白ニットで作るクリーンコーデ。冬こそ清潔感を意識しよう

白ニットで作るクリーンコーデ。冬こそ清潔感を意識しよう

ニットが活躍する季節。ダークになりがちな冬の着こなしを改革してくれる白いニットがイチ押しです。今回はタイプ別に着こなしの方向性を提案。実例を挙げて解説します。

平 格彦

2017.11.22

トップス
ニット・セーター
冬の着こなし・コーデ
CONTENTS目次
万能です。清潔感とこなれ感を両得できる白ニット 
タイプ1:上品な白のハイゲージニットで作る大人のレイヤードスタイル
タイプ2:素朴な白のケーブル編みニットを使ったアーシーな着こなし
タイプ3:上品な白のタートルネックニットで作るエレガントな着こなし
タイプ4:ウォーム感ある白のシャギーニットで作るラフな着こなし
タイプ5:個性的な白系ブロックニットを生かした新鮮な着こなし

万能です。清潔感とこなれ感を両得できる白ニット 

ニットはカラバリが豊富ですが、その中でも特別といえるカラーがホワイト。清潔感があってクリーンで上品、それでいてニット地なので寒々しく映ることはなく、その表情はこなれたムードも振りまいてくれます。1枚あればトップスは安泰とすら言えますし、これからの季節はとくにヘビーアウターのインナーとして重宝します。では、具体的にどう着こなすべきか。ニットのタイプによって異なりますので、以下で解説します。

タイプ1:上品な白のハイゲージニットで作る大人のレイヤードスタイル

簡単に言えば、薄手のハイゲージニットはオールマイティー。カットソー感覚で着こなすことができる薄さと、目の細かいニット地ならではの上質感を備えていますので、どんなコーディネートにも対応してくれます。ただしハイゲージ特有の薄さを生かすなら、レイヤードスタイルが絶対。個性が演出できるうえに温度調整もしやすくなるので、すぐにでもマスターすべきです。

シャツの上にニットを重ねるのが定番

最もスタンダードなのは、シャツの上にニットを重ね、さらにアウターを羽織るコーディネート。写真の着こなしは、デニムシャツの上にハイゲージのクルーネックニットを合わせつつ、ダウンシャツを重ねています。それぞれにアイテムは薄手ですが、レイヤードによって保温性を高めたお手本。ネイビー×ホワイトの色合いが好印象です。

ニット+セットアップ+アウターが最近のおすすめスタイル

最近人気のカジュアルなセットアップは、ニットを使った冬場のレイヤードスタイルにも使えます。グレーのセットアップはボームスパン生地を使ったオーセンティックな印象。そのインナーに12ゲージのニットを組み込むことで、大人なカジュアルスタイルのベースを構築。『カナダグース』のダウンジャケットも含め、モノトーンで揃えてクールにまとまっています。

ハイネックのハイゲージニットでハイグレードな重ね着に

こちらも上質なウールストレッチ生地のセップアップを活用。グレンチェックがトラッドな気品を宿しているので、タートルネックのハイゲージニットがよく合っています。セットアップスタイルによって大人な品位を確保したうえで、『ピレネックス』のダウンジャケットを重ね、カーキの旬度と高い防寒性を上乗せ。

タイプ2:素朴な白のケーブル編みニットを使ったアーシーな着こなし

フィッシャーマンニットに代表されるケーブル編みのニットは、独特な編み柄が特徴的。粗野で素朴なニュアンスを振りまきます。その魅力を拡大するのは、同じようなイメージを持つアースカラーのアウターを合わせるのがおすすめ。具体的には、キャメルやベージュ、ブラウンといった色みのアウターを重ねて、マイルドに仕上げると新鮮な印象が築けます。

キャメルのダッフルコートの中に差すのが典型例

今シーズンはダッフルコートが注目を集めています。その定番カラーのひとつがキャメル。そのインナーに白いケーブル編みのニットを合わせることで、素朴な温かみを増幅しながらクリーンで上品なイメージを加味することもできます。どこか柔らかさのあるマイルドな着こなしは大人にぴったり。

ダウンコートを合わせつつカラーリングで軽快に

キャメルのファー付きダウンコートをセレクトしつつ、インナーにケーブル編みの白ニットをセット。パンツもベージュを選び、全体的に明るいトーンで揃えているのがポイントです。アイテム自体はラギッドな雰囲気ですが、アースカラー×ホワイトという配色で軽快かつ大人っぽくまとめています。

ブラウンのボア付きコートと白いニットは好相性

ブラウンのムートンジャケットは、ボアの部分はホワイトというのが定番。その事実こそ、ブラウンとホワイトの相性の良さを物語っています。アウターがバイカラーなので、それ以上は色数を増やさないためにもホワイトのニットが最適。ケーブル編みの表情が質感の違いを強調してくれるので、溶け込み過ぎることなくバランスの良い上半身に仕上がります。ラフにまとめるならデニムパンツ、上品に仕上げるならスラックスなどを合わせれば完成。

