おしゃれの近道。ワントーンコーデをマスターしよう

おしゃれの近道。ワントーンコーデをマスターしよう

感度の高いおしゃれな男性が注目している、ネイビー、カーキ、ブラックなど全身をワントーンで揃えたコーデ。その着こなしのヒントと参考になるサンプルコーデをお届け。

田坂 タケシ

2016.12.24

冬の着こなし・コーデ

最近よく耳にする“ワントーン”コーデとは?

メンズファッションのトレンドでもたびたび話題になるワントーンコーディネートとは、トップスとボトムスを同じ色みで統一する着こなしです。要するに上下同系色ですが、全身の縦ラインが強調されてスッキリとスマートに見せる効果があります。

簡単に実践できそうに見えますが、答えはNO。スタイリングのルールをふまえないとバランス感覚はうまく取れません。そこで今回は、必ずおしゃれに見えるワントーンコーデのコツとヒントを解説します。

ポイントは3つ。ワントーンコーデの超基本事項

ワントーンコーデをうまく着こなすことができれば、全身スッキリと洗練されて見える一方、一歩失敗するとぼんやりした印象に。絶対失敗しないコーデの基本を解説します。

ポイント1ハズしや差し色のアクセントを取り入れること

コツさえつかめば簡単なワントーンコーデを洗練され際立たせる立役者は、差し色やハズしなどのアクセント。たとえばインナーや小物に別の色をプラスすると、まるで額縁が絵を引き締めるようにコーデ全体がぐんとあか抜けたものにイメージアップします。

ポイント2濃淡のグラデーションは統一感と陰影を生み出す

カットソーとパンツを組み合わせるシンプルなコーディネートは、簡単なようでいてなかなか手ごわいもの。色の濃淡を上手に組み合わせたグラデーションを生かせば、統一感と自然な陰影が生まれておしゃれ上級者のような存在感を演出することができます。

ポイント3素材やボリューム感のメリハリは重要なスパイス

グラデーションと同様、素材感やアイテム同士のボリュームバランスは、全身コーデにアクセントを加える重要なスパイスとなります。艶やかなレザーと柔らかなウール素材との対比や、ボリュームあるトップスとタイトなボトムスの組み合わせは好例です。

カラー別に総チェック。ワントーンコーデの着こなし術

ワントーンコーデを上手に取り入れるコツをおさらいしたところで、感度の高いおしゃれ上級者の着こなし例をカラー別で具体的に紹介します。気に入ったところをぜひ真似してみましょう!

カラー1スタイリッシュでシーズンレスなブラック

ブラックには秋冬イメージやフォーマルな印象がありますが、コツをふまえてワントーンコーデに挑戦すれば、カジュアルにもドレスアップにも、また盛夏の折にも涼しげな着こなしを演出することができます。今やブラックトーンはシーズンレスのトレンドです。

インナーに着たブラックのカットソーのみウォッシュ加工が効いて明るい色みになるので、ブラックのワントーンコーデがぐんと洗練されます。パンツの裾を上げて足首を露出することも重要な抜け感演出の1つです。

袖素材が切り替えられたスタジャンをスキニーパンツとコーデ。ブーツまで黒で統一したなかで、白いニットが明るい清潔感をプラスしてくれます。ツヤ感の異なる素材を複数レイヤードしているのも着こなしのポイント。

ボリューム感のあるカットソーをタイトなショートパンツとコーディネート。インナーに着た白シャツの裾やグレーで統一した小物が差し色となるので、暑い時期にも重苦しい印象になりません。

カラー2きちんと感と小慣れ感を演出するネイビー

ネイビーやブルーのアイテムは、デニム素材などカジュアルなものからミリタリーや制服のように格式的なイメージまでバリエーションが豊富。ネイビーの持つきちんと感をしっかりと押さえたワントーンコーデで、カジュアルスタイルを格上げすることができます。

