部屋着にならない、おしゃれなトレーナー活用術

部屋着にならない、おしゃれなトレーナー活用術

カジュアルウェアの定番アイテムであるトレーナー。部屋着みたいと敬遠している人も多いのでは。今回は部屋着にならないおしゃれなトレーナー活用術を解説していく。

大中 志摩

2016.08.30

トップス
スウェット・トレーナー
秋の着こなし・コーデ

トレーナーとスウェットの違いとは?

トレーナーとは、もともとは運動用に作られたスポーツウェア。スウェットとほぼ同じアイテムだが、トレーナーはラグランスリーブになっているのが特徴。また、プルオーバータイプのデザインで袖や襟、裾がリブ編みで伸縮性をもたせている。首元に伸び防止としてガゼットが付いているものが多いのもトレーナーならでは。ちなみにトレーナーは和製英語なので海外に行った際は通じないので注意して。

NOT部屋着! トレーナーの選び方

トレーナーはカジュアル感を手軽に演出できる、おしゃれに欠かせないアイテムだが一歩間違うと部屋着感が強くなる危険性も。部屋着感を感じさせない選び方と着こなしのポイントを紹介していく。

▼選び方のポイント

まずは、部屋着感を感じさせないためにも押さえておきたいトレーナーの選び方をいくつかピックアップしてみた。間違えた選び方だといつになっても部屋着感を払拭できないのでポイントをしっかりと押さえて正しい選び方を覚えておきたい。

ポイント1シンプルな無地

トレーナーといえばカレッジロゴがプリントされたものやイラストがプリントされたものが真っ先に思い浮かぶかもしれないが、これらのデザインは子どもっぽく見えてしまう可能性も。大人が選ぶならば着回しにも便利な無地のシンプルなデザインを押さえておくのが無難。

いくら無地のアイテムといっても多少のデザインはほしいという人も多いはず。そんなときは、画像のようにワンポイントのブランドロゴや主張の少ないプリントものなどを選びたい。この程度のあしらいであれば子どもっぽさも感じさせず、さりげないアクセントにもなってくれる。

ポイント2身幅と袖幅はタイトめ

デザインが決まったら次はサイズ感。アイテム的にゆったりとしたシルエットが多いがゆったりしたシルエットだと、どうしても部屋着感が強くなってしまうので身頃、袖幅ともにタイトめをチョイスして。タイトでもトレーナーであれば多少伸びるのでストレスはさほど感じないはず。

タイトめなサイジングであればダボダボとしないのですっきりと着こなすことができ、部屋着感も感じさせない。ただ、タイトすぎると着心地が悪くなるのでだらしなさを感じさせない程度の程よいゆとりを確保してあげるのもポイントのひとつ。

ポイント3落ち着いた色み

最後にチェックすべきポイントはボディーの色。バイカラー仕様のアイテムなども多数展開しているがそれらのアイテムを部屋着感なく着こなすのは高度なテクニックが必要となってくる。まずは、グレーやネイビー、モノトーンなどのベーシックで落ち着いた色みのほうが着こなしやすい。

カジュアルなアイテムなので落ち着いた色みで大人っぽさを演出するのが大切。画像のようなネイビーであればシックな着こなしに。また、落ち着いた色みであればシャツとのレイヤードスタイルも楽しみやすく、メリハリをつけやすい。

▼着こなしのポイント

選び方のポイントがわかったら、次は着こなし方。アイテム選びが完璧でも着こなし方次第では子どもっぽくなってしまうので着こなし方もしっかりとポイントを押さえておきたい。トレーナーと合わせたいアイテムごとに紹介していくのでこれをベースに好みでアレンジを楽しんで。

ポイント1デニムと相性抜群

トレーナーはアメカジファッションを代表するアイテムなのでデニムとの相性は抜群。しかし、ラフに組み合わせすぎると野暮ったくなったり、子どもっぽく見えたりするのでデニムも細身のタイプを選ぶのがベター。すっきりと着こなすことで部屋着感も払拭できこなれた印象にまとまる。

