サイズ、カラー、柄。ワイシャツの基本を総ざらい

サイズ、カラー、柄。ワイシャツの基本を総ざらい

大人として覚えておきたいワイシャツの選び方と、厳選したおすすめのアイテムをお届け。さらに、この季節気になる襟の黄ばみを落とす洗濯方法も、合わせて紹介していく。

小林 大甫

2018.05.14

トップス
シャツ
ワイシャツ

大人の男性が押さえるべき、ワイシャツの基本とは?

大人の男性が押さえるべき、ワイシャツの基本とは?

ビジネスマンにとって必要不可欠なアイテムのひとつであるワイシャツ。ブランド選びも重要だが、忘れてはいけないのが自分の体型にあったサイズを選べているかということ。自分の体型にあっていないワイシャツはともすればルーズに見えてしまい、第一印象でマイナスイメージを持たれてしまう。見た目からできる男感を出すためにも、正しい選び方を知っておくことが大切だ。

■参考: 品質も価格も良好。ビジネスマン必見の高コスパワイシャツ15選

ワイシャツ選びの最重要項目、サイジング4つのポイント

シャツの印象を8割方決めてしまうと言っても過言ではないのが、サイジング。スーツからのぞく袖が長すぎて子供っぽい、ジャケットを脱いだときに肩が余りすぎている、かがんだ時にパンツからシャツが出てしまいみっともない……。そんなトラブルを避けるべく、自分の身体の採寸も行い、もっとも適したサイズを知っておくことが肝要だ。

ポイント1首回りのサイズは自身のサイズ+2cmで考えるべし

首回りのサイズは自身のサイズ+2cmで考えるべし

ワイシャツの選び方で基準になってくるのは首回りと裄丈。まずは、首回りについて説明しよう。基本は自身のサイズに+2cmのサイズがジャストサイズとなる。きつめがいいなら+1cm、緩めに着たいのであれば+3cmを選ぶと良い。お店でメジャーがなく、感覚的に首周りのフィッティングを知りたいなら、ボタンを一番上までしめて指が2本入るくらいのゆとりがあることが好ましい。

ポイント2裄丈は手首が隠れるぐらいがベスト

裄丈は手首が隠れるぐらいがベスト

裄丈についてはできれば採寸を行う方が良い。裄丈とは背中の中心からそで先までの長さを表している。首のつけ根の中心から手首の骨までの長さが自身のサイズ。ワイシャツの袖の長さは手を下ろした時に手首が隠れ、1〜2cmほど手のひらにかかる長さがベストとされている。購入する際は、自身のサイズに+2〜3cmしたモノを目安にしたい。綿100%の場合は縮むことも考慮してさらに1cm長めに考えておくと良いだろう。

ポイント3肩幅は見た目の印象を左右する

肩幅は見た目の印象を左右する

肩幅は腕を動かしやすくフィット感を左右するポイント。肩の縫い目の部分が自分の肩幅にぴったりか若干内側に入っていると、着用したときにぴしっと引き締まった印象になる。目安としては背中を触った時に縫い目のラインが肩の先に合っているかということ。両肩の端を首のつけ根を通るラインで測ると正しく自身のサイズを測ることができる。

ポイント4着丈は長すぎず、短すぎず

着丈は長すぎず、短すぎず

着丈は股とベルトの間、スラックスのチャックが半分くらい隠れる長さがベストといわれている。ビジネスシーンで着用するのであれば、若干短めのほうがワイシャツをパンツに入れた時にもたつかずすっきりと着用できる。短すぎると座った時にベルトからシャツの裾がはみ出してしまい、だらしない印象を与えてしまうので注意が必要。

ワイシャツのデザインは襟(カラー)にある

サイズがぴったり決まったら、ワイシャツの顔ともいえる襟をチョイス。シーンによってはNGなタイプもあるので、大人としてはTPOにあわせるべくマストで覚えておきたいところ。ここでは基本となる6つの種類を紹介していく。

襟1迷ったらこれ、基本のレギュラーカラー

襟の開きが65度前後のもっともベーシックなタイプ。ビジネスからフォーマルまでシーンやスタイルを選ばず使えるので、迷った時はこのタイプを選んでおけば間違いない。

襟2タイドアップをきれいに見せる、ワイドカラー

100〜120度前後のレギュラーカラーよりも襟の開きが広いタイプ。開きが広い分首回りがすっきり見え、ネクタイとのコーディネートもしやすい。開きが90度前後のタイプはセミワイドカラーと呼ぶ。

