センスで勝負。普通のおしゃれを目指す5つのポイント

センスで勝負。普通のおしゃれを目指す5つのポイント

普通におしゃれと言ったりしますが、それって何なのでしょう? 奇抜なアイテムを選ぶのではなく、ナチュラルにセンス良く見せるコーディネートのポイントをお伝えします。

平 格彦

2016.10.12

秋の着こなし・コーデ

普通のおしゃれを作る、5つのポイント

センス良く見られたいと思うあまり、個性的なアイテムに頼りたくなったことはありませんか? 個性を追求しても悪くはありませんが、大人らしい無造作なおしゃれを作るポイントはほかにあります。アイテムの選び方を始め、シルエットやカラーリングまで、ここで徹底的に大人のおしゃれについて考えてみましょう。

ポイント1 :シックでシンプル (=上品) なアイテムを取り入れて大人らしく

大前提として、30代はもう大人。服装にも “大人らしさ” がないと似合いません。ただし難しいことはなく、シックでシンプルなアイテムを取り入れればOKです。白いシャツはその筆頭。上質なニットやカーディガンも大人らしいムードです。また、アウターがエレガントなだけでも大人っぽい印象になります。

シンプルでシックなホワイトシャツが基本

シンプルなホワイトのシャツを着こなすだけで、大人っぽいイメージが築けるという好サンプル。ハンパ丈のリブパンツを合わせても落ち着いた印象です。無地のアウターを合わせれば冬の着こなしも完成。

おすすめアイテム『シップス ジェット ブルー』コンフォートシャツ

きれいめなカジュアルスタイルに用いる白いシャツはオックスシャツが定番ですが、ネルシャツでもホワイトなら上品なニュアンスです。袋襟やマチといったヴィンテージ品のディテールを採用していますが、無地のホワイトが新鮮。モデル名どおりの快適な着用感も大きな魅力。

上質なカーディガンで大人らしいムードを演出

Tシャツにスウェットパンツとスニーカーを合わせたラフなコーディネートも、シックなカーディガンを合わせるだけで大人なニュアンスに。ハイゲージのシンプルなカーディガンは、大人な着こなし作りに欠かせない必需品です。

おすすめアイテム『アーバンリサーチ ドアーズ』Vネック カーディガン

イタリアのハーモニー社が生産した高品位な糸を使ったミラノリブ編み生地のVネックカーディガン。袖と裾のリブを薄めに仕上げているため、サラッとはおることができる仕上がりです。どんなコーディネートでもきれいめにアレンジしてくれるので、1枚あると重宝。

エレガントなチェスターコートでコーデを格上げ

スウェット、ジーンズ、スニーカーというセットは、かなりカジュアル。そこに上質なウール素材のチェスターコートを重ねるだけで、こんなにも大人っぽくまとまります。コート類のなかでもっとも上品なチェスターコートも大人なマストアイテム。

おすすめアイテム『レイジブルー』チェスターコート

高品質なオーストラリア産のメリノウールを用いたチェスターコート。繊維が細くて肌触りが柔らかく、美しい光沢がエレガントなニュアンスを振りまきます。シンプルなデザインなので、インナーによってスタイリングのイメージが変わるのも特徴です。

ポイント2 :“無地” のアイテムをベースにして着こなしを組み立てる

柄物が悪いとは言いませんが、着こなすにはそれなりのセンスやテクニックを必要とします。ということで “普通のおしゃれ” を目指すなら無地を軸に。装いのベースを無地にすることで、組み合わせの幅もかなり広がります。無地のシンプルなアイテムは品質が際立つので、できる限り上質な素材を選ぶのもポイントです。

無地のシャツがコーデに落ち着きをプラス

総柄を選びがちなアイテムの代表格がシャツ。それを無地にするだけで、こんなにも大人な印象にまとまります。リーズナブルなシャツを選んでも、カジュアルなパンツを合わせても、無地のシャツを用いれば落ち着いた雰囲気に。

おすすめアイテム『ル ジュン』コットンフランネルBDシャツ

ソフトなコットン素材を用いたフランネル生地のホタンダウンシャツ。軽やかな生地感ですが、ウォーム感も漂っている仕上がりです。無地に加えてダークトーンなので、かなり落ち着いたニュアンス。大人な着こなし作りに重宝します。

カジュアルなスウェットも無地なら大人顔

プリント入りを選びたくなるスウェットシャツも、シンプルな無地のほうが大人なイメージ。この一枚は素材も上質な別注品なので、いっそう落ち着いた印象を与えています。

おすすめアイテム『チャンピオン』×『ナノ・ユニバース』別注ライト裏毛プルオーバー

ライトウェイトで長いシーズン着用できるスウェットシャツ。薄手でソフトなタッチの素材なので、着用感も快適です。さらに、ラグランスリーブにすることで動きやすさにも配慮しています。ガゼットやオーバーロックスステッチといった王道仕様を踏襲する一方、サイドポケットなどの機能性もプラス。

