ライター直伝。スニーカー好きへおくる最旬スニーカー

ライター直伝。スニーカー好きへおくる最旬スニーカー

メンズにかぎらずオフの着こなしに不可欠な存在となったスニーカー。種類が豊富で選ぶのもひと苦労ですが、独断と偏見でおすすめモデルを厳選、コーデの実例も紹介します!

平 格彦

2016.08.16

スニーカー
夏の着こなし・コーデ

どう選ぶ? ファッションライターがスニーカーをセレクトする基準を公開

スニーカー人気が高まり、バリエーションもかなり拡大。何を履いたらいいか悩んでしまうのは当然です。そこで今回は、回答を導く際の参考になるよう、超個人的な視点でスニーカー選びの基準を披露します。

基準1履き回しやすい定番カラーを選べばオールマイティー!

スニーカーはデザインが豊富で、ビビッドなカラーを使ったタイプもありますが、大人な着こなしに合わせやすいという意味では定番カラーが適しています。それでもスポーティなムードが十分に感じられますので、コーディネートを軽快にアレンジできます。

では定番カラーとは何色なのか。もっともわかりやすいのはモノトーン系。ホワイトやブラック、グレーを中心とした色使いスニーカーなら、合わせるスタイルを選びません。さらに、ネイビーも王道。さらにくわえてもベージュくらいでしょうか。ベーシックなカラーのスニーカーを選ぶことで、大人なコーディネートに仕上げるように心掛けています。

基準2適度に個性のあるデザインをさり気ないアクセントに

定番カラーを使ったワントーンのデザインやベーシックな色だけのカラーパレットは使いやすいのですが、少し面白みに欠けるというところは否定できません。そこで、デザイン面で個性や独創性、アクセントなどがあるタイプを選ぶと好バランスです。

わかりやすいのは、ハイテク系のデザインでありながら、ブラックなどのワンカラーで統一することでクールに仕上げたタイプ。また、王道の名作であっても足元のポイントとなるようなデザインのものであれば、コーディネートのスパイスになって無難な印象を拭うことができます。いずれにしても、カラーは定番、デザインは少し個性的、というバランスが絶妙だと思っています。

基準3履いたり脱いだりが容易な作りを選ぶと毎日履きたくなる

スニーカーの大きな魅力は快適な履き着心地。そのためにはフィット感も重要ですが、普段使いするスニーカーにかぎってはそれほど追求する必要はありません。それよりも、簡単に着脱できる利便性のほうが優先度は高いと考えています。

といいつつ、最近は素材や機能性も進歩しているため、フィット感と利便性が共存しているタイプも増えてきました。ストレッチ性に優れる素材をアッパーに採用し、フィット感も確保しているスリッポンタイプはその代表格です。とにかく、着脱しやすい仕様を選ぶことで、外出先でスニーカーを脱ぐ際もノンストレス!

ファッションのプロがセレクト! メンズにおすすめのスニーカー10選

上記の条件をほぼクリアする名作をえりすぐって紹介!! (着脱のしやすさに関してはシューレースの選び方や結び方で工夫していることも多いので大目に見てください……)何はともあれ、おすすめのスニーカーとそのコーディネート例を紹介します!

モデル1『ナイキ』エアマックス90 ウルトラ モアレ

1990年に登場したエアマックスシリーズの名作。プラパーツを使用したことで、ハイテクシューズとして飛躍的な進化を果たしました。弾むようなクッショニングが特徴的なのにくわえ、ソールの内部が見える“ビジブルエア”も革新的でした。

今では素材やカラーのバリエーションも拡大し、ソールが切り替わったオリジナルタイプはもちろん、ブラックや白、ブルーのワントーンなど、さまざまなタイプが登場しています。ワントーンでも存在があるので、着こなしのアクセントとして活用するのがおすすめです。

細部までブラックで統一された『ナイキ』エアマックス90 ウルトラ モア SPをセレクト。ブラックを中心したモノトーンスタイルなのにどこかスポーティなのは、独創的なデザインが何気なく主張しているからです。

