男が惚れ込む魅力が凝縮。バラクータのスイングトップはやっぱり名作だ

男が惚れ込む魅力が凝縮。バラクータのスイングトップはやっぱり名作だ

人気が再燃しているスイングトップ。狙うならば、名門中の名門である『バラクータ』が正解。魅力を深掘りしつつ、代表作のG9や今年注目の別注モデルを紹介します。

山崎 サトシ

2018.09.14

バラクータ(BARACUTA)
アウター
スイングトップ
秋の着こなし・コーデ

『バラクータ』のスイングトップ。男が惚れる理由を解明

1937年にイギリスのマンチェスターに誕生した『バラクータ』。同ブランドを象徴するアイテムといえばやはりスイングトップでしょう。そもそもメンズファッションの定番として馴染み深い名品ですが、今季はオーセンティックなアイテムがトレンドということもあって、再注目されています。その魅力を、同ブランドが愛され続ける理由から読み解いてみましょう。

理由1“元祖にして至高”こそ、男心をくすぐる最大の要因

そもそもスイングトップとは和製英語で、ゴルフ用ジャンパーのことを指します。ドッグイヤーカラーやラグランスリーブ、リブ編みの袖&裾などスポーティなディテールが特徴です。可動域の大きいゴルフのスイングをするのにも最適なデザインだったため、この名が付きました。ちなみに、海外ではハリントンジャケットいう呼び名が一般的です。

そんなスイングトップの原型となっているのが、1948年に発表された『バラクータ』の誇るマスターピース”G9ジャケット”。リーディングブランドという出自が、男心を大いにくすぐります。

理由2スポーツウェアとしての快適性

前述したとおり、『バラクータ』のそれは元々ゴルフシーンでの着用を目的として開発されたアウター。それだけに快適さも特筆ものです。セットインスリーブと比べて肩周りが楽なラグランスリーブや、動くときじゃまにならない短丈仕様のおかげで運動性良好ですし、撥水性に優れたモデルが多いのもポイント! 裾部分のリブでしっかり固定することで、激しい動きのなかでもアウターがバタつくこともありません。だから、いつだってストレスフリーで着用できます。

理由3時代を経ても色あせない完成されたデザイン

機能美が際立つシンプルかつ完成されたデザインも、大人から支持される理由の1つ。現在はトレンドアイテムとして注目を浴びていますが、その潮目が変わっても永世定番としてずっと愛用していけるので頼もしいですね。アメカジからトラッド、さらにはミリタリーなど、あらゆるテイストの着こなしとすんなりマッチしてくれます。

時代が変わっても大人の強い味方であり続ける『バラクータ』は、後生に伝えるべきブランドの筆頭。数々の服に袖を通してきた大人だからこそ理解できる良さは、きっちりと押さえておきたいところです。

名作から別注モデルまで。『バラクータ』のスイングトップ5選

ファッションシーンを彩ってきた名品から、人気ブランド別注により生まれた高感度なモデルまで、『バラクータ』の気になるモデルをピックアップ。いずれも大人のカジュアルを格上げしてくれる良品ばかりです。

1着目G9

スイングトップのオリジンとして名高いG9。映画『華麗なる賭け』でスティーブ・マックイーン氏に着用され、世界的に有名なアイテムとなりました。今作は2017年の最新モデルで、フッ素樹脂加工を施した撥水性に秀でるコットンポリエステル生地を使用。裏地にはクールマックス素材を駆使しており、重ね着していてもウェア内の環境も快適です。

2着目G4

G9と並ぶ『バラクータ』の定番が、ドライビングコートとも呼ばれるG4。デザインはG9と似ていますが、こちらは裾リブがないためよりすっきりと着こなせます。加えて、着丈も少し長めの設定に。同モデルも優れた撥水性を誇っており、雨の日でも憂いなく着用できます。

3着目『シップス』別注G40

1970年代に販売され、今では廃盤となったG10(現在リリースされているG10はスイングトップではなくコートタイプ)を『シップス』が特別にリバイバル。同ブランドの40周年に復刻したことを記念し、新たにG40という品番が与えられました。表地にはエジプト産のフィンクスコットンをぜいたくに使用。袖口がリブではなくカフスとなっているのも印象的です。

4着目『ビームスプラス』別注G9

『ビームスプラス』別注の逸品は、古き良きオリジナルのG9を再現。当時と同じくクラシックなフィッテングとなっているほか、表地はコットン100%素材で仕立てています。唯一の変更点として、今の着こなしに合わせやすいダブルジップを採用しました。

5着目G10

G10はスイングトップではありませんが、G9がデザインベースとなったステンカラーコートということでご紹介。表地には独自開発の防水素材を使用しており、全天候に対応可能。もちろん、裏地はお得意のタータンチェックです。袖口はポリエステルサテンを使用しており、袖どおりがとてもスムーズ。

『バラクータ』のスイングトップを今季的に着こなすポイントは?