襟3シャツ単体でもぴしっとキマる、ボタンダウン

襟にボタンが付いた、カジュアルなシャツなどでもおなじみのボタンダウン。ボタン留めすることによって生じる襟のたわみのことをロールと呼び、高いシャツではこのロール美しさがしばしば論点となる。襟の開きなどはレギュラーカラーと同じ65度程度のモノが多い。ノータイでも様になるのでクールビズにも重宝する。

襟4ドレススタイルにもおすすめの、クレリック

襟や袖口が白無地で仕立てられ、ボディーには色や柄ものの生地が使用されているタイプ。ドレッシーな印象画強く、うまくコーディネートすればアカ抜けた感じの着こなしが楽しめる。逆に、厳格さを求められるビジネスシーンにおいては使いどころが限られる。

襟5結婚式などフォーマルな場に、ウイングカラー

ウイングはその名のとおり、鳥の翼のようなデザインで襟先が首から離れて開いているのが特徴。結婚式でタキシードにあわせたり、パーティーなどフォーマルなシーンでの着用がふさわしい。

襟6柔和な印象を作る、ラウンドカラー

ラウンドは襟先が丸くデザインされたカラーで、エッジの効いた襟よりも顔回りにやさしい印象を与えてくれる。クラシックシャツなどエレガントなシャツに用いることが多い。顔の丸さが強調されるので、丸顔の人は注意して。

印象を決めるのはココ。ワイシャツの柄もチェック

色みや襟はもちろん、ワイシャツの柄もデザイン性に関わる重要項目のひとつ。とくに、ジャケットを脱いだときにその真価を発揮するため、春夏はその選び方にも気を配りたい。以下では、ワイシャツに使用される代表的な3種類の柄を紹介する。イメージにも関わるので、すべて抑えておいて使い分けるのがベターだ。

柄1定番の無地。その人の個性が浮き彫りに

ワイシャツの定番柄といえば無地。合わせるパンツもジャケットも選ばない万能なデザイン性ゆえに、使い勝手が抜群だ。

ただし、プレーンなデザインだからといって無個性に装えるわけではないのでご注意を。むしろ、着用者本人の個性や体型、また着用しているスーツのセンスが浮き彫りにされることを忘れずに。

柄2シャープに見せるならストライプ柄

縦の線が施されたストライプ柄は、体型をシャープに、スマートに見せる効果がある。知的なムードを高めてくれるので、大切な会議の際に自身の心を引き締めるために着用するのもアリ。

ちなみに、ストライプ柄といっても、線の太さや幅で名称が異なる。同じ太さのストライプが等間隔で配列しているものはロンドンストライプ、髪の毛のように細い線が配列しているものはペンシルストライプと呼ばれている。もちろん、線が細いほうがよりクリーンにな印象を作る。

柄3カジュアルなチェック柄は、実はオン・オフ着用可能

無地やストライプと異なり、チェック柄は比較的カジュアルな柄の一種。ストライプ柄同様に種類がさまざまで、色数の少ないブロックチェックやギンガムチェックが使い勝手が良くおすすめしたい。

また、近年のビジネスシーンでは、窓ガラスの枠のように、地の色に細い四角が描かれているウインドウぺーンも愛用されている。ジャケパンスタイル隆盛の今、無地のタイで合わせる人も少なくない。

大人の男性におすすめのワイシャツをご紹介

ワイシャツの基本事項を押さえたところで、大人の男性におすすめしたいアイテムを紹介していく。襟の種類も幅広くピックアップしているのでワイシャツ選びの参考にしてみて。

アイテム1『コムサイズム』長袖ドレスシャツ

形態安定加工を施し、忙しい朝の手間を軽減したドレスシャツ。素材は綿100%。ビジネスシーンでも使いやすいセミワイドのカラーがスタイリッシュな印象を演出する。背中にタックを設け、ゆとりがありながらもすっきりとしたシルエットに。

アイテム2『クリケット』マイクロドビー無地ボタンダウンカラーシャツ

綿100%のソフトな肌触りはそのままに、手入れの簡単な形態安定加工を施したヘビーユース向けの1枚。ボタンダウン仕様で、3色展開のカラーリングが清涼感と軽快な雰囲気を醸す。スーツスタイルでも旬を演出したいなら、ピンクの選択肢もアリだろう。