モデル2『ナイキ』ソック ダート

2004年にリリースされると、コンテポラリーな独創的デザインで瞬く間に人気を集めたソック ダート。伸縮素材がもたらすソックスのようなやさしい履き心地と、ストラップによるホールド感が共存しています。その一方、全体としてはシンプルな面持ちで、幅広いコーディネートにマッチします。

新色として登場したのはグレー、オリーブ、オールブラック。比較的ミニマルな表情なので合わせやすいのですが、独特なデザインがスポーティな存在感を放つので、スタンダードなコーディネートのハズしとして有用です。

白いノーカラーシャツにベージュのリブパンツを合わせた定番コーディネートの発展形。そこにトレンドのスポーツ要素をミックスするために、オリーブのソック ダートを合わせています。ベージュとオリーブは同じカーキ系で相性抜群。

モデル3『ナイキ』エアリフト ブリーズ SP

1996年に登場したエアリフトは、スニーカーとサンダルを融合させたようなデザインが斬新。足袋のような形状が話題をさらいました。その着想元は、ケニアの長距離ランナー。彼らの素足の走りを再現するため、親指部分を分割して足の自然な動きを促すデザインに行き着いたのです。

そんなエアリフトも、人気の高さを物語るようにさまざまなバリエーションが登場。今回紹介するのはアッパーにメッシュ素材を採用したエアリフト ブリーズ SPで、ブラックのほかにライトグレー、ブルー、オレンジを展開しています。履きこなすのが難しそうですが、ほかのスニーカー同様、スポーティなアクセントとして取り入れれば意外とOK。

ジャケット×ショーツという大人っぽいコーディネートのハズしとしてエアリフトを活用。ほかのアイテムはダークトーンでまとめつつ、足元のみを明るいライトグレーにすることで軽快感を強調しています。

モデル4『アディダスオリジナルス』スーパースター 80s

1960年にデビューすると、バスケットコートのみならず、ストリートでも人気を博してブランドを代表する名作に。貝殻に見えるシェルトゥ、両サイドのスリーストライプス、ゴールドラペルのシュータン、ソフトなレザーアッパーなどが主な特徴です。

多くのカラーバリエーションや派生モデルが登場してきましたが、もっともおすすめなのは初代モデルに忠実な復刻版。白いアッパーに映える黒いスリーストライプスを、コーディネート全体のアクセントとして履きこなせたらおしゃれに映ります。

カジュアルな素材感のジャケット&トラウザーを用いた今っぽいジャケットスタイルがベース。足元のスリーストライプスがスパイスとして効いています。しかも、インナーのボーダー柄とスリーストライプスが共鳴し、こなれたムードも演出。

モデル5『アディダスオリジナルス』スタンスミス

スーパースターと双璧をなす『アディダス』の傑作がスタンスミス。1972年にリリースされた際はテニスシューズでしたが、今ではその枠を越えて幅広いシーンで用いられています。シンプルで飽きのこないデザインが最大の魅力です。

ホワイト×グリーンが本来のカラーリングですが、現在のバリエーションは数え切れないほどあります。今秋の新作第一弾としてはオリジナルカラーに加え、ホワイト×ネイビー、ホワイト×ピンクが登場。白いアッパーを生かし、着こなしのクリーンなハズしとして用いるのがおすすめです。

スウェットパンツを用いたラフなジャケットスタイル。その足元にスタンスミスを合わせて、スポーティなムードを高めています。シンプルで定番的なアイテムだけでもここまでおしゃれにまとめるという好例。

モデル6『アディダスオリジナルス』ZX フラックス スリッポン

1989年に登場したZX フラックスは、名作ランニングシューズのZX 8000をモダンにアレンジしたモデル。そのスリッポン版として進化した今作は、アッパーにさまざまなグラフィックを採用するなど、独創的なバリエーション展開で注目の的となりました。

