モノを持たない派が支持する、見た目も機能もスマートな財布

モノを持たない派が支持する、見た目も機能もスマートな財布

電子マネーでの支払いが定着しつつあるからか、スマートな財布を利用する人が増えています。そもそもスマートな財布とはなにか、定義した上でおすすめをご紹介します。

近間 恭子

2017.09.14

財布・ケース
財布

今の時代、財布もスマートに!

ひと昔前は男性の間でも長財布が流行しましたが、最近はそれが一変。“休日は手ぶら派”を中心に、小型でかさばらないタイプの“スマート財布”を愛用する人が急増しているんです。その最大の理由は、電子マネーの利用が増えているから。つまり、現金を多く持ち歩かなくても、スマホや何枚かのカードさえあれば事足りてしまうのです。もともと、ポイントカードや領収書などでパンパンにふくれた財布は、見た目だけでなく女子ウケも悪いですからね。財布は容量の多さよりもスマートさを重視したほうが、今の時代にマッチしているのでしょう。

スマートな財布ってどんなモノ?

スマートな財布といっても、特徴や選ぶ基準がわからない……そんな疑問を解決するべく、以下にまとめてみました。

特徴1:2つ折りよりもさらに小さいサイズ感

男性の場合は長財布や2つ折りをセレクトするのが一般的だと思いますが、スマート財布はさらに小ぶりなサイズ感なのが特徴。大きさの目安は高さ10cm以下、幅14cm以下。これだといつもとは違うスマートさを感じられると思います。デザインは3つ折りやL字やコの字ファスナーのコインケースがおすすめですね。

特徴2:ポケットに入れてもかさばらない厚さ2.5cm以下が目安

せっかく小ぶりなサイズ感でも、厚みがありすぎたら意味がありません。なので、スマート財布のマチ幅はスマートであることが絶対。私的には2.5cm以下であることが理想的だと思います。でも、容量以上のカードなどを収納すると、パンパンにふくらんで不恰好に見えてしまうので注意しましょう。

特徴3:スマートながらも小銭・札・カードが収納できる

スマートな財布とは、コンパクトなサイズ感だけでなく、“支払うときの動作がスマートにキマる”というのもポイントだど思います。そのため、小銭・札・カードを収納できる機能を備えているのも譲れない条件。一つひとつはスマートでも、小銭入れと札入れが別々だと支払う際にもたついてカッコ悪いですからね(笑)。

モノを持たない派におすすめ、スマートな財布15選

それでは上記の3つのポイントを押さえたスマートな財布をピックアップ。大人にふさわしいレザー製の、コンパクトながらクラス感を演出できるモノを厳選してみました。モノを持ちたくない休日はもちろん、ビジネススタイルにも使えるモノがおすすめです。

アイテム1『ホワイトハウスコックス』

1860年に設立された『ホワイトハウスコックス』は、英国で100年以上前から続く伝統製法で作られたブライドルレザーを扱う老舗。こちらは『エディフィス』のアイコンカラーでもあるネイビーをベースに、『ホワイトハウスコックス』が新たに提案するリージェント・ブライドルレザーを使用。ナチュラルなシボ模様の型押しを施しているのが特徴で、革の深部までブライドルグリースを塗り込んでいるので使うほどに味わいが増していきます。カードポケットの一部に採用したベージュが、開閉時のさりげないアクセントに。(幅14×高さ9.5×マチ2cm)

アイテム2『セトラー』

『ホワイトハウスコックス』のディフュージョンブランドとして誕生した『セトラー』。すべてのアイテムには、なめしや着色に自然の木の皮や木の実などを用いた、環境にやさしい製法で作られた厚みのあるイタリア産カウハイドレザーが使われています。表面にヤスリをかけ、仕上げにオイルを染み込ませることで、どこか武骨で男らしいルックスなのも特徴。使い始めからしっとりとした質感で、使い込むほどにさらになじんで深い色合いへと変化します。内側には使用する素材が環境にやさしいものであることを示す“ワンワールドマーク”の刻印が。(幅14×高さ9.5×マチ2.2cm)