上質な素材を際立たせる無地ニットで上品に

カジュアルなアイテムのなかで上質感が漂う素材といえば、断然ニット。無地ならその質感がいっそう引き立ちます。スウェットパンツを合わせても、全身無地ならかなり上品。

おすすめアイテム『ファイバーテックス』×『ビームスライツ』別注 クルーネックニット

起毛感があって保温性も高いカシミヤ混生地を起用したクルーネックニット。1956年に創業したイタリアの名門ニットブランドが手掛けています。シンプルなデザインだからこそ、上質感が匂い立ち、大人なムードを放っています。

ポイント3:アイテム・色・小物・着こなし。どれかに旬を1割取り入れて

ポイント1&2を踏まえたコーディネートを原則としつつ、単なるベーシックと一線を画すなら、トレンドの要素を少しだけ取り入れるのが得策。具体的には、全体の1割程度を旬な要素に置き換えるイメージです。わかりやすいのは色使いで、全身の1割くらいの面積で旬なカラーを取り入れると好バランス。アイテム、小物、着こなし術などで旬な要素を取り入れても今っぽさがナチュラルに演出できます。

タートルネックニットで首周りを今季らしく

ここ数シーズンのトレンドとなっているタートルネック。そんな仕様のニットをインナーで取り入れると、定番アイテムのみのスタイリングでも、首周りから新鮮味が広がります。

おすすめアイテム『トローヴ』ミックスタートルネックニット

アルパカのなかでも最高品質のベビーアルパカをぜいたくに使用した生地のため、滑らかな肌触り。柔軟性と膨らみを持つエクストラファインウールと、軽快なナイロンをブレンドすることで、快適な着心地を実現しています。また、ローゲージと編み柄が表情を付与。

旬なホワイトカラーの差し色をちらっとのぞかせて

首周りや足元、裾からのぞくインナーなどに旬色を差すと、トレンド感を無造作に取り入れることができます。今ならホワイトがイチ押し。爽やかな印象も演出できます。

おすすめアイテム『グリーンレーベル リラクシング』ビッグ/ワッフル ロング ハイネック カットソー

保温性と通気性と兼ね備えたワッフル生地を使用したロングスリーブのカットソー。ロング丈になっているため、インナーとして着用しても裾からのぞかせることができます。また、トレンドのハイネック仕様を取り入れているため、首周りにもホワイトを効かせることができます。

トレンドのツバ広ハットを1点投入

すっかり定番アイテムとして定着したブリムが長めのハット。かぶるだけでおしゃれに映るから不思議です。シンプルなタイプなら、普通の装いにも取り入れやすく、寝グセ隠しにも重宝(笑)。

おすすめアイテム『ナノ・ユニバース』ロングブリムハット

今シーズンのコーディネートに欠かせない存在といっても過言ではないロングブリムのウールハット。リボンを細身にして同色にすることで、シックなニュアンスにまとめています。シンプルな表情でスタイリングもしやすい仕上がりです。

ソックスのチラ見せテクでコーデをアップデート

暖かい季節は袖まくりが無造作感を演出する定番テクニックですが、今の季節はそれを足元に応用した、ソックスをチラ見せするのがおすすめ。抜け感が絶妙で今っぽく映ります。

おすすめアイテム『コーエン』レッグソックス

秋冬の着こなしで活躍すること間違いなしの白靴下。ちらりとのぞかせるだけでャレ感がぐっとアップします。こちらは程良い長さの丈感で合わせやすい一足。

ポイント4 :シルエットは細すぎず太すぎない “ジャスト” が大人の嗜み

若い頃からの名残で、タイトなパンツが好きな人も少なくないようですが、若作りと見られる着こなしは御法度。細身のアイテムは卒業しましょう。その半面、ダボダボなシルエットも絶対NG。ラフで子供っぽく見えてしまうので、ジャストサイズが最適です。シルエットで旬を取り入る場合も “気持ち” 程度が適量です。

程良くゆとりのあるサイジングで上品カジュアル

ジャストなサイズに加え、定番的なイメージのアイテムを選んでいるからこそ、大人っぽくまとまっているコーディネートです。適正サイズの上品なスラックスを、スニーカーで着崩したバランスも絶妙で“普通におしゃれ”。

おすすめアイテム『グリーンレーベル リラクシング』ウールミックス ジャージーテーパードパンツ

温かみのあるウール混素材を使ったジャージー生地のスラックスパンツ。太もも回りに少し余裕を持たせつつ、テーパードさせたシルエットが今っぽいムードを放ちます。太すぎず細すぎないシルエットで幅広いコーディネートに対応。

