おしゃれの近道。ベーシックカラー+αを極めよう

おしゃれの近道。ベーシックカラー+αを極めよう

大人の着こなしはベーシックなカラー3色と+αで構成する。これが、おしゃれへの近道です。まずはメンズコーデにマストな色を理解して、着こなしを考えてみましょう。

桐田 政隆

2016.12.01

冬の着こなし・コーデ

メンズコーデはベーシックカラー3色+αがあればOK

男の着こなしは白、グレー、ネイビーの3色が基本です。いずれも、どんな色みにもなじみやすく、トレンドに流されない永遠の定番と言い換えてもいいでしょう。この3色だけでもおしゃれに着こなせますし、これに季節感のある色やトレンドカラーをちょっと足すのもセオリーのひとつ。だんだん年齢を重ねると着こなしにアイコニックな印象はそれほど求められなくなるので、こうしたベーシックカラーの組み合わせが中心になってきます。

また色数を3色程度に抑えるというのも、おしゃれな大人の着こなしの近道かと思います。まずは軸となるベーシックカラー3色と、プラスアルファで押さえたいベージュについて解説します。

ベーシックカラー1落ち着きと知的な雰囲気があるネイビー

スーツやジャケットなどを見てもわかるように、ネイビーはメンズウェアの中核をなす色です。たまに勘違いされる人がいますが、黒ではありませんよ。ネイビーは非常にデメリットの少ない色であり、さまざまなカラーと組み合わせやすい色。

ベーシックカラー2清潔感と軽快な印象がある白

ネイビーと並んで白も基本中の基本となる色です。たとえば白Tシャツにデニムの着こなしを思い返してもらえれば、その普遍性がわかりやすいかと思います。また清潔感が問われるドレスでも不可欠な色ですし、カジュアルでも軽快な印象を与えてくれます。

ベーシックカラー3ユーティリティーなグレー

グレーもマストです。グレーは主役としても、つなぎ役としても活躍できます。また、素材によって色みのトーンや色の風合いを楽しめるのもポイントですね。春夏は88/12やトライブレンドのTシャツ、秋冬はフラノ素材なんかも◎。もしカラバリのチョイスで困ったら、これまでの3色から選べば、あとで後悔することはまずないかと思います。

プラスアルファ落ち着きとウォーム感が特徴のベージュ

ベージュも上の3色に加えてあるといい色ですね。とくに秋冬シーズンは重宝します。特徴は落ち着いた大人っぽい印象。そして秋冬に重宝するウォーム感です。コートやニット系のアイテムに多く、いずれもシックなものが多いと思います。またチノやサファリジャケットなど、硬派なアイテムでも見られます。

押さえておきたい、3色+αのコーデをよりおしゃれに見せる3つのポイント

それではベーシックカラー3色+ベージュを使った配色の、コーディネートサンプルを紹介していきます。ただ漠然と色を取り入れるというより、こちらのポイントを押さえると簡単におしゃれな印象が増すはずです。

ポイント1季節感を取り入れる

季節感を取り入れた着こなしはメンズ、レディース問わずおしゃれな方の共通項です。シンプルなニット×デニムスタイルですが、イエローのニットに、ハラコ素材のベージュのワラビーを合わせることでヘアリー&ウォーム感を出し、秋冬らしさをプラス。ニットとシューズのカラーパレットを合わせている点がおしゃれです。

ポイント2むやみに色数を多くしない

これは男の着こなしで、おしゃれに見えるかどうかの重要な分かれ道。最近では流行りのモノトーンコーデなどを思い返すとわかりやすいかと思います。こちらの方は白、グレー、黒のみのシンプルな色使いですが、シャープでまとまりのある印象になっています。

ポイント3濃淡や素材感でメリハリをつける

季節感と似ていますが、この方のコーデがわかりやすいです。たとえばナイロンのキルティングアウター、コーデュロイパンツは共に冬らしいアイテムですが、素材感でメリハリがあります。またコントラストのある黒の帽子、アウター、スニーカーもポイント。ベーシックカラーでまとめつつも濃淡や素材感でメリハリをつけるとコーデをより楽しめます。

