バーゼルワールドレポAオメガの実力を思い知らされた

バーゼルワールドレポAオメガの実力を思い知らされた

2013年に破格の耐磁時計を誕生させた『オメガ』は、2015年バーゼルワールドで新しい製品規格マスター クロノメーターを発表! その並外れた新規格にクローズアップします。

黒野 一刻

2015.05.02

オメガ(OMEGA)
腕時計

破格の耐磁性を製品規格のコアに据える

オメガは、独自の脱進機構であるコーアクシャル機構に、非帯磁素材ニヴァガウスを組み合わせた破格的な強耐磁ムーブメント、マスター コーアクシャルを生み出しました。そして1000ガウス程度が上限だった耐磁能力を一気に1万5000ガウス以上に引き上げたこの仕組みを中心に、新しい製品規格を今回スタートさせました。

マスター クロノメーターの誕生

新規格マスタークロノメーターは、スイス連邦計量認定局(METAS)が実施する公的な規格として発足しました。精度や機能に関しての8項目のテストを行いますが、そのうち3項目を1万5000ガウスもの磁気にさらされての検査となりました。この規格を取得した第1号機が、新型のコンステレーション グローブマスターです。

オメガの技術力が大爆発した2015年

METASが検査を行うので、マスタークロノメーターは他社の時計も取得できますが、現在1万5000ガウスの耐磁性を持つのはオメガ製品のみ。しばらく独壇場が続きそうです。このほか、今回のオメガは、セラミック素材などの使い方に妙味のあるモデルが目白押し。ムーブメントも外装も、技術力は円熟の域に達しています。

マスター クロノメーター第1号『オメガ』コンステレーション グローブマスター

『オメガ』コンステレーション グローブマスター

このモデルは、破格の耐磁性も獲得し、新規格マスタークロノメーターを取得した記念すべき第1号モデルです。コンステレーションは常に公認クロノメーターを取得する高精度モデルですが、強力に進化しました。外観は'50年代のコンステレーションを彷彿とさせるデザインで、流行色のブルーともマッチしています。

セラミックでオールホワイトに仕上げる『オメガ』スピードマスター ホワイトサイド・オブ・ザ・ムーン

『オメガ』スピードマスター ホワイトサイド・オブ・ザ・ムーン

2013年のダークサイド・オブ・ザ・ムーン、2014年のグレーサイド・オブ・ザ・ムーンに続く3部作とされるモデルで、ケースも、ベゼルもホワイトセラミック製、文字盤とストラップもホワイトで仕上げ、満月の月光を表現しています。エレガントなカラーリングでレディスの扱いですが、ユニセックスでの使用もOKでしょう。

オールブラックにワンポイントカラーが映える『オメガ』スピードマスター ダークサイド・オブ・ザ・ムーン“ピッチブラック”

『オメガ』スピードマスター ダークサイド・オブ・ザ・ムーン“ピッチブラック”

2013年に登場したブラックセラミックモデルの新バージョンです。オールブラック仕様で、マットな質感が、精悍かつミリタリーなイメージを強調します。そして、文字盤のインデックスおよびベゼルのタキメータースケールにはヴィンテージカラーのルミノバを流し込み、年代モノの“やれた”雰囲気を醸し出します。

スピマスの原点デザインの復刻バリエーション『オメガ』スピードマスター '57

『オメガ』スピードマスター '57

初代スピードマスターはモータースポーツ系の雰囲気があります。そんな初代モデルにインスパイアされたスピードマスター '57の新作が登場。より初代の雰囲気を出すために、時針はブロードアロー針に、文字盤に彫られた溝に流し込まれたルミノバはベージュカラーになることで、アンティークライクな仕上がりとなりました。

ジェームズ・ボンドモデルはこれに決まり『オメガ』シーマスター アクアテラ ジェームズ・ボンド 007 リミテッド

『オメガ』シーマスター アクアテラ ジェームズ・ボンド 007 リミテッド

2015年11月公開予定の007シリーズ『スペクター』で、シーマスター アクアテラは前作に続いてのジェームズ・ボンド モデルとなります。その記念モデルは針先や文字盤全体にボンド家の家紋を装飾としてあしらったブルー文字盤仕様。耐磁性能の表記も1万5007ガウス、限定本数1万5007本とユーモアがあります。
※2015.5.21修正

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