きれいめもカジュアルも。ウエスタンシャツが気になる

きれいめもカジュアルも。ウエスタンシャツが気になる

独特なデザインが印象的なウエスタンシャツ。着こなし方次第できれい目にもカジュアルにも活用できる。秋冬・春先に分けて着こなし方からおすすめのアイテムまでをお届け。

大中 志摩

2016.08.02

トップス
シャツ
秋の着こなし・コーデ

ウエスタンシャツとは

アメリカ西部に生息していたカウボーイたちが着ていたシャツをルーツに作られたもので別名カウボーイシャツとも呼ばれる。デニムやダンガリー、シャンブレーなどの素材を使用し、アメカジなどのカジュアルな服装に欠かせないアイテムだ。長袖のデザインがほとんど。

ウエスタンシャツの特徴とは?

ワークウェアの一種でデニムシャツがあるが実はまったくの別物。デニムシャツはウエスタンシャツを元にデザインされており、フロントが通常のボタンを使用している。一方ウエスタンシャツは馬から落ちた時に脱げやすいようにとスナップボタンが採用されているのだ。

ウエスタンシャツにもっとも多く使用されているのがデニム素材だ。一般的にデニムシャツでは14オンス程度の生地が使用されることが多いが、ウエスタンシャツでは薄手の10オンス程度の生地を使用したものが多数展開。また、そのほかにもシャンブレーやダンガリー、サテン生地なども使用されている。

ウエスタンシャツといえば細かなディテールも特長のひとつ。両胸のポケット、刺しゅうやフリンジなどの装飾が施されていることが多い。また、ポケットのフラップやフロント、袖口にスナップボタンが採用されているというのもウエスタンシャツならではのデザインといえる。

秋冬はもちろん、春夏も使えるウエスタンシャツ。おすすめアイテムとコーデを一挙公開

ウエスタンシャツの基本的な知識を紹介したところで、おすすめのアイテムとコーディネート方法についてご紹介。秋冬・春先と季節を絞ってそれぞれチェックしていこう。

秋冬仕様のウエスタンシャツ。おすすめアイテムとコーデを紹介

まず、紹介していくのは秋冬仕様のおすすすめアイテムとコーディネート方法。秋はアウターとして寒さが厳しくなる冬はインナーとして重宝するので長く着用することができる。

▼秋冬のウエスタンシャツは、濃色タイプを中心に

インナーとしての着用がメインとなる秋冬のウエスタンシャツは、濃いめの色を中心にセレクトしていきたい。濃いめの色であればコートなどのきれいめスタイルでも大人っぽさを演出してくれる。

アイテム1『ジャーナルスタンダード』6オンス デニムウエスタンシャツ

インナーとしても使いやすい6オンスのデニム生地を使用。ウォッシュを施しているのでヴィンテージ感のある表情が楽しめる。着丈やシルエットをすっきりさせ、シャープな印象に仕上げた。

アイテム2『エヌエヌバイナンバーナイン』ウエスタンシャツ

ダーツやクロスカンヌキなど随所にギミックを効かせたさりげないこだわりが魅力の一枚。洗っていくうちに変わってくる風合いの変化にも注目したい。基本デザインはシンプルなので幅広いスタイルになじむ。

アイテム3『ヴァンキッシュ』裏毛ストレッチデニムシャツ

ウエスタンシャツをベースにデニムの裏毛生地で仕立てた。優れたストレッチ性と裏毛ならではのやわらかな着心地が心地よい。ワンウォッシュのかかったブルーの美しい色みもポイント。

▼秋冬のウエスタンシャツを着こなすポイントを紹介

次はウエスタンシャツを使った秋冬のコーディネートをご紹介。秋は羽織物、冬はインナーとして使えるので、アクセントにも最適だ。さっそく、街のシャレ者たちの着こなしをチェックしていこう。

ポイント1黒でまとめ洗練された着こなしに

MA-1にウエスタンシャツ、デニムと、シューズとすべて黒で着こなしを統一してあげれば洗練された着こなしが楽しめる。すっきりとまとめることでよりスタイリッシュな印象を作り上げた。

ポイント2秀逸なバンダナ使い

ベストとのコーディネートもぴったり。ブルーのウエスタンシャツにベストを組み合わせ、首元にはアクセントととしてバンダナを投入した。デニムパンツとワークブーツで武骨にまとめている。

ポイント3色にメリハリをつけてスタイリッシュに

黒のウエスタンシャツをイエローのレザージャケットのインナーに取り入れた、男っぽい着こなし、ネイビーのパンツでシックな雰囲気を与えた。プレーンなシューズで上品に仕上げて完成。

ポイント4シンプルだけど洗練された印象にコーディネート

ブルーのウエスタンシャツにグレーのダウンベスト、黒のパンツのシンプルな着こなしはベーシックな色でまとめ、シャツの色みを生かしたコーデ。スニーカーのホワイトが好アクセントに。