どう合わせてもサマになる『バラクータ』のスイングトップですが、今季らしさを意識して着こなせばワンランク上の着こなしを狙えます。最後は、旬度高く着こなすための3つのコツをお教えしましょう。

ヒント1定番アメカジにほんのりとスポーツ感を注入

見慣れたベーシックなアメカジスタイルも、スイングトップを投入すればスポーツテイストが加わって新鮮な面持ちに変化! 旬なニュアンスの着こなしに仕上がります。街の大人たちの着こなしを見てもわかるとおり、特にウォッシュドジーンズとは相性抜群です。

スポーツ×アメカジの異テイストMIXも、全身をブルー系カラーで連動させればスムーズに馴染みます。ジャケットの裏地とインナーのシャツをチェック柄でリンクさせるなど、さり気ない小技も効果的。足元の『ニューバランス』でよりモダンな印象に。

バスクシャツとヴィンテージジーンズという、西海岸サーファーっぽい着こなしに『バラクータ』のG9をオン。ベージュのスイングトップがややポップなカラーの装いを適度に引き締めます。ボーダーとチェックによる柄×柄が程良いアクセント。

『ヘインズ』の無地Tシャツにスキニージーンズというド定番な組み合わせに、スイングトップでトレンド感を注入! 着こなしがラフになりすぎないようキャップとローファーはブラックをチョイスし、シックな雰囲気も巧妙に織り交ぜました。

ヒント2タイドアップコーデをスイングトップで着崩す

昨今、人気が再燃しているトラッドなタイドアップコーデ。そこにスイングトップを織り交ぜれば、適度なドレスダウンがかないます。『バラクータ』の裏地に使われる英国ムード漂うタータンチェックも、トラッドスタイルとマッチング良好な一因。なお、合わせるボトムスはアンクルパンツや色落ちジーンズなど、抜け感あるデザインが支持率高めです。

ウール素材のスイングトップや温かみある色使いのシャツ&タイで、季節感も巧みに取り入れた上級者。かなり強めの色落ちジーンズをボトムスに用いたのに対し、ジャケットは落ち着いたダークカラーなので、メリハリ感もしっかりと演出できています。

あえて抑揚を抑えたワントーンスタイルで、シャープな印象に仕上げています。軽さのあるアンクルパンツをボトムスに選んで、重さの払しょくにも成功。同系色でシンクロさせたレザーローファー&タイがコーディネートのアイキャッチとして効果的です。

スイングトップやリュック、スニーカーといったスポーティなアイテムを多用し、タイドアップスタイルをカジュアルに彩りました。ジップをオープンしてちらっと見せた鮮やかなチェック柄が着こなしにポイントを添えます。白ソックス使いも今季らしいですね。

ヒント3ニットとのコンビネーションできれいめに装う

スポーツジャケットならではの軽快感は『バラクータ』のスイングトップが持つ強み。ニットとのレイヤリングにより大人に必要な品の良さも入手すれば、軽やかかつ上品な“イイトコ取り”の着こなしをイージーに完成させることができます。

カーキのG9で肩肘張らないイメージを演出しつつ、タートルニットやホワイトパンツで端正さもうまくブレンド。チェック柄とニットのカラーを合わせたおかげで統一感も生まれています。『バラクータ』と同じく英国生まれである『サンダース』のブーツをもってくるあたりも心にくい演出ですね。

インナーとパンツをグレーで統一し、シンプルながら洗練されたスタイリングを構築。そこに、裏地のチェックが効いたG9を合わせることで程良くカジュアルな印象をプラスしています。ダメ押しとばかりに、足元はドレッシーな黒ローファーで締めている点もポイントです。

ブルーのフィッシャーマンニットや白のデッキシューズで、品良くマリン感を落とし込んだスタイリング。首元のストールで華やぎ感を巧みに加えているのも技アリです。仕上げにちょっと渋めのカラーをまとったG9を羽織って、カラーコントラストの効いたスタイルに帰結させました。

ちなみにレディースモデルもあり

実は、『バラクータ』はレディースアイテムも展開。アイコンモデルである「G9」もラインアップされているので、カップルでスイングトップを楽しむのも良さそうです。優れた機能性と汎用性の高いシンプルデザインは、メンズのモデルと同様です。

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