ワードローブの基本装備。黒スキニーパンツをおしゃれに着こなしたい

ワードローブの基本装備。黒スキニーパンツをおしゃれに着こなしたい

すでに活用している人も多いでしょうが、黒のスキニーパンツは着こなしに悩まない万能アイテム。はけば即おしゃれにキマる、ワードローブの必需品です。

平 格彦

2019.02.06

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黒スキニーはどんなコーデもおしゃれに見せる万能パンツ!

スリムやタイトよりも細身なのがスキニーシルエット。そして、スキニーシルエットのパンツがスキニーパンツです。そもそも「スキニー」とは「痩せている」「骨と皮の」という意味であり、スキニーパンツはもともと、皮膚のように脚にフィットするパンツを指していました。ただし最近は少し意味が広がり、スリムやタイトよりも細めのシルエット全般を指すと理解したほうが良いでしょう。

そんなスキニーパンツの特徴をもっとも際立たせてくれるカラーが黒。もっともダークで引き締め効果のあるブラックが、細いパンツを一層シャープに見せてくれるのです。モノトーンということで汎用性も高く、あらゆるコーディネートにマッチ。下半身をスマートに見せてくれるので、スタイリング全体をおしゃれに導いてくれます。

黒スキニーを選ぶ際にチェックしたい3つのポイント

定番パンツのひとつだけにバリエーションが多い黒スキニーパンツですが、実際に使いやすいタイプとなると3つのポイントを兼備しているモノがおすすめです。順番に解説しましょう!

ポイント15ポケットタイプがとくに便利!

「スキニーパンツ」はシルエットの種類を指す言葉なので、素材はデニムに限りません。ただし、もっともオールマイティに使えるデザインは、ジーンズの王道である「5ポケット」タイプ。前面に2つのポケット+コインポケット、バックに2つのポケットを備える仕様のことです。5ポケットの場合、L字を描くポケットの縁が高い位置にあるため、腰周りがコンパクトに見え、スキニーパンツの脚長なシルエットが際立つというメリットもあります。ただし、5ポケット型は比較的カジュアルな印象なので、より上品なタイプを狙う場合はほかのタイプを選択肢に入れても良いでしょう。

ポイント2ピタピタ過ぎない程良いゆとりが必須

本来は皮膚のように脚にフィットするシルエットを指す「スキニー」ですが、ピッタリし過ぎてスパッツのように見えてしまっては実用性に乏しくなってしまいます。実際に着回すことを考えたら、適度に余裕のあるタイプを選びましょう。体型によって最適なシルエットが変わってくるので、試着して確認するのが最善策です。

ポイント3ストレッチ素材ならはき心地快適!

多少はゆとりのあるシルエットだとしても、フィット感の高いスキニーシルエットであることには変わりません。細身のシルエットでも着用感や動きやすさを確保するために、ストレッチ生地を絶対条件としましょう! 最近ではストレッチ素材を混紡した機能的な生地が増えていて、スキニーパンツではストレッチ生地が標準となっています。

黒スキニーの魅力を最大限に引き出す、4つの着こなし方程式

スキニーパンツの選び方をインプットしたあとは、黒スキニーパンツを着こなすためのセオリーを4つ紹介します。コーディネートによっては必要以上にモードやロックのテイストが強くなってしまうパンツでもあるので、下記の方程式をヒントにして自分なりの正解を導き出してください!

▼コーディネートの方程式1:モノトーン×黒スキニー

黒スキニーパンツのクールな魅力を生かすなら、全身をモノトーンで揃えるのがおすすめ。基本的には合わせるアイテムを選ばないので、すぐにおしゃれなコーディネートが築けます。

カジュアルなアウターでもモノトーンならシックにキマる

ダウンパーカーをメインにしたコーディネートも、ブラックのスキニーパンツを合わせつつ全身をモノトーンでまとめればシックで都会的なイメージに仕上がります。軽快に見せたいときは、インナーやスニーカーなどで白を効かせればOK!

スキニーパンツを起点にした黒のワントーンコーデ

コーディネートに悩むくらいなら、いっそ全身をブラックで統一するという手段もあり。スキニーパンツはデニム、コートはウール混、インナーはニット、シューズはレザーなど、同じ黒でも素材感を変えることで表情豊かでこなれ感のある着こなしを築くことができます。

▼コーディネートの方程式2:ミリタリー×黒スキニー

定番人気のミリタリーテイストですが、黒スキニーパンツを合わせることで上品に引き締めることができます。とくにミリタリーアウターを大人っぽく着こなしたい場合に活用したいセットです。

オリーブのミリタリーアウターと黒のスキニーパンツは好相性

N-3Bを筆頭に、MA-1、モッズコート、M-65といったミリタリー系のアウアーはすべてオリーブが定番カラーです。オリーブを選んでミリタリー感を強くしても、ブラックのスキニーパンツさえ合わせれば大人っぽくシックに仕上がります。

カモフラ柄も大人っぽく整えてくれるのが黒スキニーパンツ

ミリタリーテイストを強く印象付けるカモフラージュ柄ですが、そんなカジュアルな柄のアウターであっても黒スキニーパンツを投入すれば適度に引き締めてくれます。引き締め役としてはこれ以上ないほどの適任なので、存分に活用しましょう!