アイテム3『メンズビギ』ビジネスシャツ 小紋ジャガード

ボタンダウンを採用した1枚。ロールは深く取られているので、ノータイでも印象的な襟元を作れる。カジュアルに見えがちなボタンダウンながらも、ボディーには小紋柄がデザインされエレガントな印象に昇華。ジャケットと合わせることで大人っぽさをアピールできる。

アイテム4『メンズビギ』ストライプ柄ビジネスシャツ

こちらも『メンズビギ』から。ビジネスシーンにも対応する落ち着いた色合いのクレリックシャツの襟元を、ワイドスプレッドで仕上げて春夏にも似合う爽やかな印象に。ストレッチ素材で着心地が良く、長時間の着用でもストレスを感じさせない。

アイテム5『メンズ メルローズ』イージーケア千鳥 パイピングドレスシャツ

スタイリッシュな雰囲気漂うパイピングドレスシャツ。千鳥柄の襟元に、メリハリの効いた柄を挟むことで、カラーボタンと合わせて程良いアクセントが生まれている。オリジナル素材を採用したイージーケア仕様で乾燥が速く、洗濯による小じわも目立たない。夏には1枚で着ても上品な存在感を放ってくれる逸品は、5サイズ展開と選択肢も豊富だ。

アイテム6『ジョセフ』ストレッチオックスウイング シャツ

襟の形状を自在に調整できるワイヤー入りのウイングカラーが特徴。写真のように先を遊ばせて、カジュアルで着こなしても良い。素材には品質の良い超長綿を使用し、滑らかな肌触りに仕上げた。ストレッチが効いているので非常に動きやすい。

アイテム7『アーバンリサーチ ドアーズ』ラウンドクレリック オックスフォード

定番のオックスフォード生地を使用したラウンドカラーの1枚。フレンチフロストと呼ばれる柔らかさに秀でた素材を採用しており、野暮ったさのないソフトな印象が楽しめる。脇下にガゼット、背面にダーツを入れて、動きやすくすっきりと仕立てた。

アイテム8『ユナイテッドアローズ』ホワイト ヘリンボーン ワイドスプレット

美しい存在感を引き立ててくれるヘリンボーン素材を使用。独特の光沢感が、上品なスタイルを盛り上げてくれる。襟はワイドスプレッドカラーで、タイドアップはもちろんアンタイドでも美しい首回りをキープ。着丈も、タックインに程良い長さに設定している。

アイテム9『ラ ブークル』シックシンストライプドレスオーバーシャツ

大人らしい上品な印象を与える、シックシンストライプ柄を落とし込んだ、使いやすいレギュラーカラーシャツ。生地は英国テキスタイルメーカーのロイヤルワラント『トーマス・メイソン』社の素材を使用しており、肌触りの良さには特筆すべきものがある。

アイテム10『ジェイプレス』プレミアムプリーツ80/2ピンオックス レギュラーカラーシャツ

高級素材であるスーピマ綿を用いた、ピンオックス素材のレギュラーカラーシャツ。綿の自然な風合いを保ちつつ形態安定の効果を与える、プレミアムプリーツと呼ばれる特殊な製法で作られている。これにより、着心地と機能性に優れた1枚に仕上がっている。

最後に重要事項。ワイシャツの洗濯・黄ばみの落とし方

最後に重要事項。ワイシャツの洗濯・黄ばみの落とし方

ワイシャツの黄ばみは、布に付着した皮脂汚れなどが空気中の酸素と化学反応を起こして酸化したものだ。この黄ばみを落とすために用意したいのは、酸素系漂白剤と40度程度のぬるま湯の入ったバケツの2つだけ。洗い方はいたってシンプル。ぬるま湯が入ったバケツに酸素系漂白剤を入れ、すぐにワイシャツを入れる。すぐに入れないと効果が薄まってしまうのでスピーディーに行いたい。そのまま30分から1時間程度浸すだけ。これ以上浸し続けると生地を痛めるので忘れずに取り出そう。その後よくすすいで、洗濯機で通常どおり洗濯し干せば完了だ。とくに汗をかくことが多くなるシーズン、少し手をかけてあげるだけで劇的な効果が得られるはずだ。

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