ビジネスマン必見。スーツに似合うコートと着こなし方

ビジネスマン必見。スーツに似合うコートと着こなし方

スーツに似合うコートって何? そんな悩みが浮上するのが秋冬ですよね。そこで、ビジネスマンにおすすめしたいコートや、その着こなし方のポイントを整理しました。

池田 やすゆき

2016.11.11

アウター
コート

脱オジサンコート! 会社に着ていけて、しかもおしゃれなビジネス対応アウターはこれ

おそらくビジネスマンの大半がベージュもしくはブラックのステンカラーコートを着ているのではないでしょうか。でもあれって本来レインコートなので、真冬の着用は裏地がついていたとしても少々肌寒いんですよね。それに、普通に着ているだけだと、どうしてもオジサンっぽいというか。

とはいえアウトドア用のダウンジャケットでは暖房の効いた電車の中じゃ暑くてかないません。いまどきはシャツの下に防寒下着を着ていたりしますので、薄手のコートでもいいのですが……。おしゃれビジネスマンに最適な防寒用アウターを選んでみましたのでご検討ください。

タイプ1テーラードコート

チェスターフィールドコートが代表的ですが、クラシック(=「最高峰」の意。「古典的」の意ではありません)なテーラードコートは、当然のことながらスーツの上から着ることを前提にしたものですので、スーツで出勤する人には絶対的に似合います。ただし少々堅苦しい印象になる場合がありますので、「おいおい、今日はめかしこんでどこへ行くんだ?」みたいな空気になることもあるので着こなす自信がない方は、ほかのコートにしようかなと躊躇すると思うのですが、絶対1着は持っておいたほうがいいです。なにせ冬場の冠婚葬祭に出席するときマストですから。

タイプ2キルティングジャケット

薄手のナイロン生地に中綿をパディング(挟み込むこと)して、ダイヤ状にステッチをかけたキルティングジャケットは、英国発祥の乗馬用ジャケットです。余計な情報ですが、元々は英国王室の馬の背に掛けるブランケットだったナイロンキルティングをジャケットに仕立てて、愛馬とペアルックにしたのがはじめとか。ちょうどスーツのジャケットが隠れる腰丈で中綿入りなので防寒性があり、日本の都会の冬ならこれで十分暖かく過ごせます。

タイプ3ミリタリージャケット

えっ、会社にミリタリー? と思われるかもしれませんが、M-65やM-43など、ミリタリージャケットをベースにした防寒用コートは多くのブランドがリリースしています。ナイロンやポリエステル生地できれいめなデザインを選べば馴染みますのでご安心を。

タイプ4ピーコート

よくご存じの方なら「ピーコートだってミリタリージャケットじゃん」って常識ですよね。ただしこちらは上記のミリタリージャケットと違って、ウールメルトンのものが主流です。着こなし方もちょっと違ってきそうです。ちなみにピーコートのピーは「P」ではなく「PEA」。ピーコートが船乗りたちの制服だったことから、船のイカリを指す「PEA」を冠しています。

タイプ5ダウンジャケット

冒頭で「アウトドア用のダウンジャケットでは暖房の効いた電車の中じゃ暑くてかないません」と書きましたが、そんな日本や都市部でもダウンを着られるようにモダナイズされたモデルがあります。スーツにも似合いますし、薄手のダウンを封入しているのでボリュームも控えめなんです。

通勤用の冬コート、選び方のポイントって何?

スーツに似合うコートを挙げましたが、おしゃれに着こなすためには選ぶ際に注意が必要。早速、選び方のポイントについて解説します!

ポイント1コートは中に着るジャケットの裾がはみ出さない着丈を選ぶこと

コートの着丈が短すぎて、スーツのジャケットの裾がのぞいてしまうのはイケませんね。当然ブルゾン丈ではいけないわけです。ショート丈のコートはカジュアルな印象ですので、若々しいイメージがありますし、ロング丈のコートはフォーマルにも適したドレッシーなものですので、TPOで着分けるのがいいかもしれません。

ポイント2必ずスーツの上から試着してサイズ感を確かめること

カジュアルなシャツ1枚の上から羽織ってサイズ感を確かめても、スーツを着てから羽織るとキツいのは当然のこと。スーツのジャケットは肩周りの作りが結構重厚ですので、コートもスーツの上から着てみてサイズ感を判断しましょう。必ずスーツより1〜2サイズ上ですが、試着してみないとわからないものです。ジャケット代わりに羽織るような着方をする場合は、少々タイトめのものがいいのですが、スーツの上から着るオン・オフ兼用にするなら慎重なサイズ選びが肝要です。ちなみに個人的には、スーツの上から着る用のコートは、ジャケット代わりに着ないほうがいいと思います。

ポイント3無地&ビジネスカラーのものを選ぶこと

コートの中はスーツのときもあれば、ジャケパンやニットのこともあると思います。その際、コートが色物だったり、柄物だったりした場合にはコーディネートしにくいので、無地&ビジネスカラーのものを選ぶのが安心です。ヨーロッパのおしゃれ人の中には、こだわりの色柄コートを着ている人も少なくありませんが、そういう方は合わせるインのスーツやジャケットも相応の色柄ものだったりして、すでに完璧なコーディネートとして用意しているのです。普通のビジネスマンが真似するとケガしますよ。

正統派? ミスマッチ派? 通勤コートの着こなし事例

通勤コートの選び方がご理解いただけたところで、実際の着こなし例について見ていきましょう。エレガントなスーツに合わせた上品なコートを合わせるか、意外なコンビネーションでミスマッチを狙うか。アナタはどっち派?

チェスターコートはキャメルカラーが最旬

もっともドレス感度の高いチェスターフィールドコートは、黒などダークカラーだとフォーマルな印象が強すぎてしまいます。もちろん、冠婚葬祭に着ていくのなら結構ですが、ビジネスに着るならダークカラーより、キャメルや明るいグレーなどがよいでしょう。

キルティングジャケットはウール素材が通勤向け

ブラック、ネイビー、ブラウンなどのベーシックカラーなら、通勤コートとしても着こなしやすいというもの。ナイロンのキルティングジャケットより、ウールのキルティングジャケットのほうが、スーツに合わせやすいですね。

スーツにミリタリージャケットというミラノ紳士のコーディネート

ファッションに自由なミラノのビジネスマンたちが、スーツにミリタリージャケットを羽織ったのがはじめといわれるコーディネート。ネイビースーツに、着込んで味のでたカーキのミリタリージャケットを羽織るのが、ミスマッチでこなれた印象なんです。

ミリタリー由来のピーコートはショートコートの代表格

ダブルの襟、大きめのリーファーカラーに貫禄が漂うピーコート。ショート丈のメルトンコートとして、ジャケットの上から着るのに適したシルエットなので、ビジネススタイルにぴったりなのはいうまでもありません。色も黒、ネイビーといった色が一般的なので、安心して会社に着ていけますよね。

ダウンジャケットはあえて正統派スーツと合わせる

『カナダグース』のダウンジャケットをネイビーチェックスーツに合わせて。アウトドアテイストのダウンジャケットを、上品なスーツに合わせるミスマッチですが、シェルの素材感がマットなのでテカテカのアウトドアナイロンダウンよりも大人っぽく着こなせます。

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