デニムとトレーナーをストレートに組み合わせた着こなし。このままでは、味気ない着こなしになってしまうのでベルトやキーチェーンなどでスパイスを加えることを忘れずに。レザーを取り入れてあげるだけでぐんと大人っぽさが増すのでおすすめだ。

ポイント2きれいめに着こなすならスラックス

スラックスと合わせてきれいめに着こなすのもおすすめ。スラックスと合わせることでカジュアルな印象が自然と和らぐので難易度としては最も簡単だ。程よくリラックスながらもかっちり感はキープできる着こなしなので休日のオフスタイルとしても最適。

カジュアルアイテムであるトレーナーもスラックスと合わせることで大人っぽく着こなすことができる。きれいめとカジュアルさをバランスよく取り入れることで大人のカジュアルスタイルに。メリハリのある配色を気をつければどんなスタイルにもマッチする。

ポイント3アウターはかっちりしたもの

寒い冬はインナーとしても重宝するトレーナー。合わせるならばチェスターコートやピーコートなどかっちりとした印象のアウターをチョイスしてバランスを整えることが大切。カジュアルすぎる組み合わせだと、子どもっぽくなってしまうので注意が必要だ。

ダークグレーのチェスターコートにグリーンのトレーナーを差し込み差し色をプラス。パンツは細身のスキニーをチョイスしているので大人っぽいスタイルにまとまった。落ち着いたグリーンの差し色も好印象。

大人におすすめしたい! トレーナー7選

いくら選び方に沿って選んだからといって、なんでもいいかというと大人の着こなしとしてはイマイチ。ブランド選びにもこだわって上質感のある着こなしを心がけたい。大人におすすめしたいブランドを選んでみたので参考にしてみて。

ブランド1『チャンピオン』

『チャンピオン』に『ナノ・ユニバース』が別注したモデル。薄手でソフトタッチな素材を使用しており、さらにライトウェイトなのでロングシーズン着用することができる。ラグランスリーブなので運動性が高く、フロントガゼット仕様やオーバーロックステッチなどオーセンティックなデザインに仕上げた。

ブランド2『フィルメランジェ』

ボディー表面には超長綿と掛け合わせて紡績されたリサイクルコットンを採用しており、裏面にはオーガニックコットンを用いた吊り裏毛生地を使用。非常にやわらかく軽量で、包まれるような心地よい肌触りに仕上がっている。ややゆとりのあるシルエットにラグランスリーブ仕様なので動きやすい。

ブランド3『レミレリーフ』

ボディーはコットン100%のドライな肌触りなので春・秋・冬の3シーズンで活躍。さらに『レミレリーフ』が得意とする古着本来の経年ダメージによる最も近い仕上げで、独特の風合いが楽しめる。シンプルでプレーンなアイテムなのでどんなスタイルにもすんなりとなじむ。

ブランド4『ループウィラー』

タイトなサイジングでありながらも着心地を計算しつくしたこだわりのシルエットが特徴。ガゼット付きでネック裏には『マルティニーク』のロゴが刺しゅうされている。品質や質感も上質な仕上がりで着込むほどにビンテージアイテムのような味わい深い表情に。

ブランド5『ラコステ』

『ラコステ』のトレーナーは、シンプルなデザインで、スウェットならではのリラックス感のある着心地が魅力的。首元のガゼットなどシンプルにまとめたデザインだからこそ、細部のディテールが際立ってくる。胸元には同色でデザインしたワニのブランドロゴを配置。

ブランド6『ポロ ラルフローレン』

パイル地の中でも薄手で、ストレッチ性の高い裏毛のフレンチテリーを使用している。薄手ながらも非常に肌さわりが良くやわらかい素材なので着心地は抜群。シンプルかつプレーンなボディーの胸元にはおなじみのポニーの刺しゅうが配されており、程よいアクセントに。

