象が柔らいで上品なものに落ち着きます。
個性的なボーダーやドロップショルダー気味のシルエットが特徴的なニットアウターを合わせた一見難しいコーデを、自然になじませてくれるのが足元に組み合わせた白スニーカーの力量。定番のローテクスニーカーをチョイスすることで、抜け感も加わります。
白スニーカーはコーディネート全体中のアクセントとしてだけでなく、ほかのアイテムの引き立て役としてもとても重宝します。鮮やかなロイヤルブルーがきれいなコートは、ほかのアイテムを潔くモノトーンで統一することで、より一層色が際立って見えます。
ダウンジャケットや3本ラインが特徴的なトラックパンツなど、カジュアルテイストの強いアイテムを合わせたコーディネートにも、白スニーカーを合わせることで程良いドレスアップ要素をプラス。着こなしが子供っぽくならない上手なテクニックです。
漆黒のカバーオール、カモフラ柄のゆったりパンツ、ざっくり編みのニットキャップ、どれもアイテムとしては重くボリューム感の出やすいコーデ。白スニーカーをプラスすることで、清潔感と同時に軽快さが加わって、不思議なくらい全体が明るく見えます。
大人のきれいめカジュアルの足元こそ、白スニーカーの出番。チェスターコートとダメージデニムを合わせた上品カジュアルスタイルに、定番スニーカーを合わせることで、レザーシューズには出せないあか抜け感と軽い足元まわりの印象を演出することができます。
グレーのワントーンコーデや、ゆったりシルエットのセットアップは、着こなし次第ではぼんやりとした印象になってしまう心配も。インナーとスニーカーをリンクさせて白のアイテムを挟み込むことで、コーデを引き締めセンスアップしています。
- KEYWORD関連キーワード

ウェア・衣類
アノラックに注目。旬デザインのパーカーを着こなしに取り入れよう
アウトドアウェアの定番であるアノラックが注目されています。その理由を解説しつつ、押さえておきたいアイテムやタウンユースに落とし込む方法をご紹介。
編集フカザワ
2019.02.14

靴・シューズ
雨の日に重宝するレインブーツ。ですが、着こなしを考えるとなかなか取り入れづらいもの。そこでおすすめしたいのが、英国生まれのブランド『ハンター』のローファーです。
八木 悠太
2019.02.13

ウェア・衣類
コーチジャケットが着回しやすい! ハズさないブランド&コーデ術
90年代ファッションやスケートカルチャーへの関心から、コーチジャケットが注目されている。シンプルで着回しやすい万能アウターの注目ブランドと着こなし方を解説しよう。
菊地 亮
2019.02.12

ファッション小物
手も空いて機能的な反面少し子供っぽさもあるリュックですが、レザー製を選べば大人の日常着ともマッチ。Freeamericanidol世代に似合う上質な革リュックをレコメンドします。
山崎 サトシ
2019.02.08

ウェア・衣類
定番を攻略せよ。無地スウェットをおしゃれに着こなす3つのヒント
あっさりとした表情の無地スウェットは合わせやすい反面、センス良くコーディネートするのが意外と難しいアイテム。どう着こなすとおしゃれに映るのか、解説します。
山崎 サトシ
2019.01.21

ファッション小物
秋冬のおしゃれに取り入れたいニット帽。でも合わせ方がわからない……という人も案外多いのでは? ニット帽のかぶり方、選び方、取り入れ方をまとめてご紹介します!
Freeamericanidol編集部
2018.11.04