上品にもラフにも。ハイゲージカーディガン着こなし帖

上品にもラフにも。ハイゲージカーディガン着こなし帖

さらっと羽織れて、使い勝手の良いカーディガン。中でもハイゲージ仕上げのカーディガンは上品にもラフにも対応してくれる。今回はそんなハイゲージカーディガンをご紹介。

大中 志摩

2016.09.13

トップス
カーディガン
秋の着こなし・コーデ

秋の着こなしに重宝するハイゲージカーディガン。そもそも、”ハイゲージ”とは

ニット製品でよく耳にするゲージとは編み目のことを指しており、この数字が大きくなればなるほど編み目が細かく、小さければ小さいほど編み目が大きい。一般的に12ゲージ以上がハイゲージと呼ばれそれ以下はローゲージと呼ばれている。ハイゲージカーディガンは、編み目が細かいので見た目にも上品な印象があり、オンスタイルからオフスタイルまで幅広いスタイルに合わせることができる便利なアイテムだ。

オン・オフで使えるハイゲージカーディガンを選ぶポイントは、サイズ感と色

ハイゲージカーディガンはダボっと着ると非常にだらしなく見えてしまうが、タイトすぎると女性的な印象になる危険性も。オン・オフで使うならジャストサイズがおすすめ。
また、オフスタイルで使うならどんな色でも問題ないが、オンスタイルで使うことも考えると落ち着いたシックな色みを選ぶのがベター。ここでは、オン・オフ使えるおすすめのカラーをピックアップ。まずは、この3色を手に入れておけば間違いない。

カラー1:知的でシックなネイビーカラー

まずは、ベーシックなネイビー。ネイビーの魅力といえば何といっても知的でシックな雰囲気を演出してくれるという点だ。また、合わせるアイテムを限定しないので、コーディネートの難易度も低い。年齢問わず着用できるので長く愛用できるというのもネイビーのいいところ。

アイテム1『ビームスF』別注イタリー製ハイゲージ カーディガン

毎シーズン高い人気を博す『ビームスF』のイタリーシリーズニット。日本人の体型に合わせてコンパクトなサイズ感に仕上げているので、ジャケットのインナーとして合わせてももっさり感なく着こなすことができる。

アイテム2『ユナイテッドアローズ』リネン コットン ハイゲージ カーディガン

左右のウエストに落ち感のあるポケットをあしらった薄手のVネックニットカーディガン。シンプルなデザインで使い勝手も良く、薄手なのでシーズンを気にせずに愛用することが可能。

アイテム3『ジョンスメドレー』30ゲージ カーディガン

ハイゲージカーディガンを探すうえでマストでチェックしておきたいのが『ジョンスメドレー』。着丈やそで丈を日本人に合わせた作りで、肩回りやウエスト回りをスッキリとしたシルエットにまとめてもたつき感を払拭した。

【オンスタイル】シックなネイビーを軸とした色合わせに注目

ネイビーカラーのハイゲージカーディガンを使った着こなしを紹介。どんなアイテムにもすんなりなじんでくれるのがネイビーの魅力であるが、一歩間違うと単調な着こなしになる可能性もあるので、全体のバランスに注意して。

一見定番のジャケパンスタイルに見えるが、スウェットパンツを合わせカジュアルダウン。このまま会社に着ていくのは難しいかもしれないが、上下でグレーのトーンを変えるなど全体の色バランスは参考にしたい。

全体的にネイビーを意識したトータルカラーコーデ。上半身はかっちりと決めながらもデニムパンツやスリッポンで遊び心をくわえている。カジュアルなアイテムを組み合わせているが、ネイビーをメインにコーディネートしているので上品な雰囲気に。

ジャケットにスラックス、カーディガンの定番コーデは、チェック柄のジャケットで個性をアピール。ネクタイで色物を取り入れてアクセントをくわえている。ワインレッドに近い色をチョイスしているので大人の色気もばっちり。

【オフスタイル】カジュアルコーデをネイビーが大人っぽく仕上げる

ここからはネイビーのカーディガンを休日のオフスタイルに取り入れた着こなしを紹介。ハイゲージカーディガンは取り入れるだけで上品な印象を与えてくれるので、カジュアルな着こなしも簡単に大人っぽく見せることができる。

Tシャツに薄色デニムのシンプルかつラフな着こなしもカーディガンがあるだけで、大人っぽく見せることが可能。インナーとデニムが淡い色合いなので濃いネイビーのカーディガンが着こなしにメリハリを出してくれる。

ハイネックニットにカーディガンを羽織ってきれいめ感を加速させた。上半身をダークトーンでまとめた分、パンツは色の抜けた爽やかなブルーのデニムでバランスを整えている。白のスニーカーがクリーンな印象に。

シャツとカーディガンのきれいめコーデにスウェットパンツを合わせたスポーツMIXコーデ。足元はクラシカルなランニングシューズでこなれた装いにアップデート。シャツの差し色も効果的にはたらいており、全体の色バランスもグッド!

