アメカジにもアスレジャーにも。今季的スタジャン選び

アメカジにもアスレジャーにも。今季的スタジャン選び

Freeamericanidol読者鉄板のアメカジから注目のアスレジャーまでハマるスタジャン。人気アウターだが、スポーティな表情ゆえに選択が難しいところ。そこで今季的な選び方を紹介。

大中 志摩

2016.10.20

アウター
ブルゾン・ジャンパー
スタジャン

スタジャンを選ぶための3か条

アメカジファッションの定番アイテムであり、メンズファッションに欠かせないアイテムのひとつであるスタジャン。防寒着として誕生したアイテムなのでこれからの季節のアウターとしても重宝する。今回は、そんなスタジャンを選ぶための3つのポイントを紹介していく。コーディネートで失敗しないためにもポイントをしっかりと押さえたアイテム選びを心掛けたい。

ポイント1なりたいイメージ合わせて色や加工を選択

元々はスポーツのときに着る防寒着として誕生したが70年代にファッションアイテムとして一般層に広まり、今やアメカジやストリートスタイルに欠かせないアイテムのひとつとなったスタジャン。シンプルに着こなしたいのであれば袖と身頃がワントーンで作られたタイプ、こなれ感を演出したいのであれば袖と身頃がバイカラー仕様になっているタイプがおすすめ。レッドやブルーの明るめのバイカラーならば着こなしのアクセントとして使いやすく、ブラックやブラウンのバイカラーであれば洗練された大人の印象を作りやすい。

ポイント2自分の体型に合ったジャストサイズがベスト

スタジャンをカッコ良くスマートに着こなすために注意したいサイズ感。ストリートなアイテムなので大きめのサイズ感を選んでしまうとストリート色が強くなりすぎ、野暮ったく見えてしまい、だらしない印象を与える危険性も。スマートかつ清潔感のある着こなしを目指すのであれば自分の体型にあったサイズを選びたい。逆にストリート色を強く主張したいのであれば大きめのサイズを選ぶのはアリだが、やりすぎるとマイナスな印象しか与えないので適度なサイズ選びを心掛けて。

ポイント3自分のコーディネートに合わせやすい素材を選ぶ

スタジャンはウールとレザーを組み合わせたものが一般的なデザインとして流通しているが、そのほかにもウールだけやスウェットだけ、オールレザーなどさまざまなバリエーションで展開されている。ウールとレザーのコンビ仕様はカジュアルさと高級感が絶妙にマッチし、定番の組み合わせだけあって幅広いスタイルに応用可能。ウールだけやスウェットだけは軽快な印象でカジュアル感が強調される。オールレザーは重厚感が強くなり、武骨なスタイルに。それぞれ違った雰囲気が楽しめるので生地の特徴を理解したうえで自分のコーディネートに合わせた素材を選びたい。

スタジャン選びに迷ったら、定番ブランドのこの商品を選ぼう

アメカジスタイルの定番アイテムであるスタジャン。長く付き合いたいなら品質にこだわり、ベーシックなデザインのものを選ぶのが賢い選択だ。ここではそんな良質なスタジャンを展開しているブランドとアイテムを紹介していく。

アイテム1『グラム』ヒューゴスタジアムジャケット

あらゆるスタイルにグランジというフィルターを通し、エレガントなエッセンスを散りばめたスタイルを提案している『グラム』。さまざまなマテリアルからモチーフを拾い上げたオリジナリティーあふれるデザイン性に定評がある。レザーとメルトンの切り替えを取り入れ、無地の立ち襟を採用して現代的なミニマルなデザインを構築。ストリートな雰囲気を残しつつメルトンの上品な素材感が大人っぽい表情へと導いてくれる。

アイテム2『アヴィレックス』ナイロン アワードジャケット ニューヨーク

人気ミリタリーブランドとして多くの人の支持を集めている『アヴィレックス』。いくつものフライトジャケットを正規支給品として軍に納入し続けた実績もあり、品質の良さはお墨付き。無駄のないデザインとノスタルジックな味わいが特徴だ。こちらはナイロンツイルを使用したタフな一着。フロントをジップ仕様にアレンジし、胸と背中にはお馴染みのグラフィックを落とし込んで現代的なデザインへと仕上げている。

アイテム3『タトラス』×『レミ レリーフ』インディゴスタジャン(アラスカ刺しゅう)

素材から縫製にいたるまでこだわり、品質の高さから多くの支持を集めている『レミ レリーフ』と機能的、洗練された、唯一無二という3つの普遍的テーマを生かしたオリジナリティーあふれる造形美が特徴の『タトラス』とのコラボモデル。ユーズド感のあるデニムを使用しており、裏地にはスカーフ柄を用いてさりげないアクセントを加えている。背中にはALASKAと白熊の刺しゅうをオン。美しいインディゴ染めにも注目したい。

