今さら聞けない……。ミッドセンチュリー家具とは

今さら聞けない……。ミッドセンチュリー家具とは

ミッドセンチュリー家具をご存じですか? 男心をくすぐるデザインで多くのインテリア好きに愛されています。年々注目されているのでぜひこの機会に知っておきたいところ。

mitakehan

2016.10.19

インテリア
家具

ミッドセンチュリー家具とは?

インテリア雑誌などでよく目にする「ミッドセンチュリー」という名前は、1900年代中頃に製作されていた家具デザインの総称として知られています。それまでの家具のデザインとは大きく転換した新しいムーヴメントが巻き起こり、現代に至ってもインテリア好きな男性を中心に支持を集めています。個性的なデザインの数々はどんな部屋も満足できるリラックス空間に飾りあげてくれるのです。

初心者必見。ミッドセンチュリー家具の代表ブランド

まずは押さえておきたいミッドセンチュリー家具の代表ブランドをご紹介。この3つを押さえておけば大丈夫!

ブランド1『ハーマンミラー』

アメリカを代表するミッドセンチュリー家具メーカー。多くのデザイナーが在籍しさまざまなヒット商品を生み出しました。中でも世界中で認知されているイームズのシェルチェアは、『ハーマンミラー』が展開している商品の中でも最大のヒットとなり、今もなお多くの人に愛されています。ジョージ・ネルソン氏など有名なデザイナーを抱えていたことでも有名。

ブランド2『ノール』

『ハーマンミラー』と並ぶミッドセンチュリーブームの火付け役で、アメリカの家具デザインを革新させたインテリア業界の最重要ブランド。バウハウスやクランブルックからデザイン思想を受け継いだ創業者のハンス・G・ノール氏は、建築家のミース・ファン・デル・ローエ氏など著名なデザイナーとのコラボを実現させました。『ノール』の代表的なバルセロナチェアは世界的にも人気を博しています。

ブランド3『アルネ ヤコブセン』

北欧デンマークを代表する建築家でデザイナーのアルネ・ヤコブセン氏は、セブンチェアなど曲線を生かしたデザインで有名。第2次世界大戦時にスウェーデンへ亡命した際には、妻と2人でテキスタイルを始め、生計を立てていました。帰国後の1950年台に入り椅子などの製作を始め、そのデザインはヤコブセン亡き後も多くのメーカーが引き継ぎ現代へと引き継がれています。

おしゃれな部屋作りに活用したい。ミッドセンチュリー家具20選

センスあふれるミッドセンチュリーの家具は、おしゃれなメンズルームによく映える欠かせないアイテムです。3つの代表ブランド以外にも多くのブランドがあり、それらの家具は時間を経ても新鮮な驚きがあります。ミッドセンチュリー家具の中でも人気の高いアイテムをご紹介。

アイテム1『ハーマンミラー』イームズ シェルチェア サイドチェア

チャールズ&レイ・イームズ氏がデザインした、『ハーマンミラー』のヒットアイテム「イームズ」シリーズ。さまざまなバリエーションが展開されていますが、中でもベーシックで丸みのあるシェルチェアにダウエル・レッグという木製の脚をベースにしたチェアが人気です。

アイテム2『ハーマンミラー』イームズ シェルチェア アームチェア

アームがついて腰周りをすっぽりと覆うシルエットで製作された、イームズシェルチェアシリーズのアームチェアバージョン。正規販売店や一部の店舗では、シェルやレッグなどがオーダーできるのでインテリアに合ったカラーリングや素材が選べます。

アイテム3『ハーマンミラー』ネルソン マシュマロソファ

ジョージ・ネルソン氏がデザインした円形のクッションが独特なマシュマロソファは、『ハーマンミラー』の中でもイームズと並んで人気の高いアイテムです。正規販売店でのオーダー次第では、クッション1つひとつのカラーや素材が選べて遊び心満載。

アイテム4『ハーマンミラー』イームズ ハングイットオール

ポップなカラーリングがミッドセンチュリーらしい、イームズ氏がデザインしたハングイットオール。始まりは子供向けに作られていたので見た目にも楽しいデザインでしたが、黒などのシックなバリエーションも加えられて大人も楽しめます。

アイテム5『イサムノグチ』サイクロンテーブル リプロダクト

かつてハーマンミラー社から販売した、彫刻家で家具デザイナーのイサム・ノグチ氏がデザインしたサイクロンテーブルをベースにしたリプロダクト品。丸い天板と複雑に絡み合ったワイヤーレッグが、芸術家イサム・ノグチ氏の感性をのぞかせる一品です。

アイテム6『ハワードミラー』アイクロック

ミッドセンチュリーのアイコンともいえるジョージ・ネルソン氏が製作した、もっともネルソン氏らしい個性的なデザインのアイクロック。名前のとおり「目」をモチーフに作られていて、時計の機能もさることながら作品そのものがアートといえる出来栄えです。