濃紺のデニムシャツと同系色のチノをボトムスに組み合わせるだけで、清潔感あるカジュアルコーデが完成します。きちんと感の決め手は、全体のタイトなサイズ感とインナーや小物で取り入れたホワイトの差し色です。

カジュアル色の強い上下デニムのコーデに、同系色のきれいめコートを羽織ることでぐんと大人の着こなしに。白シャツが差し色になり、帽子やメガネ、レザーシューズの黒が額縁のようにコーデ全体をきゅっと引き締めています。

リペア加工が印象的なダメージデニムも、ワントーンコーデでネイビーのトップスと合わせればきちんと感が倍増します。素足にスニーカーを組み合わせることで、リラックス感もプラスされた大人のカジュアルスタイルに。

カラー3ハードにもソフトにもなる万能選手のグレー

ブラックやネイビーと比べて、グレーはひと言で括ることができないほどバリエーションが豊かな色です。モノトーンでありながら、そのイメージは実に多彩です。淡いペールグレーから重厚なダークグレーのグラデーションを生かしたワントーンコーデを紹介します。

ミディアムからチャコールまでグレーのグラデーションを意識した統一感のあるコーディネート。裾から見えるインナーと足元に合わせたスニーカーの白が、光が当たって見えるように明るさをプラスしています。

ゆったりめのニットやロゴ入りキャップといったカジュアルテイストの強いアイテム同士も、全身を淡いペールグレーでワントーンに揃えることで、とても上品でソフトなイメージに。濃紺のシューズが足元を引き締めます。

チェックシャツをさらりとおしゃれに着こなすことは、実は上級者にも難しい技かもしれません。柔らかな風合いのチェックシャツをブッシュパンツ、キャップなど同系色で揃えて組み合わせれば、全体はこんなにシックにまとまります。

カラー4ミリタリーテイストのハードさを生かすカーキコーデ

トップスでもボトムスでもカーキ色のアイテムはミリタリーテイストと切っても切れない関係にあります。カーキの持つハードなイメージを生かしてワントーンコーデをすることで、装いを大人っぽい落ち着きのある着こなしにクラスアップすることもできます。

カーキベースの刺しゅう入りスカジャンに、リラックス感のある同系色ボトムスをコーディネート。カーキならではのハードさが大人っぽさを足し、インナーの白やアイウェアなどの小物類が清潔感をプラスしてくれます。

ダメージ加工が特徴的なカーキパンツを同系色のミリタリーシャツとコーデ。インナーの白がハードな印象の着こなしをぐんとやさしく中和してくれます。目立つアクセ類を着けないこともあか抜けた装いを仕上げる要因です。

カーキ系グラデーションで合わせたMA-1とチノパンに暗めのグレーインナーを入れることで、全体の印象が秋冬モードの温かな装いに。キャップやソックスのニット小物に白を差し色して、軽快感をプラスしています。

カラー5上品で洗練されたベージュトーンコーデ

ベージュ〜キャメルの淡い茶色系グラデーションは、肌色にも近いのでほかのカラーよりも一層ワントーンの統一感が際立つコーデ。上品、洗練、高級感といったイメージが強いベージュトーンの着こなしは、カジュアルコーデにもハイクラス感を与えてくれます。

ロゴTシャツ+チノパンというカジュアルコーデも、甘いカフェラテのような淡いベージュでワントーンに統一することで、優雅さの加わる着こなしに変身します。濃色のスニーカーや小物類が全体をぴりっと引き締めています。

あぜ編みニットやシャリ感のあるアウターなど、遠目にもわかるアイテムの上質感は、ベージュトーンのなせる業。ハットやシューズ、腕時計など限られたポイントに濃カラーを配することで、着こなしにメリハリをプラスしています。

ベージュ〜ココア色まで茶系グラデでコーディネートを統一した着こなし。ハットやシューズ、スカーフまでさまざまな色と素材感をミックスすることで、上質感とメリハリ感があるコーデを実現しています。サイズのバランス感覚も絶妙です。

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