大人におすすめしたい冬のカラーコーディネート

それではこれからの季節にぜひ実践したい、大人におすすめのカラーコーディネートのサンプルをご紹介していきます。またいずれも基本でもあるので、トレンドを問わずに使えるコーデです。

配色1ネイビー×ブラウン

とても相性がいいことで知られるネイビーとブラウン。イタリアではアズーロ・エ・マローネといっておしゃれの常識となっています。これはドレスやジャケパンスタイルからカジュアルにも応用できるので、ベーシックカラーのネイビーにぜひブラウンを合わせてみましょう。

ネイビーのチェスターコートにブラウンのニットを合わせた着こなし。さりげなくインナーにブラウンのカットソーを挟んであるのもおしゃれです。またオリーブのパンツをはじめ、いずれもシックなトーンでまとめて、秋冬らしい季節感もあります。

ネイビージャケットにブラウンのニットを合わせています。タートルネックでトレンドを加味しているところもポイント。またダークトーンのチェック柄のスラックスも秋冬らしいアクセントになっています。くるぶし丈で重すぎない印象があるのもいいですよね。

ちなみにブラウンはマロンやキャメル、ベージュも許容範囲で、似たような相性の良さがあると捉えていいと思います。たとえばネイビージャケットにチノパンの相性も良く、ビジカジなどでブラウンより軽快な雰囲気が好ましいときにも選択肢のひとつになります。

配色2ワントーン

ここ数年でトレンドでもある同系色のアイテムでまとめた着こなしです。ブラック、グレー、白のモノトーンから、ネイビートーンやベージュ&ブラウントーンなども当てはまります。ストライプやチェックなどの柄でアクセントを加えると、味気なさも心配ありません。

サキソニーのシックなジャケットにストライプシャツからパンツまで、ネイビーで統一した着こなし。ワイドシルエットのパンツを合わせることで、コーディネートにメリハリも生まれています。黒のクラッチと革靴で、今っぽいシャープな印象もあります。

こちらはグレーを中心としたモノトーンコーデです。シャツとパンツ、肩掛けしたカーディガンに杢調のグレーをチョイスしている点もハイセンスだと思います。また白のソックスで程よい抜け感を。黒のスエードローファーでスタイルがマイルドに締まって見えます。

ベージュを中心としたおしゃれなレイヤードですね。セットアップのジャケパン、プラスベストもベージュで統一して、レイヤードならではの重層的な魅力があります。ただベージュなので重さが感じられず、インナーの白Tシャツで抜け感を出したところもポイントです。

配色3ベーシックカラー+アースカラー

ベーシックカラーにアースカラーを取り入れることで、簡単に秋冬らしい季節感を演出できる効果もあります。また相性もいいので、コーディネートがまとまりやすい点もメリットです。

ベーシックカラーのグレー×ブラックのボーダーニット、白のパンツとジャックパーセルのモノトーンコーデに、アースカラーであるオリーブのミリタリーライクなアウターを合わせた着こなし。ちょっとビビッドなメリハリ感はありますが、暖かい日ならこれくらいコントラストがあってもいいかも。

ベージュのトレンチコートに、アクセントになるオレンジのマフラーをプラス。秋冬は小物使いでアースカラーを取り入れるのも賢い着こなしです。こちらのマフラーは起毛感のあるカシミヤ素材とタータンチェックがアクセントとして効いています。

チャコールグレーのタートルネックニットにベージュのチノ、これにアーシーなブラウンのコートを羽織っています。『パラブーツ』のマロンのファー付きミカエルもいいアクセント。『ダントン』のコートに施されたロゴが、無地がメインのスタイリングならではの重さをやわらげる、程よいガス抜きになっています。

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