アイテム3『ブリティッシュグリーン』

“上品でありながらも行動派の紳士をサポートしよう”をコンセプトに、英国の気品を感じさせるアイテムを発信。1900年創業の老舗タンナー、セドウィック社の最高品質のブライドルレザーは、ブランドの代名詞素材にもなっています。この3つ折り財布最大の魅力は、胸ポケットにもすっぽり収まるサイズ感であること。3つ折りでここまでスマートなのは珍しいかと思います。それでいて小銭・札・カード収納に加え、背面には交通系ICカードなどを入れるのに便利なポケットが付属するのが優秀。内側とのカラーコントラストがアクセントに。(幅9.5×高さ8×マチ2.5cm)

アイテム4『ファーロ』

日本で受け継がれる高い伝統技法から生まれるアイテム、そして世界に誇れるそのクオリティーを発信したいという思いから誕生した『ファーロ』。デザインや素材で存在感を主張するのではなく、道具としての機能美を追求しているのが特徴です。このコインケースは、外装・内装ともに熟練職人が手作業でなめしたカーフレザーを使用。さらに『ファーロ』のアイデンティティーの1つである高度な薄造りの技術によって、レザーとは思えない薄さと軽さを実現しています。コインスペースをマチ付きの切り込み仕様にするなど、作りにも厚みを出さない工夫が。(幅10×高さ7.5cm)

アイテム5『ゾンネ』

古代から密接に結びついてきた“太陽”と“時”。それに由来し、ドイツ語で“太陽”を意味する『ゾンネ』と名付けられました。“時”という世界共通の概念を現代の技術とデザインで形にする。それが『ゾンネ』のモノ作りへのこだわりです。3つ折り財布は、フランス・デュプイ社の上質なカーフレザーを使用しています。表情豊かな型押しが施されているので、キズなどが目立ちにくいというのも魅力。札スペースの内側にカードポケットを配したユニークなデザインで、視認性が高くて取り出しやすい独立したコインスペースを設けています。(幅10×高さ8cm)

アイテム6『グレンロイヤル』

1979年の創業以来、高品質なレザーアイテムを発信し続けている『グレンロイヤル』。伝統的な素材や技術を継承しつつも時代の要求する機能をプラスしたコレクションは、今もなおスコットランドの職人のていねいなハンドメイドで仕上げられています。ブランドを象徴する素材でもあるブライドルレザーを使った3つ折り財布は、スナップで開閉するシンプルなデザイン。内部に5枚対応のカードポケットを設けた、スマートながらも充実した収納機能を備えています。スナップボタンにロゴを刻印するなど、細かなディテールにもこだわりが感じられる仕上がり。(幅12×高さ9×マチ2cm)

アイテム7『ポーター』

1935年創業のバッグメーカー、吉田(通称:吉田カバン)から初の自社ブランドとして1962年に誕生した『ポーター』。素材選びから縫製にいたるすべての工程に手を抜かないモノ作りの姿勢は、創業者が掲げた社是“一針入魂”そのもの。それはバッグだけでなく、小物にも反映されています。ピックレザーに施したカモフラ柄のエンボス加工は、角度によって見え方が変化するのが特徴。6枚のカードポケットや2室設けた札スペースなど、スマートでコンパクトな財布ながらも収納力は抜群。札スペースの内側に配置したカードポケットは、交通系ICカードを入れるのがおすすめ。(幅11.9×高さ9.5×マチ2.5cm)

アイテム8『コムデ ギ ャルソン』

1969年にデザイナーの川久保玲がスタートさせた『コム デ ギャルソン』は、パリコレクションの常連でもある日本が誇るブランドの1つ。ほかとは一線を画すアバンギャルドで独特なファッションがおなじみですが、実は革小物のラインアップも豊富。しかもシンプルながらもどこかモダンな雰囲気が漂い、さらには機能性も優れているんですよ。こちらはむだな装飾を省いたシンプルなデザインながら、ゴールドファスナーを用いることでリッチな表情をプラス。内部は3つに仕切られており、折りたためばお札も問題なく収納できます。(幅11×高さ9cm)

アイテム9『メゾン キツネ』

音楽レーベル・ファッションブランド・アートなど、さまざまな活動を行っている『メゾン キツネ』。そもそもは『キツネ』として展開していましたが、2010年秋冬にブランド表記を現在のように一新しています。ファッションは“ニュークラシック”をコンセプトに、モダンでありながらもタイムレスなスタイルを提案。今季のトレンドでもあるワインカラーのコインケースは、アイコンであるトリコロールフォックスがシンプルなデザインのアクセントになっています。開けたときに中身が落ちないようマチが施されているのも高ポイント。(幅11×高さ9.5cm)

