街でも山でもコーデの主役。男が頼る、ダナーのブーツ

街でも山でもコーデの主役。男が頼る、ダナーのブーツ

米国を代表するアウトドアブーツメーカー『ダナー』。機能美が光る同社のブーツは山使いはもとより街履きとしても頼もしい存在です。象徴的モデルとともにコーデ例を公開!

山崎 サトシ

2016.11.09

ダナー(Danner)
ブーツ
トレッキングブーツ・シューズ
冬の着こなし・コーデ

そもそも『ダナー』とは

1932年にチャールズ・ダナー氏、ウィリアム・ウィエンハーグ氏とその甥の3人により、アメリカ・ウィスコンシン州で産声を上げた『ダナー』。設立当時は低価格のワークブーツを販売していました。1936年にはオレゴン州・ポートランドに拠点を移し、事業をチャールズ1人で行うように。第2次世界大戦中に入るときこり用の作業靴メーカーとして有名になりますが、チャールズが病気を患ったため、息子のビル・ダナー氏が業務を引き継ぐようになりました。1960年代には後に看板アイテムとなるアウトドアブーツの生産を開始、そして1979年に世界で初めてゴアテックスを使用した、今日まで続く定番ブーツ“ダナーライト”を完成させました。

ゴアテックスやビブラムソールといったハイクオリティーな素材を駆使し、タフなアウトドアユースにも耐える質実剛健な同社のブーツ。高いポテンシャルを誇るだけに、活躍するシーンはフィールドだけにとどまりません。そう、大人の街履きとしても実に有能なんです。

いずれのモデルも完成されたグッドデザインで、カジュアルな着こなしはもちろん、きれいめコーデのハズしとしても効果を発揮。大人のスタイルをセンス良く彩ってくれます。しかも、アウトドアブーツは今季の一大トレンド。あらゆる意味で、『ダナー』のブーツは“買い”なんです。

絶対手に入れておきたい。『ダナー』の秀作3選

『ダナー』を語るうえでハズせない鉄板モデルをピックアップ。まずはここで紹介する定番型を持っておくのがベターな選択といえるでしょう。ちまたのおしゃれ人の履きこなし術もあわせてチェック!

モデル1:ブランドの代名詞たるモデル“ダナーライト3”は必携!

世界初のゴアテックス搭載ブーツとして1979年に誕生した“ダナーライト”。その第3世代となる現行モデルがこの“ダナーライト3”です。オリジナルモデルが生まれた当初から変わることなく、今もなおポートランドのファクトリーにてハンドメイドにこだわって生産され続けています。ゴアテックス使いならではの優れた防水透湿性、そしてアウトドアブーツの王道を行くベーシックデザインも大きな魅力。大人の日常において良きパートナーとなってくれることは確実です!

アウトソールには高レベルの耐摩耗性とグリップ性を兼ね備えるビブラム社のクレッターリフトソールをピックアップ。それゆえ、悪路だってほとんど苦になりません。このあたりはさすがアウトドアブーツです。

さらに、ステッチダウン製法を採用している点もポイントのひとつ。この製法は足へのなじみも抜群に良いため、非常にコンフォータブルな履き心地です。しかもソール交換ができるので、長年にわたり愛用できます。

トップスはダウンベスト、ボトムスにはアルパインライトパンツを選択したアウトドアコーデ。足元にもってきた“ダナーライト3”が着こなしのアクティブテイストに拍車を掛けます。ただし、細身のサイズバランスで都会感も封入。

質実剛健さがウリの“ダナーライト3”は、男っぽいミリタリースタイルともご覧のとおり相性良好。量感あるブーツをあえてスリムパンツと合わせることで、ボリュームにメリハリを出したのもスタイルポイントです。

ワイルドなデニム・オン・デニムスタイルのアクセントとして“ダナーライト3”を投入した彼。ボリューミーなアウトドアブーツは、タフなデニムコーデを一層引き立てます。インナーのチラ見せも緩急付けに効果を発揮。

マウンテンパーカーにデニム、足元は“ダナーライト3”でアウトドアMIXにスタイリング。スニーカーだと軽快な印象になりますが、ブーツなら重厚感が出て、秋冬の重めの着こなしとも相性良く仕上がります。

パーカーにボーダーカットソー、そしてショーツと、少しゆるさのあるアイテムを中心にスタイルメイク。ウェアが全体的にシンプルなので、色合いの鮮やかなニットキャップやボリューミーな“ダナーライト3”をスパイスとして駆使しました。