アイテム7『ハーマンミラー』ネルソン スワッグレッグワークテーブル

垂れ下がった足という意味をもつスワッグレッグと名前がつけられた、ジョージ・ネルソン氏デザインのテーブル。元々はワークテーブルとして製作されたため、作業時の足周り可動域が広く天板も広々としています。現在ではダイニング用としても人気があります。

アイテム8『ノール』バルセロナチェア

建築家のミース・ファン・デル・ローエ氏がバルセロナ万博で、スペイン国王夫妻のためにデザインした椅子。製作不可能とされたデザインをノール社だけが完成させ、以後のミースデザインはノール社のみが使用でき、その証としてバルセロナチェアを今も作り続けています。

アイテム9『ノール』チューリップスツール

エーロ・サーリネン氏がデザインしたチューリップスツールは、5年もの歳月を費やし完成させたそれまでの椅子の概念を覆したスツール。足元の不快さを極力少なくするために、一本足の椅子を生み出しました。今もこの形の椅子はいたるところで見ることができます。

アイテム10『ノール』ダイヤモンドチェア

ハリー・ベルトイア氏デザインのワイヤーチェアコレクションのひとつがダイヤモンドチェア。3D感を感じる立体的な造形が特徴で、ワイヤーアイテムながらラグジュアリーさを兼ね備えたチェアを製作。カジュアルの枠を飛び越えた椅子として人気を博しました。

アイテム11『ノール』ベルトイアサイドチェア

ダイヤモンドチェアと同じくワイヤーコレクションのサイドチェア。彫刻のようなアート感をワイヤーで表現したチェアは、最高峰の溶接技術を用いて製作されています。正規販売店ではカバーの種類も変えられるので、インテリアとしても自由度が高いアイテムです。

アイテム12『フランクロイドライト』タリアセン2

ミッドセンチュリーの照明家具としてはトップレベルの知名度を誇る、フランク・ロイド・ライト財団が協力したリプロダクト製品。フランク・ロイド・ライト氏の幾何学的なデザインは光の加減も計算され、存在感だけではなく実用的なアイテムとしても評価されています。

アイテム13『フランクロイドライト』タリアセン ペンダント

木材のシャンデリアともいえるデザインは、ミッドセンチュリー以前にも『フランクロイドライト』が採用していたもの。リプロダクト製品として販売されていますが、そもそも劇場用としてデザインされたこのアイテムは光量も十分にあり、さらにデザイン性も高いアイテムとして人気があります。

アイテム14『フリッツ・ハンセン』シリーズ7

アルネ・ヤコブセン氏がデザインしたシリーズ7(通称:セブンチェア)は、『フリッツ・ハンセン』の代表アイテムともいえるアイテムです。シンプルでどんなインテリアにも溶け込むデザインで、すっきりとした曲線が存在感を放ちヤコブセン氏の代表的なアイテムとして今も知られています。

アイテム15『ローゼンダール』バンカーズクロック

アナログの時計でありながらデジタルのような雰囲気をもつアルネ・ヤコブセン氏の時計は、インテリアにもすんなりはまるデザインセンスが光るアイテム。シンプルなのに目を引く造形は、時計である前にオブジェとしても完成されていて壁を印象的に飾ります。

アイテム16『フリッツ・ハンセン』ドロップチェア

アルネ・ヤコブセン氏がデザインしたドロップチェアは、コペンハーゲンにある5つ星ホテルのSASロイヤルホテルのために設計された特別なチェアのひとつ。中空構造のプラスチック製になっているので非常に軽量で、柔らかな曲線のデザインは座り心地も抜群です。

アイテム17『フリッツ・ハンセン』カイザー・イデル テーブルランプ 6631 ラクサス

デザイナーのクリスチャン・デル氏がデザインしたカイザーイデルシリーズの復刻版で、ドイツ官公庁でも使用されていたためプレジデントランプとも呼ばれています。ミッドセンチュリーの特徴を体現しているデザインは、ほかのインテリアともマッチします。

アイテム18『フリッツ・ハンセン』PK22 ラタン

ポール・ケアホルム氏デザインのPK22は水面を波立たせるアメンボのようなフォルムが独特な、ミッドセンチュリーを代表するデザインのひとつ。ミース・ファン・デル・ローエ氏がデザインしたバルセロナチェアにも通じるフォルムで、座り心地も抜群です。

アイテム19『フリッツ・ハンセン』PK31 2シーターソファ

PK22シリーズにも見られるすっきりとしたレッグデザインと、革で製作された座面が存在感を醸し出す2シーターソファ。ポール・ケアホルム氏特有のスチールレッグは足元に広い空間が生まれるので、座面の座り心地も相まって極上の快適さを生み出しています。

アイテム20『天童木工』バタフライスツール

世界的にも有名なデザイナーの柳宗理氏が製作した、日本が世界に誇るミッドセンチュリーアイテム。ニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションとして収納されているバタフライスツールは、薄い木材の目を互い違いに張り合わせ強度をもたせています。

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