アイテム10『ドゥベージュ』

まだ何色にも染まっていない馬革の原皮であるベージュから出発したレザーアイテムは、持ち主の個性に合わせて美しく変化していきます。そして長く寄り添うことに願いを込め、ブランド名に『ドゥベージュ』と名付けられました。そのアイテムたちは、フランスの原皮をイタリアでなめし、日本の熟練職人のていねいな縫製によって仕上げられています。こちらのモデルはエンボス加工が施され、表情豊かでキズが目立ちにくいというのが魅力。L字ファスナーを開けると内部はマチ付きの2室にわかれており、背面には交通系ICケースを入れるのに最適なカードポケットを設けています。(幅10.3×高さ7.2×マチ1.8cm)

アイテム11『フェリージ』

1973年にイタリア・フェラーラで創業した『フェリージ』。日本での人気を不動のものにしたのが、高感度なビジネスマンから支持されている高密度ナイロン×レザーのコンビブリーフです。でも、そもそもベルト作りからスタートしているだけに、小物にも定評があるんです。洗練されたデザインと細部までこだわり抜いたクラフトマンシップあふれるもの作りは、もちろんこのコインケースも息づいています。内部は使いやすいよう3つに仕切られているだけでなく、6つのカードポケットも設置。小ぶりながらも収納力・使い勝手ともに抜群です。(幅11×高さ10cm)

アイテム12『イタダキ』

“セクシャル・ラグジュアリー・クレイジー”をキーワードに、東京の下町を拠点に活動している『イタダキ』。取り扱うレザーがユニークなのが特徴で、こちらのコインケースはドイツのタンナー、ペリンガー社のシュランケンカーフを使用しています。熱を加えずに縮みの強いなめし剤により、レザーの表面にナチュラルなシボ感を演出。内部は3つに仕切られているため、小銭・札・カードをすっきりと収納できます。また、『イタダキ』のアイコンパーツにもなっているピンクゴールドのファスナーが、シンプルデザインのリッチなアクセントに。(幅9.5×高さ6.5×マチ1.8cm)

アイテム13『アニアリ』

独自で開発した高品質なレザーとメイド・イン・ジャパンにこだわったモノ作りで、大人を中心に支持されている1997年創業の日本発のブランド。ブランド名の『アニアリ』は、“An ideal and reality(理想と現実)”という言葉から生まれました。ミニマルなデザインながらも機能的なアイテムは、見た目だけでなく、使い勝手も抜群と評価を得ています。このコインケースは手間と時間をかけたクロームなめしとオイル入れ、さらには職人の手作業によるムラ染めで表現したブランド独自のアンティークレザー製。ゴールドファスナーとのコンビネーションが、高級感を盛り上げます。(幅10×高さ7.5cm)

アイテム14『キャプテン サンシャイン』×『ポーター』

タフでりりしいユニフォーム“キャプテン”、ぜいたくかつソリッドに仕上げられたフィールドウェア“サンシャイン”。往年のアメリカ製品に影響を受けながら、日本のファクトリーならではの粋な生地とこだわりの縫製を融合したもの作りを目指しています。そんな『キャプテン サンシャイン』が別注したのが、日本バッグ界の重鎮である『ポーター』。半円型のユニークなフォルムは、ヴィンテージの小銭入れからインスパイアされています。フロントは2室設けられ、背面にはカード用のポケットを設置。丈夫ながらもしなやかなゴートスキンを採用しています。(幅12×高さ7.5×マチ2cm)

アイテム15『メゾンタクヤ』

2008年にフランス人デザイナー、フランソワ・ルッソ氏がスタートさせた『メゾンタクヤ』。一分の妥協を許さない、完璧な皮革製品を作りたい……。そうした強い思いを実現するべく、あらゆる技術を世界中から集めて本物の品質を追求。シンガポールを拠点に、ミシンが1台もないというタイの自社工場にてハンドメイドで製作しています。このコインケースは、カーボンファイバーと本革を融合させた変わり種。軽さと強度に優れ、かつ非常にソフトで撥水性も備えています。内部の両サイドに配したポケットにはカードや札を、メインには小銭を入れるのがおすすめ。(幅10×高さ6.5×マチ2cm)

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