モデル2:名作ブーツの後継モデルたる“マウンテンライト”も見逃せない

1960年代に米国・バックパッカーマガジン社から「理想的なハイキングブーツ」として認定された名作、“マウンテントレイル”の後継モデルとして、1980年代前半に開発された“マウンテンライト”。今なお色あせることなく世界中で愛される、不朽のマスターピースです。こちらも裏地はゴアテックス素材を用いており、防水性・透湿性は折り紙付き。ビブラム社製のアウトソールや衝撃吸収性に富んだミッドソールなど、ソールへの注力もさすがです。

アッパーに起用された風合い豊かなフルグレインレザーは防水加工が施されており、ちょっとぐらいの雨であれば余裕で対応! しかも、上質なリアルレザーだけあって経年変化の表情も抜群です。自分だけの味に育てましょう。

シューレースホールの代わりに、アッパーにDリングをあしらった点にも注目。これはハイキングブーツの象徴的なディテールの1つで、足元にしっかりとしたホールド感を生み出してくれるんです。

グリーンの発色豊かなダウンジャケットに合わせて、“マウンテンライト”のシューレースも緑にアレンジしたおしゃれ巧者。着こなしに一体感が生まれています。インナーのアースカラーニットで落ち着かせたのもニクいですね。

ポケット刺しゅうが効いたマウンテンパーカーに切り替えがユニークなシャツを合わせた、個性あるマッチアップ。トップスレイヤードに遊びがあるので、主張しすぎない黒の“マウンテンライト”で大人っぽさも意識しました。

“マウンテンライト”やクライミングパンツなど、アウトドアテイストのアイテムをメイン使い。それでいてきれいめなイメージにまとまっているのは、秋らしいカラーリングや細身のサイズバランスのおかげです。

ブロックチェックネルシャツ×コーデュロイパンツで作った、ウォーム感あるアウトドアスタイル。ほっこりとした印象に偏りすぎないように“マウンテンライト”はブラックをセレクトして、引き締め感もプラスしました。

ジーンズと“マウンテンライト”をモノトーンカラーでリンクさせ、スマートな雰囲気に舵取り。さらに、ジャケット&キャップをウール素材で合わせることによって、さりげなく温かみをまとわせることにも成功しています。

モデル3:待望の復刻モデル“エクスプローラー”なら差別化を狙える

2010年以来のリバイバルを遂げた“エクスプローラー”は、周囲との差別化を狙いたい人におすすめしたい逸品! こちらも“ダナーライト”のデザインを踏襲したアウトドアブーツなのですが、アッパーの素材使いに少し違いがあります。“ダナーライト”はサイドパネルにナイロンを使っているのに対して、今作は上質なスエードを同部位にセレクト。それゆえに、どことなくこなれた雰囲気に仕上がっているんです。

アッパー上部にはシューレースを引っ掛けるスタッドフックを装備。ハトメの上にセットされているので、万が一破損した場合でもハトメだけでひも留めすることが可能です。サイドに付くUSAメイドタグもさり気に主張。

ゴアテックス使いの裏地、ビブラムソール、防水レザーアッパーなど、“ダナーライト”がデザインベースだけあってアウトドアブーツとしての機能は申し分ナシ。そのうえ、シックな色合いのモデルが多いので街でもスタイリッシュです。

無彩色を基調としたレイヤリング&カモフラージュパンツで男らしさを香らせたカジュアルスタイル。足元に抜てきしたブラック仕様の“エクスプローラー”によって、着こなしのクールさを一段と強めています。

ワークパンツとジージャン、そして肉厚なフォルムの“エクスプローラー”で、コーディネートにタフな雰囲気を創出。シワ感あるコートや爽快なホワイトカットソーを使い、武骨な中にリラックス感を封入しているのも高ポイントです。

土臭く見えがちなミリタリーコーデも、無地アイテムが中心ならばすっきりとした見栄えに帰結。足元の『シップス』別注の“エクスプローラー”とニットを同系色で呼応させれば、一体感が生まれてよりアカ抜けた面持ちに。

今季トレンドのレザージャケットを主役としたアーバンなコーデにも、万能選手である“エクスプローラー”は難なくフィット! モノトーン&シンプルをキーワードに、洗練漂うスタイリングを完成させました。

もちろん、彼のような王道アウトドアスタイルに“エクスプローラー”を取り入れるのもおすすめ。ブーツインして足元を際立たせるテクも◎です。垂らしたベルトや迷彩柄のリュックが着こなしの程よいスパイスとして作用。

    KEYWORD関連キーワード

    BACK