ブランド7『ディッキーズ』

裏起毛スウェット素材を用いたスタンダードデザイン。保温性に優れ、シンプルな単色カラーの展開なので幅広いスタイルにカジュアルなテイストをプラスしてくれる。リーズナブルな価格設定も魅力的。カラーも豊富に展開されているので何色か色違いでゲットするのおすすめ。

カラー別に提案! トレーナーの着こなしサンプル

さまざまなカラーが展開されている中、グレー、ネイビー、カーキ、黒、白の定番カラーに注目。WEARのしゃれ者たちを参考にトレーナーをおしゃれに着こなすためのポイントを探っていく。

▼定番のグレー

今回紹介するカラーのなかで最も定番人気なのがグレー。合わせる色や柄を選ばず、程よくヌケ感を与えてくれるのでこなれたおしゃれな雰囲気も簡単に作れる。どのブランドも定番色として展開しているので質に定評のあるブランドを見極めるのが大切。

コーデ1杢グレーを生かしたヌケ感のあるスタイル

グレーの中でも人気が高いのがこなれたヌケ感を作りやすい杢グレー。白シャツと濃紺デニムできれいめにまとめたコーディネートに杢グレーをプラスするだけで着こなしがマイルドに。足元のレザーシューズでアクセントをつけて大人っぽさもしっかりキープ。

コーデ2モノトーンは立体的に

単調になりがちなモノトーンスタイルはグレーを取り入れて立体的にまとめることでこなれた印象をアピールできる。パンツはスラックスなどのきれいめアイテムをチョイスすることでカジュアルになりすぎずに着こなすことが可能。すっきりとした足元も好印象だ。

コーデ3小物使いで個性を表現

シンプルなグレーのトレーナーにグレーのチノパンを合わせたラフなコーディネート。このままではメリハリがなくのっぺりとした印象になってしまうのでバンダナとハットを取り入れて個性を表現。どちらもブラウン系のカラーをチョイスすることで上品な印象をプラスしてくれる。

▼大人なネイビー

大人っぽさを演出したいときに頼りになるのがネイビー。ダークトーンでまとめたシックな着こなしから明るい色を混ぜたカジュアルな装いまでスマートな印象にまとめてくれる。部屋着感も感じさせにくいので誰でも気軽に取り入れることができるのもネイビーの魅力。

コーデ1旬を程よく取り入れたシックなスポーツMIX

半袖の薄手のトレーナーであれば夏場でも着用可能。デニムとスポサンを合わせてシックなスポーツMIXスタイルに。さらに、チープカシオやローキャップでトレンド感も程よく加味することでこなれたスタイルへと昇華させた。ジャストなサイズ感で大人っぽく。

コーデ2適度なゆるさが心地よいブレッピースタイル

シャツにネイビーのトレーナーを合わせ、ブラックのパンツでシンプルにまとめたプレッピースタイル。ウォッシュのかかったトレーナーが適度なゆるさを与えてくれるのでリラックスした雰囲気を加速させる。クラッチバッグやメガネなどの小物使いも秀逸。

コーデ3ショーツで作る大人カジュアル

ベージュとネイビーの組み合わせは相性抜群の鉄板コーデ。インナーにシャツを取り入れてより大人っぽさを出しつつ、ショーツで軽快に仕上げた絶妙なバランス感が心地よい。足元は白のスニーカーでクリーンな印象を加えてあげれば大人カジュアルの完成だ。

▼こなれ感のあるカーキ

ベーシックなカラーの中でも取り入れるだけでこなれ感のあるスタイルを演出してくれるのがカーキ。1枚で着るのはもちろん、差し色としてインナーで使いたいというときも他カラーに比べてアクセントをつけやすい。1枚でもワードローブに加えておくと着こなしの幅がぐんと広がる。