以前は派手なグラフィックも人気を集めましたが、最近人気なのはシックで落ち着いたカラーリング。ブラックやホワイトやワントーンにくわえ、ネイビー×ホワイトなどもおすすめです。スニーカーとは思えないルックスなので、スリッポンシューズとして履きこなせばOK。ほのかに薫るスポーツテイストが新鮮です。

オールホワイトのZX フラックス スリッポンをコーディネートのクリーンなスパイスとして活用。ビッグサイズのチェックシャツをスリムなブラックジーンズで引き締めた独特な着こなしの中で、足元の爽快感が映えています。

モデル7『リーボック』インスタポンプフューリー OG

1994年に登場で、ハイテクスニーカーを象徴する存在としてブームをけん引した名作。シューレースがなくても空気を注入することでフィットさせることが可能な“ザ ポンプ テクノロジー”と、前後にセパレートされたアウトソールが独創性を感じさせます。

原色を駆使した初代のオリジナルカラーはかなり派手な印象でしたが、最近は落ち着いたカラーが人気。アッパーにバリスティックナイロンを用いたモデルで人気が再燃しています。デザインがかなり個性的ですが、上品な色合いを選ぶことで、ざまざまな着こなしに合わせやすくなります。

オーバーサイズのTシャツをレイヤードスタイルに活用。シャツを組み込んで大人っぽく着こなした好サンプルです。インスタポンプフューリーにキャップも加えることでスポーツミックス調に。ただし、色合いがシックなので大人なムードです。

モデル8『ニューバランス』M1500 FB

1989年にリリースされたM1500は、一体型ミッドソールを初めて搭載したモデル。そのため、お馴染みの“N”マークが小ぶりな刺しゅうになっています。さらにこのモデルは“フットボールパック”。サッカーで使用するスパイクを連想させるカラーリングや素材使いがクールです。

M1500はグレー、チャコールグレー、ネイビーが展開されています。『ニューバランス』で人気のグレー系は汎用性が高いのでおすすめです。

チャコールグレーのM1500を使用し、こなれたムードのジャケットスタイルを構築。ジャケットとスニーカーをグレーでリンクし、上品な一体感を生み出しています。スウェットパンツでスポーティな印象を上乗せしているのもポイント。

モデル9『アシックス』BC ゲルライトV TQ6S

ゲルライトVは1990年に登場した名作ランニングシューズ。足の甲に加わる無駄な負荷を軽減させるスプリットタンが特徴的です。細かいパーツが機能性の高さを物語っていますが、シンプルな色使いでシックに仕上げているのも魅力です。

カラーやデザインのバリエーションは多種多様ですが、大人なコーディネートにマッチするのはワントーンかツートンカラー。ライムグリーンなども登場していますが、ホワイト、ブラック、グレー基調を選べば万能に履き回せます。

合わせて読みたい:
ゲルライトを筆頭に秀作揃い。今欲しいアシックスのスニーカー

オールマイティーに履きこなせる上品なモノトーン系ではなく、レッドの切り替えがアクセントになるカラーをチョイス。シャツ+デニムパンツの定番的な着こなしに、存在感のあるスパイスをくわえています。

モデル10『コンバース』オールスター スリップ 3 OX

クラシカルな面持ちが特徴的なオールスターは、1917年に初めて登場した名作中の名作。そのシンプルなデザインを生かしながら、スリッポン仕様にアレンジしたのがこのモデルです。リーズナブルな価格も魅惑的で、カラバリを揃えたくなります。

基本的には、ホワイト、ブラック、オールホワイト、オールブラックというラインアップ。どれを選んでも汎用性の高さは抜群ですが、個人的にはもっとも軽やかなホワイトが気になります。ローテクなデザインも万能性に拍車を掛け、何も考えず合わせられるので、1足あると便利です。

トラッドなムードのチルデンニットが主役の爽やかなコーディネート。白いトップスとオールホワイトのスニーカーを連携することで、清潔感あふれるムードを演出しています。薄色デニムも軽快なニュアンスを加速!!

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