地味にすごい!グレースーツが品格のある男を演出する

地味にすごい!グレースーツが品格のある男を演出する

ビジネススーツの基本色はネイビー、ブラック、そしてグレー。なかでも今冬はグレースーツに注目です。欧米ではフォーマルにも着られる格調高い色なのです。

池田 やすゆき

2016.11.14

アウター
スーツ
冬の着こなし・コーデ

グレースーツはビジネススタイルだけでなく、フォーマルにも着られる格調高いスーツ。

日本では冠婚葬祭などフォーマルな席でブラックスーツを着用しますが、欧米ではグレースーツが格調高いとされますので、冠婚葬祭での着用は一般的です。さらにグレースーツには、「礼節」や「従順」「謙虚」、「知的」で「誠実」な印象もあるため、ビジネスマンにふさわしいのもおわかりいただけるかと思います。チャコールグレーなど濃色のものは、より落ち着いた印象、ライトグレーになるほどモダンな印象に。グレートーンの濃淡でスーツを揃えておくと、いろいろなシーンで使えるのではないでしょうか。

グレースーツはシーンに合わせてトーンで着分ける

グレーとひと言でいっても、濃いものから薄いものまであります。濃いものはチャコールグレーといって、黒に近いものまでありますし、薄いものは水墨画のような淡いものまで幅広いグレートーンがあります。素材もモヘアのグレーなら光沢があってフォーマル寄りですし、グレーフランネルなら秋冬の英国調トレンドにも合致します。もちろん好みで着分ければいいのですが、ここではグレートーンで分類してみました。ご参考ください。

カラー1チャコールグレー

こちらは、イタリアのファブリックメーカー、レダ社の生地を使ったチャコールグレースーツ。重厚感があり、落ち着いたトーンのチャコールグレーは貫禄たっぷり。ビジネスにはもちろん、フォーマルな席にも似合いますよ。

カラー2ミディアムグレー

誰にでも似合う中間トーンのミディアムグレーは使い勝手抜群。チャコールほど堅くなく、やわらかい雰囲気に仕上がります。こちらは英国的なチェック柄が施されたおしゃれなデザイン。この冬はタートルネックニットなど、英国調をゆるく着るのが今年らしい取り入れ方ですよ。

カラー3ライトグレー

フォーマルな印象が強い濃いチャコールグレーとは異なり、軽快なライトグレーのスーツ。こなれ感がありあか抜けた雰囲気が特徴です。こちらのスーツは薄くて軽いトロピカル生地を使用しており、見た目も着心地もライトな仕立て。立体的なラペルが男らしいデザインにも注目です。スタイリッシュで洗練された着こなしに仕上がります。

グレースーツは、どんな色も許容する懐の深〜いスーツなのです

カラーリングを考えるとき、グレースーツほど合わせる色に制限のないスーツはありません。地味色のネクタイだって、派手色のシャツだって合わせられます。その理由はちょっと難しくいうと、グレーは「無色」なので、赤、青、黄色、緑などの「色」とぶつかることがないんです。ネイビースーツに赤のネクタイなんて合わせたら「大統領か!」とつっこまれそうですが、グレースーツならお構いなし。ということで、旬の色合わせとおすすめのコーディネートについて見ていきましょう。

ブラウンを差してモダン味な印象に

ライトグレースーツに茶×白のストライプタイ。もちろんシャツも白で合わせます。グレーとブラウンのコンビネーションは、チャコールグレーとダークブラウンになるとぐっと大人っぽくなりますが、このぐらいのトーンで合わせるとすっきりモダンに着こなせます。ネクタイがサテン地で光沢があるところも、Vゾーンを引き立てるポイントです。

ブラックタイで引き締めるモードなスタイリング

モノトーンコーディネートって、黒のスーツに白のインナーと思われているかもしれませんが、グレースーツにだって使えます。ここで活躍するのがブラックタイです。ブラックタイなんて、お葬式のときしか使わないと思っているかもしれませんが、グレースーツに合わせたモノトーンのコーディネートにも使えるんです。色を使わないストイックなコーディネートは、ビジネスでも使えますよ。

ベージュのタイと合わせるときはトーンも合わせて

旬なカラーリングとしてベージュのネクタイを合わせる着方をご紹介しておきましょう。グレー×ベージュのカラーリングは、一見思いつかない新鮮な合わせ方。そもそもベージュタイ自体があまり一般的ではないかもしれませんが、こういう意外性のある合わせ方に使えるので、誰でも簡単におしゃれに見えます。ここで重要なのは、スーツのグレーとタイのベージュは同じぐらいのトーン(明るさ)にしておくこと。チャコールグレーのスーツに淡いベージュタイだと胸元がやけに浮いてしまいますので。あくまでワントーンコーデとおぼえておいてください。

ネイビー〜ブルーなVゾーンとも相性良し!

ネイビースーツにブルーのシャツ&ネイビータイで、青のグラデーションコーディネートはよくありますが、グレースーツのVゾーンをブルーのシャツ&ネイビータイでまとめても、こんな感じで品よくまとまります。ブルーでなくても、赤でも黄色でも、グリーンでも他色でも全然OKなのですが、ビジネスカラーとしてはブルー系がよろしいかと。ちなみに、このグレースーツはスーツじゃなくてジャケットとパンツのセットアップですが、コーディネートは参考になりますよ。

黒タートルなら、ネクタイなしでもビジネススタイル

最近はネクタイをしなくてもいい会社も増えていることですし、スーツのインが必ずしもシャツ&タイでなくても良いわけです。そこでおすすめなのが、黒タートルニットの合わせ方。先程ブラックタイでモノトーンという着こなし方をご紹介していますが。こちらも黒のタートルニットでモノトーンスタイルです。このようにスーツにタートルを合わせるコーディネートはドルチェビータスタイルといって、おしゃれなイタリア人には鉄板のコーディネートです。日本人にも似合いますので、ぜひ。

グレースーツと同じくトーンのグレーのタイ

これは高度なテクなのですが、割と簡単にできるのでご紹介しておこうかと。グレースーツと同じくトーンのグレーのタイを見つけ出して白シャツで合わせるワントーンコーディネートなんです。これデビュー当時の『トムブラウン』が提案していたコーディネートで、今見ても全然古くさくないんです。『トムブラウン』のスーツはものすごくエクストリームなシルエットですが、クラシックなスーツでもこのカラーリングテクは使えます。どんな色でも許容するグレーに、あえてのグレータイという裏技。使いこなせたら、おしゃれ上級者の仲間入りです。

    KEYWORD関連キーワード
    RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事

    BACK