定番のデニムはジャストサイズできちんと感を演出

コートやニットに加え、ジーンズのサイズ選びも絶妙なほど適正。スタンダードなアイテムをきちんと着るだけでおしゃれに見えるというお手本です。差し色の白も効果てきめん。

おすすめアイテム『デラックス』ストックマン

ストレッチデニムを用いたリジッドジーンズ。やや細めのテーパードシルエットが絶妙で、細すぎず太すぎない印象です。加工タイプやブラックデニムも展開されていますが、“普通におしゃれ”なコーディネートには王道のインディゴブルーが最適。

流行のワイドパンツは“気持ちワイド”が大人流

アウターは気持ちタイト、パンツは気持ちワイドですが、許容範囲内なので大人っぽくまとまっています。シルエットでトレンドを意識するとしても、このぐらいが大人らしい落ち着いた雰囲気を醸せます。

おすすめアイテム『ジャーナルスタンダード レリューム』ストレッチチノスリムテーパードパンツ

程よくフィットするように改良を重ねて開発されてテーパードシルエットが美しいチノパンツ。合わせるトップスによってさまざまなスタイルが楽しめます。抜群のストレッチ性を誇る生地を起用しているため、ストレスフリーな着用感です。

ポイント5:カラーリングは定番カラーをベースに構成する

おしゃれに見せようとして、派手なカラーや奇抜な柄を思い切り取り入れるのは避けましょう。冒頭から説明しているように、あくまでシンプルでスタンダードなアイテムを軸にするのが原則。それは、色使いにおいても一緒です。基本とすべきは、以下の5色程度。強いて言えばカーキ系を加えるくらいでも、十分におしゃれを楽しめます。

カジュアルコーデこそ、ブラックでシックにまとめて

フォーマルな装いでも基本カラーとなっているブラックは、着こなしを上品に引き締めてくれる色。アウトドア系などのカジュアルなアイテムこそブラックを選び、大人っぽい印象に導きましょう。

おすすめアイテム『ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ』3way ボアマウンテンパーカー

マウンテンパーカーもブラックを選べば大人なニュアンス。機能性や収納性も高いので手元にあると重宝します。この一着はボアライナー付きで、ライナー付き、ライナーなし、ライナーのみという3種類の着方が選べます。

クリーンなホワイトで清潔感あふれる着こなしに

ブラックと並ぶフォーマルな基本カラー。その一方で爽やかさも持ち合わせています。最近のトレンドでもあるので、オフホワイトを含めてパンツやニット、インナーなどで多めに取り入れてみましょう。

おすすめアイテム『コーエン』サンタモニカスタイルコーデュロイストレッチスリムパンツ

適度な厚みのあるコーデュロイ素材を用いているため、秋らしい素材感。6色のカラバリが揃っていますが、ホワイトを選ぶと新鮮で爽快です。スリムなシルエットですが、ストレッチが効いているためリラックスできるはき心地。

グレーの色使いでコーデにこなれ感のある着こなしに

モノトーンのひとつということで、コーディネートに取り入れやすい色。ウールやスウェットでは王道のカラーです。上手に着こなすと、都会的なイメージも演出できます。洗練されたイメージを拡大するなら、セットアップもおすすめ。

おすすめアイテム『ナノ・ユニバース』トンプキン裏毛ジップパーカー

カジュアルな着こなしに欠かせないグレーのジップアップパーカー。スポーツMIXスタイルなど、幅広い着こなしに使えます。こちらは洗いこむほど、風合いの増すトンプキン裏毛を使用しており、着込めば着込むほど味が出るのも魅力です。

落ち着きのあるネイビーで上品な装いに

スタンダードにして、多角的な印象を兼ね備えるネイビー。落ち着きある品の良さ、海を感じさせる爽やかさ、ミリタリー調の男っぽさなどを宿しています。同系色でまとめるか、ホワイトと組み合わせると爽快感がアップ!

おすすめアイテム『ナノ・ユニバース』あぜ編みVネックニット

知的で落ち着き感のあるネイビーのニットは大人な着こなしに必須です。すっきりとしたVネックが抜け感を演出し、大人の色気もプラスしてくれます。コーディネートを選ばない汎用性の高さも◎。

温かみのあるブラウンでやわらかい雰囲気を醸出

レザーやスエードの基本カラーですが、広い意味ではチノパンなどのベージュや旬なキャメルもブラウンの範ちゅうに。秋らしい温かみにくわえ、ソフトな品の良さを備えていますので、オフのコーディネートに活用しない手はありません。

おすすめアイテム『クラークス』ワラビー

名作シューズのワラビー。シンプルなデザインだからこそ、ブラウンの色みやスエードの質感などを際立っています。クレープソールで履き心地がソフトなのも大きな魅力。合わせるパンツをえり好みせず、足元から秋らしさが演出できます。

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