コーデ1明るいカラーと組み合わせて軽快感を主張

あせたようなカーキは鮮やかな色のアイテムと組み合わせることで存在感がより引き立ち、おしゃれな雰囲気を作りやすい。裾からチラつかせたボーダーで軽快に仕上げ、ブラックスキニーですっきりとコーディネート。薄いブルーが印象的なキャップやスポーティーなイエローのスニーカーで味つけを。

コーデ2明るめのカーキはブラックで締めてスタイリッシュに

トーンの明るいカーキはブラックのアイテムと組み合わせてスタイリッシュに着こなすのがおすすめ。トーンが明るい分メリハリが生まれ、よりこなれたスタイルに。大人っぽく着こなすためにもむだな装飾は控えて、シンプルにまとめるのが賢い選択だ。

コーデ3インナーで白をちらしてバランスを調整

こなれ感を作りやすいカーキのトレーナーだが、ダークトーンのアイテムでまとめてしまうと重さが気になる。適度に軽さを出すためにもインナーで白を取り入れることでクッションが生まれバランスよくまとめやすい。ベルトで明るいブラウンなどを取り入れるのも効果的。

▼クリーンなホワイト

難易度が高そうに見えるホワイトのトレーナーだが、色の濃いアイテムと組み合わせれば簡単に攻略可能だ。さらに定番カラーの中で最もクリーンな印象を与えてくれるので清潔感を大事にしたい大人の装いには相性抜群。また、淡い色のシャツなどをインナーに取り入れれば、しゃれ感とこなれ感を一気に主張できる。

コーデ1ミリタリーパンツの土臭さをホワイトのトレーナーでクリーンに

ミリタリーショーツはホワイトのトレーナーを合わせてクリーンに着こなした。足元はスエードのチャッカブーツでこなれ感をプラスし、リラックス感漂うコーディネートに。仕上げにブラックのニット帽を取り入れて着こなしを引き締めた。

コーデ2モノトーンでまとめてスタイリッシュに

カジュアルなトレーナーに、テーパードシルエットのスラックスで品良くまとめ、足元はスニーカーで外した。全体をモノトーンで統一することでスタイリッシュさをアピール。カジュアルなスタイルも合わせるアイテムや配色に気をくばるだけで品良く着こなせる。

コーデ3淡い色のシャツをインナーに取り入れ、こなれ感を強調

ピンクのシャツは単体で取り入れるのはなかなか難易度が高いがトレーナーのインナーに取り入れれば嫌みなく着こなすことができる。上半身が淡い色合いでまとめているのでハットやバック、パンツとシューズはブラックでスタイリッシュさを意識した。

▼クールなブラック

ブラックのトレーナーはスタイルの引き締め効果も期待でき、スタイルをクールに演出してくれる強い味方。スラックスなどきれいめアイテムからデニムなどのカジュアルなスタイルまでどんなスタイルに取り入れても大人っぽさを強調してくれる。柄や色でアクセントをつけてあげると立体的に見えるのでこなれ感を演出しやすい。

コーデ1ダークトーンにチェックシャツでアクセントをプラス!

トレーナーにデニムのジョガーパンツを合わせたリラックス感漂う着こなし。全体的にダークトーンをチョイスしているのでインナーにチェックシャツを合わせてアクセントを加えた。シンプルな組み合わせだが、旬なテイストを取り入れたコーディネート。

コーデ2カジュアルな着こなしはきれいめシャツでクリーンに

トレーナーとデニムのカジュアルな着こなしはインナーにシャツを加えて清潔感を出して。シャツやデニムのブルーで軽さを出しつつ、レッドのスニーカーでアクセントを。カジュアルベースだが、大人らしい清潔感のあるスタイルにまとまった。

コーデ3ミリタリーパンツの土臭さを払拭

存在感の強いカモ柄のパンツはアクセントとして重宝するが着こなし方次第では子どもっぽさが気になる。そうならないためにもブラックのトレーナーで引き締めて着こなしのがおすすめ。『バンズ』のスニーカーでストリートにまとめつつ、赤のキャップでメリハリを。

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