タイプ3:上品な白のタートルネックニットで作るエレガントな着こなし

ホワイトのタートルネックニットは、ニットの中でもかなり上品な印象のアイテム。カジュアルな着こなしを品格アップする際も役立ちますが、ニットの魅力を生かすならキレイめなアウターを合わせてエレガントな着こなしに導くのがイチ押しです。具体的には、チェスターコートに代表されるシンプルで着丈が長めのアウターと相性抜群。品良くまとまりつつ、ニットの質感が際立ってこなれ感が適度に生まれるので一石二鳥です。

チェスターコートで品良くスタイリングするのが基本形

ケーブル編みの白いタートルネックニットに、上質な生地のチェスターコートを合わせたコーディネート。そこにスラックス系のウールパンツとレザーシューズを合わせれば、最上級のきれいめカジュアルスタイルがすぐに出来上がります。これからの季節は足元にブーツを合わせるのもおすすめ。

ロング丈のノーカラーコートで少しカジュアルダウン

トレンドのノーカラーコートをセレクト。首周りがスッキリしているため、ネックが高いタートルニットも合わせやすいコートです。チェスターコートと比べると少しカジュアルな印象ですが、丈が長めならエレガントなムード。スニーカーを合わせても大人な印象は損なわれません。

フードコートを使って今季らしくさらに着崩し

注目度の高まっているダッフルコートをアレンジしたようなフード付きのコートが今季は人気。しかもこのコートは人気の続いているカーキで、トレンド性の高い一着です。白いタートルネックニットを合わせれば、バランスの良い大人のスタイリングが完成。スウェットパンツ+スニーカーでスポーティーにカジュアルダウンした好例です。

タイプ4:ウォーム感ある白のシャギーニットで作るラフな着こなし

この冬は毛足が長めのシャギーなニットも豊作。モヘア混素材のニットがその代表格ですが、加工や仕上げで毛羽感を出したタイプも多く見受けられます。見るからにウォーム感のある表情が、こなれたニュアンスを演出。シンプルなタイプを選べば、主役としてもインナーとしても幅広く活躍してくれます。上品な着こなしに合わせるのもおすすめですが、少しラフなスタイルに合わせつつ、白ニット特有の清潔感でブラッシュアップするのがイチ押し。

ダウンジャケットを合わせて都会的アウトドアスタイルに

シャギーなニットは温かみやアウトドアテイストも感じさせる生地感。当然ながら、アウトドアが出自のダウンジャケットとも相性が抜群です。そこで、白いニットのクリーンなイメージを生かしつつ、都会的なアウトドアスタイルに落とし込むのがおすすめ。たとえばブルーのダウンを合わせれば、こんなに爽やかなコーディネートに仕上がります。

モノトーンでクールにまとめたダウンベストの着こなし

ダウンジャケットではなく、ダウンベストを使って都会的なアウトドアスタイルを築くのもおすすめです。ニットがホワイトなので、全身をモノトーンでまとめてクールかつスタイリッシュに演出するのがシティライクに見せる近道。今ドキなイージースラックスもよく合います。

シャギーニットを主役として使っても上質感が大人顔

暖かい日や室内でアウターを脱ぐ際は、シャギーニットを主役として着こせばOK。温かみを感じさせる質感が、こなれたムードを振りまいてくれます。黒いパンツを合わせれば、クールで上品な大人のカジュアルスタイルに。白いシューズやスニーカーをニットとシンクロさせれば、クリーンな印象も増幅できます。もの足りないときや肌寒く感じたときは、ストールなどの巻き物を付加するのが得策。着こなせるシーンが広がります。

タイプ5:個性的な白系ブロックニットを生かした新鮮な着こなし

ここ数シーズンで増えているのが、色を切り替えたカラーブロックデザインのニット。着こなすのが難しそうですが、ホワイトが中心の色使いなら適度な品位や清潔感があってスタイリングに取り入れるのもそう難しくありません。カラーブロックによって上半身が分断され、着やせ効果も期待できますので、活用しないと損です。

ニットの色を拾ってスタイリングするのが基本

ニットはホワイト×ブラック×グレーという配色。そのブラックに合わせてパンツとスニーカーを選び、一体感によって上品な印象を演出しています。その結果、ニットのホワイトが引き立ち、大人な着こなしに。もちろん、ニットのデザインも際立っているので個性的なコーディネートに仕上がっています。

ブラックのパンツ&靴でニットの個性を強調!

切り替え入りのニットはホワイト×グレー×ブラック。モノトーンのカラーリングと白の面積が大きいので大人っぽいムードを放っています。そんなニットを引き立てるため、パンツはあえて系統の異なるカラーをセレクト。上下がチグハグな印象になったと感じたら、白いスニーカーをニットとリンクさせればOK。

インナー使いでアクセントとして活用するのもおすすめ

カラーブロックデザインのニットはインナーとして着用してもインパクトがあります。たとえば、ブラックをベースにしたダークコーディネートの差し色として活用。配色にもよりますが、ニット全体ではなくホワイトの部分が的確なアクセントとなって、着こなしに絶妙なポイントを作ってくれます。

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