カラー2:こなれたグレー

今回紹介する色の中でもっとも洒落感をアピールしやすいのがグレー。その分、合わせ方次第ではカジュアルな印象が強くなるので、アイテムや色の足し引きをうまく調整するのがポイント。うまく活用することで着こなしに柔らかさを出し、こなれ感を加速してくれる。

アイテム1『アーバンリサーチ テーラー』ハイゲージVカーディガン

なめらかで清涼感のあるコットンニットカーディガン。程良くジャストフィットするサイジングなのでジャケットのインナーはもちろん、幅広いスタイルで活躍してくれる一枚だ。

アイテム2『サイラス』ベーシックニットカーディガン

ストリート・トラッドをコセンプトに掲げる人気ブランド『サイラス』。上質なメリノウールを使用したハイゲージカーディガン。ベーシックなデザインが高級感のある風合いを際立たせ、より上品な雰囲気を醸し出す。

アイテム3『ヒルフィガーデニム』ハイゲージロングスリーブカーディガン

コットン100%のハイゲージ仕立てのVネックカーディガン。肉厚でふっくらと柔らかさもあり、着心地は非常に快適。左胸にはワンポイントとしてフラッグロゴがあしらわれている。

【オンスタイル】ジャケパンコーデにグレーカーデがこなれ感をプラス

単調になりがちなビジネススタイルで差をつけるためにも取り入れたいグレーのカーディガン。どんなスーツにも分け隔てなく活用できグッとこなれた印象が楽しめるので、1枚持っておくと普段のスタイルの幅が広がるはず。

ダークグレーのジャケットには明るめのグレーのカーディガンを合わせてメリハリを出すのが効果的。着こなし全体にまとまり感があり、アイテムごとにトーンを変えているのでリズム感も生まれている。

こちらは、上下でメリハリを出した渋い着こなし。シャツやソックスで適度に白を差し込むことで、のっぺりした印象を払拭している。シャツはグレーのストライプをチョイスしてまとまりを出しつつも適度なアクセントに。

全体をグレーでまとめ、ネクタイとチーフで青を挟んだ爽やかな着こなし。グレーでもトーンを変えることで単調になりすぎる心配もない。チェック柄のジャケットをチョイスしている点も憎い。

【オフスタイル】柔らかい雰囲気のグレーカーデでリラックスムードに

ここからはこなれ感のあるグレーのハイゲージカーディガンを休日スタイルで使ったスタイルをチェックしていく。中間色であるグレーはどんなスタイルにも馴染むだけでなく、どこか柔らかな雰囲気を与えてくれるのでハードな着こなしにもぴったり。

ラフなアイテムをベースに組み合わせたモノトーンスタイル。グレーのトータルスタイルはアイテムがはっきりせず、ぼやっとしてしまうので合わせるときはトーンを変えるのが鉄則。

フロントを全開けしてラフに着こなすのもアリ。Tシャツ、スラックスとシンプルにまとめリラックス感漂うコーディネートに。上半身の色みがぼやっとしているので下半身はダークトーンで締めた。

Tシャツにリブパンツのラフな着こなしも、ハイゲージカーディガンを取り入れれば上品な印象に早変わり。足元はスエードのスリッポンを合わせることで、抜け感を出しつつ大人っぽさもアピールできる。

カラー3:クールなブラック

最後に紹介するのはブラックカラー。スタイルの引き締め効果にも期待ができ、着こなしをクールに演出してくれる。ネイビー同様にどんなスタイル、アイテムにもすんなりなじんでくれるカラーなので、メリハリのある色使いを意識すれば誰でも簡単に着こなすことができる。

アイテム1『デラックス』カーディガン

目の細かなハイゲージニットを使った上品なタッチのカーディガン。ややゆったりとしたサイジングながらもハイゲージニット独特の上品さがスッキリとした印象に。裾脇をボタンで留める仕様にしてさりげない遊び心を加えた。

アイテム2『エストネーション』ハイゲージカーディガン

上質なウール素材で編み上げた繊細な上品さが魅力的な『エストネーション』のハイゲージカーディガン。薄手でミニマルなデザインなので、オン・オフ幅広いスタイルで活躍してくれる。

アイテム3『マスターアンドコー』ウォッシャブルウール カーディガン

こちらは使い勝手のいい、手洗い可能なウォッシャブルウールを採用したハイゲージカーディガン。シンプルなデザイン、ボディーラインに馴染むすっきりとしたシルエットが、大人のスタイリングにもってこい。

【オンスタイル】ブラックカーデがジャケパンコーデをスタイリッシュに

まずは、ブラックのハイゲージカーディガンを取り入れたオンコーデを紹介。ブラックは着こなしを引き締めてくれる色なので、スタイリッシュなビジネススタイルを演出してくれる。では、着こなし方をチェックしていこう。

オリーブのチノパンとグレージャケットの定番ジャケパンスタイル。インナーにブラックのカーディガンを合わせることで着こなし全体がグッと引き締まる。メリハリの効いた洒落感のある着こなし。

ネイビー系のアイテムをメインに合わせたシックなコーディネート。ブラックのカーディガンを合わせることでメリハリをプラス。足元はブラウンのスエードシューズで上品に演出。

モノトーンの色使いをメインにしてスタイリッシュにコーディネート。要所にブラウンやブルー、ネイビーを取り入れてアカ抜けたスタイルに。基本ダークトーンでまとめているのでパンツの白が際立ち、清涼感のあるスタイルに仕上がった。

【オフスタイル】ブラックのカーデで作る大人なモノトーンコーデがおすすめ

次は休日のオフスタイルで取り入れた着こなしをお届け。きれいめはもちろん、カジュアルな着こなしにも相性抜群。着こなしをスッキリと見せてくれるので大人らしいカジュアルなスタイルを作りやすい。

このようにサラッと羽織るだけでも使えるのがカーディガンのいいところ。モノトーンでクールにまとめつつ、インナーにロゴTを合わせて抜け感をプラスした。ストリートスタイルもカーディガンを合わせればどこかクリーンな印象に。

モノトーンでまとめたスタイリッシュなMIXコーデ。シンプルになりすぎないようにハットやサングラスで小技を効かせている。ベージュが入ることで着こなしが立体的に仕上がった。

Tシャツにデニム、スポサンのアウトドアな着こなしにカーディガンをプラス。カーディガンがハイゲージなので品の良さが生まれ、アウトドアスタイルが都会的な表情に。モノトーンでまとめ、より洗練されたスタイルにまとめた。

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