ポイント5トーナルカラーコーデにメリハリを出す、引き締め役

薄手のMA-1にスウェットパンツを合わせたリラックス感が漂うコーディネートには、ネイビーのウエスタンシャツでメリハリを出した。ネイビーが1点加わるだけで大人っぽさが強調された。

ポイント6デザインが効いた一枚なら主役としても十分

赤のアクセントがデザイン性の高いウエスタンシャツを主役にした着こなしは、エスニックなパンツと組み合わせて絶妙な雰囲気に。上下のシルエットの違いや色のメリハリがリズミカルに仕上がった。

ポイント7アースカラーで落ち着いたムードに

カーキのミリタリーなセットアップにネイビーのウエスタンシャツをコーディネート。基本はワントーンでまとめ、ポイントで黒やネイビーを用いることでスタイリッシュ感を加速させた。

春先も頼れるウエスタンシャツ。おすすめアイテムとコーデを紹介

ここからは春先に提案したいおすすめアイテムとコーディネート法を紹介していく。インナーとして活躍した秋冬も春なら着こなしの主役として大活躍してくれる。

▼ウエスタンシャツを春に取り入れるなら、薄色タイプで軽快に

春は、薄色タイプのウエスタンシャツ中心にセレクトして軽快な印象を作り上げるのがおすすめ。軽快な色合いが着こなしにリズム感を与えてくれるので爽やかですっきりとした着こなしが楽しめる。

アイテム1『ザ・ダファー・オブ・セントジョージ』ユーズド ウォッシュ デニム ウエスタンシャツ

『ラングラー』に別注をかけた一枚で、70年代の青タグを採用し現代的にアップデート。裾には手の込んだほどき加工を施し、ボディーはフルユーズド加工で仕上げた。生地は薄手の10オンスを使用。

アイテム2『レミレリーフ』シャンブレーウエスタン刺しゅう シャツ

シンプルな大人顔デザインが欲しいという人は、『レミレリーフ』のこちらがおすすめ。素材にはシャンブレーを使用し、程よいヴィンテージ感を表現しいている。もちろん、ウエスタンシャツならではのディテールもしっかり楽しめる。

アイテム3『ヒステリックグラマー』ユーズド加工 長袖ウエスタンシャツ

長年着込んだような表情のあるユーズド感が特長的。背中には大きく施したギターガールの刺しゅうが存在感を主張する。要所に色とりどりのハンドステッチをあしらい、70年代風にリメイクした。

▼春先のウエスタンシャツを着こなすポイントを紹介

ここからは薄色のウエスタンシャツの活用術を紹介していく。合わせるアイテムやカラーを選ばずに組み合わせることができるので1枚あれば着こなしによって違った雰囲気が楽しめる。

ポイント1Tシャツのデザインで遊びを取り入れた

薄色ウエスタンシャツのインナーにはミッキーのTシャツで無邪気な大人の遊びを表現。黒のダメージデニムで着こなしを引き締めつつ、チッェクシャツを腰に巻いてアクセントを加えた。

ポイント2ショートパンツとのコーディネートにも相性抜群

ショートパンツと合わせれば季節感のある軽快なコーディネートに。インナーにはボーダーを合わせてカジュアルながらも品良くまとめた。上下で色の明暗をつけてメリハリをつけるとすっきりとまとまる。

ポイント3デニム・オン・デニムは色の組み合わせがポイント

薄色ウエスタンシャツとデニムのデニム・オン・デニム。色の違いだけでなく、シャツに施されたカモ柄がこなれ感のある装いを演出してくれる。足元は黒のスニーカーでシンプルに。

ポイント4上品な着こなしをカジュアルダウン

ベージュのコートとチノパンの上品な着こなしにウエスタンシャツを投入しカジュアルダウン。色のコントラストに加え、裾がカットオフ仕様なので着こなしに動きを出してくれている。

ポイント5色使いと小物使いで立体的な表情を表現

上下薄色デニムのアイテムで揃えた軽快なコーディネート。このままでもいいがワンランク上を目指すなら小物使いにこだわりたい。キーチェーンやベルト、差し色のニット帽など要所にアクセントをつけることで立体的な表情を完成させた。

ポイント6男っぽさをロゴTで中和

『リー』のウエスタンシャツに『ネイジェルケーボン』のカーゴパンツをコーディネート。男っぽさを主張しつつ、ロゴTで抜け感を。生成りのバッグにバンダナを巻いてさりげなくアクセントをプラス。

ポイント7プレーンな着こなしも小物で整えてこなれた印象に

白Tにウエスタンシャツ、リブパンツで季節感漂う爽やかな着こなしを構築。プレーンなアイテムが多いので存在感のあるプリントトートで動きを出した。白のニット帽でクリーンイメージを。

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