アイテム4『リチウム オム』スーパー100’sウール×ラムレザースタジアムジャンパー

着る人のパーソナリティーを大切にし、ミニマルなデザインとシルエットにこだわったアイテムでシンプルかつエレガントなスタイルを提案している『リチウム オム』。デザインだけでなく、素材選びにもこだわっており、上質感のあるラインアップが特徴だ。ミニマルなデザインとタイトなシルエット、モノトーンの配色でモードな雰囲気に。ボディーには尾州で織られた上質なメルトン、袖にはキメの細かいラムレザーを使用している。

アイテム5『ローター』スタジャン

『ローター』の魅力といえば、スケードボードやモーターサイクルなどの要素を取り入れた独自の世界観。ポップな色使いやユニークな発想が具現化された個性あふれるデザインなど他ブランドでは決して真似できないラインアップを展開している。表地には適度なハリ感と光沢があり、シャリ感を抑えた上質なナイロンを使用することで安っぽさを払拭させた。ポップな雰囲気ながらも、素材感や細部のディテールにこだわることで大人っぽさをアピール。撥水加工もうれしいかぎり。

アイテム6『ディテールズ』ラムレザーアワードジャケット

『ディテールズ』というブランド名は、“全体に対する部分図・細部”に由来。皮肉などを意味するIrony(アイロニー)なものづくりをコンセプトに、トレンドにとらわれることなく、デザイナーの感じる今を表現したアイテムを展開している。『ディテールズ』のスタジャンはラムレザーのスタイリッシュな切り替えが印象的。また、落ち着きのあるカラーリングでパーカーなどと合わせたカジュアルな着こなしからニットなどと合わせた上品な着こなしにも使える。

アイテム7『ステュディオス』レザー切り替えスタジャン

ドメスブランドにこだわったセレクトが特徴の人気セレクトショップ『ステュディオス』。オリジナルブランドでは、ミニマルなデザインで洗練されたアイテムを展開している。タイトなサイズ感とシンプルなデザインでモードな雰囲気に仕上げたスタジャン。身頃には厚みのあるウール地を使用し、ナイロンとのコンビ使いで耐久性も確保。硬いウール地を柔らかく仕上げることでしっとりとした質感に。熟練の国内タンナーでナチュラルに仕上げられた上質なラムレザーを使用した袖部分は、着込むことで味わい深い経年変化を見せてくれる。

アイテム8『ビームス』スタジャン

人気セレクトショップ『ビームス』のスタジャンはリブ編みのニット地で作られた襟が特徴的。襟のデザインは元々ワークウェアなどに取り入れられていたスパニッシュカラーを採用している。ベーシックなデザインと落ち着いたカラーリングで汎用性も高い。袖に洋革を組み合わせることで高級感のある雰囲気に仕上げている。

アイテム9『アタックザマインドセブン』ニュー スタジアム2 WM

『アタックザマインドセブン』は、気取らずに着用できるような日常着や着るだけで体を美しく見せる独自のフィッティングと着心地の良さを重視したアイテムなど、トレンドを気にせず長く愛用できるものづくりを行っている。同ブランドの中でも毎シーズン高い人気を誇るスタジャン。今季はより高密度で風合いのある生地と高級感のあるカウレザーを組み合わせてカジュアルなデザインに上品さをプラスした。

アイテム10『クライミー』アルパカ アワード ジャケット

映画や音楽など、それらが生まれたカルチャーの中に息づく“アメカジ=不良スタイル”をスパイスに、いつの時代も色褪せることのないファッションを追求している『クライミー』。ボディーには上質な肌触りが特徴的な柔らかいベビーアルパカの毛足をあしらい、アーム部分にはオイルをたっぷりと染み込ませた、柔らかく袖通しの良いカウレザーを使用。保温性から着心地、デザイン性とすべての要素にこだわったハイエンドな一着となっている。

お手頃価格だけど質は確か。2万円以下で手に入る人気ブランドのスタジャンはこれ

おしゃれなアイテムは欲しいけど価格的にも手が出ないという人はこの10ブランドのアイテムをチェックしてみては。どれも2万円以下で手に入るアイテムを選んでいるので比較的手が出しやすいはず。

アイテム1『ウィスドム』ノーカラースタジャン/17,280円(税込)

『ウィスドム』は、『ディテールズ』のセカンドライン。サイズ感と素材の風合いにこだわり、ストリートとモードが融合したようなプリントデザインが特徴だ。ユニセックスで展開している。保温性に優れ、肌触りの良いメルトン素材を採用したトレンド感のあるノーカラージャケット。バランスの良いシルエットとレイヤードスタイルに相性抜群なノーカーラーのデザインがポイント。シンプルながらもブランドらしさが詰まったアイテムとなっている。