▼コーディネートの方程式3:ルーズシルエット×黒スキニー

トレンドとして人気の続いているビッグシルエットですが、全身をルーズにするとだらしない印象になってしまうおそれもあります。そんなときには黒スキニーパンツを合わせるだけで上下にメリハリがついておしゃれに映るので、活用しない手はありません!

ダウンジャケットも黒スキニーで引き締めればスタイリッシュ

ボリュームあるアウターの代表格はダウンジャケット。どんなに肉厚でも、黒いスキニーパンツさえ合わせれば、おしゃれで都会的なコーディネートに仕上がります。この着こなしでは、全身をモノトーンで揃えているのもハイセンスに見せているポイントです。

ルーズなコートとも好相性なので困ったときの相棒に

オーバーシルエットのコートも人気が続いていますが、そのボトム巣にこそ黒スキニーが最適。コートのボリュームとパンツの細いフォルムがお互いに強調し合い、シルエットのコントラストを見せつけてスタイリッシュな印象を振りまいてくれます。

▼コーディネートの方程式4:テーラードジャケット×黒スキニー

ブラックのスキニーパンツは上品だけどカジュアル。そのバランスが絶妙で、テーラードジャケットの着崩しにももってこい。つまり、このセットを活用すると大人なカジュアルスタイルがすぐに完成するというわけです。

カジュアルなテーラードジャケットを使ったオフの着こなし

実はこのテーラードジャケットはキルティング仕様。さりげなく表情があり、力の抜けたオフのジャケットスタイルにうってつけです。黒のスキニーパンツに黒のスニーカーを合わせ、下半身をクールに仕上げているのも巧妙。

オンのビジネスカジュアルにも使えるトラッドな装い

トレンドのトラッドテイストをチェック柄のジャケットとジレで表現。白いタートルネックを組み込むことで、クリーンかつモダンな印象にまとめています。さらに下半身を黒スキニー×黒レザーシューズでまとめ、適度にカジュアルダウンしつつオンでも通用する品位をキープ。

黒スキニーのおすすめブランド8選

ブランド1『デンハム』

人気上昇中のデニムブランド『デンハム』も、スキニーフィットのモデル「ボルト」を提案しています。メンズラインのなかではもっともタイトで、ヒップから裾に掛けて全体的に程良くフィットするように計算されています。「FOREVER BLACK」の略である「FBL」をアイテム名に冠する本作は、非常にダークな漆黒のデニム地を使用しています。

ブランド2『ジースターロゥ』

世界で初めてジーンズに立体裁断を取り入れたことで知られる『ジースターロウ』は、スキニーシルエットの3Dジーンズを提案。繊細な切り替えを駆使した立体的なフォルムが特徴的で、細身なのにスポーツウェアレベルの動きやすさを実現しています。前から見ると「◇」型に見える脚のラインは、横から見ると「く」の字型。

ブランド3『ヌーディージーンズ』

美脚シルエットで人気の『ヌーディージーンズ』はスリムなフォルムが基本ですが、そのなかでも細身の定番モデルが「スキニー リン」です。パワーストレッチデニムを使用しているのではき心地は快適。深いインディゴブルーの生地をブラックに染めているので、着込むほどにインディゴが姿を見せるというエイジングも楽しめます。

ブランド4『リチウム オム』

スリムで美しいシルエットに定評があるドメスティックブランドの筆頭が『リチウム オム』です。当然、このスキニージーンズも脚のラインをキレイに見せてくれるフォルムが絶妙です。パーツやステッチまで潔く黒で統一するなど、装飾的な要素を排除したミニマルな表情もブランドの魅力を象徴しています。

ブランド5『マージン』

スキニーパンツはなにもジーンズとは限りません。大人っぽさを優先させたい場合には、あえて5ポケットタイプではなく、ドレス仕様の1本を選択するという手もあります。たとえば、洋服のシルエットと素材の調和を基本コンセプトに掲げる『マージン』のチノパンは、シルエットが美麗でエレガント。コンパクト糸を使ったストレッチ生地もキメの細かい上品な表情を放っています。

ブランド6『サンディニスタ』

シンプルで機能的なアイテムを提案している『サンディニスタ』のスキニーパンツも逸品。流麗なシルエットはもちろん、ディテールまで凝った作りが圧巻です。たとえばオリジナルのストレッチ生地は、ピュアセーム加工によって上品な光沢感をプラス。岡山県のなかでもこだわりが強い工場に縫製を依頼し、細部にまでヴィンテージ感を表現しています。

ブランド7『エヌエヌ バイ ナンバーナイン』

『ナンバーナイン』のデニムラインからの1本。腰周りをシャープに見せる斜めのダーツや音符柄の裏地といった独自のディテールで人気を集めているジーンズを、チノクロスでアレンジ。ブランドが得意とする美しいシルエットも健在です。ストレッチ性に優れる生地は岡山産で、基本的なクオリティも折り紙付きです。

ブランド8『ジョンローレンスサリバン』

もっとも上品なスキニーパンツはスラックス。上品なテイストを最優先にするならば、選択肢の1つとしておすすめです。スラックスのなかでも『ジョンローレンスサリバン』の1本は、テーラードの技術をベースにしているだけあって構築的で美しいシルエットが別格。テーラードジャケットとのセットアップでも活用できます。

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