アイテム2『レイジブルー』スタジャン/10,260円(税込)

アメカジとヨーロピアントラディショナルの要素を組み合わせ、素材とディテールにこだわったラインアップが特徴の『レイジブルー』。そのときそのときのトレンドを取り入れたデイリースタンダードなスタイルを提案している。袖部分にしなやかなフェイクレザーを合わせて高級感のある見た目を演出。オーストラリア産のメリノウールを使用しており、しなやかでソフトな肌触りと美しい光沢感が楽しめる。

アイテム3『アメリカンフィットUSA』×『ジャーナルスタンダード レリューム』サテンジャケット/12,960円(税込)

メイド・イン・USAにこだわったトレンド流されないオーセンティックなものづくりが魅力的な『アメリカンフィットUSA』と『ジャーナルスタンダード レリューム』のコラボモデル。ボディーには軽い着心地で風を通しにくいナイロン素材を使用している。ラグランスリーブで動きやすさを確保しつつ、袖口のリブを配色で切り替えスポーツテイストをプラス。カジュアルなスタイルやシャツを合わせたトラッドなスタイルまで幅広くこなしてくれる。

アイテム4『ベースコントロール』TC裏毛スタジャン/6,501円(税込)

あらゆるスタイルのベースとなるようなシンプル、ベーシック、リーズナブルなアイテムを展開しているブランド。素材は柔らかく軽い裏毛素材を使用している。フロントのスナップボタンやリブのライン、ラグランスリーブの配色などオーセンティックなデザインはそのままにコンパクトなサイズ感でスタジャン特有の野暮ったさを払拭した。軽く柔らかな素材感なのでカーディガン感覚で羽織れる便利な一着。

アイテム5『ディテールズ』メルトンアワードジャケット/17,280円(税込)

定番ブランドのおすすめでも紹介した『ディテールズ』から2万円以下で手に入るスタジャンも展開されている。こちらは袖部分に合皮を使用することでリアルレザーのような高級感をキープしつつもコストダウンに成功。フロントはファスナー仕様にすることで着心地の良さをプラスしている。シルエットが美しく、幅広い着こなしで活躍してくれる一着だ。

アイテム6『アウトドアプロダクツアパレル』メルトンスタジャン/10,584円(税込)

1973年にアルトシュールブラザーズによって設立された老舗アウトドアブランドの『アウトドアプロダクツアパレル』。アウトドアスタイルはもちろんカジュアルなデザイン性が特徴でバッグを始めさまざまなアイテムを展開している。そんな同ブランドのスタジャンは、袖にしなやかなフェイクレザーを採用し、オーセンティックなデザインを構築。程良くゆとりのあるサイズ感でレイヤードスタイルにもぴったり。中綿のキルティング仕様で防寒性も高い。

アイテム7『エルアンドハーモニー』スーツ地スタジャン/13,932円(税込)

“好きな(Like)ものと住む(Live)生活(Life)の中に存在する音の調和”を、コンセプトにしたものづくりを行う日本ブランド。スーツ地で仕立てることでカジュアルなアイテムであるスタジャンをスマートな雰囲気に仕上げたユニークなアイテム。薄手ながらも裏地が付いており、袖通しもスムーズに行える。スタジャンの野暮ったさが苦手という人にもおすすめしたいスマートな一着だ。

アイテム8『ジョーイファクトリー』メルトンスタジャント/14,904円(税込)

日本を代表するミリタリーブランド『ヒューストン』の兄弟ブランド。『ジョーイ』というブランド名には、洋服を着ることで楽しい気持ちになってほしい、楽しい場所に着ていってほしいという願いが込められている。合皮とメルトン生地の定番的な組み合わせながらも随所に配した大胆なリブ切り替えがアクセントに。存在感がありながらもシンプルに仕上げているので幅広い着こなしで活躍してくれること間違いなし。

アイテム9『ディッキーズ』ナイロンツイルスタジャン/8,100円(税込)

『ディッキーズ』は、1922年にアメリカ・テキサス州で誕生したワークブランド。同ブランドの顔といるワークパンツをはじめ、バッグやキャップなど幅広いアイテムを展開している。撥水加工を施したナイロンツイルを採用することでミリタリー感をプラスしたスタジャン。光沢のあるボディーは、アメカジを代表するアイテムながらもどこか洗練された印象に仕上がっています。

アイテム10『ノックスルーアブストラクション』フードスタジャン/18,360円(税込)

抽象=今、具現=過去と位置づけニュースタンダードなリアルクローズを提案している『ノックスルーアブストラクション』。ちょっと遊び心の効いたスタジャンが欲しいという人におすすめしたいのがこちらの一着。フードは取り外し可能でフードを外してスタンドカラーとしても使える2 way仕様となっている。切り替えが施された袖はタイトめに設計されているのでスタイリッシュに着こなすことが可能。

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