部屋の衣替え、もうすみましたか?
梅雨や酷暑で外出できずに、自宅で過ごすことが多くなってくるこれからの季節。どうせ長い時間を過ごすのだから、できればさわやかに心地よくいたいもの。だけど実際は部屋が片付いているのにイマイチすっきりしない、野暮ったい……なんてことはありませんか? 実はそれ、いつものインテリアを少しチェンジするだけで、解消してくれるってご存じでしたでしょうか。空間に余裕をもたせたり、ライトな印象のアイテムに変えるだけで、室内の印象がスッキリさわやかに! ジメジメとした梅雨や蒸し暑い夏を迎える前に、部屋の中も衣替えしてみませんか?
夏を迎える前に実践したい! スッキリさわやか! 夏のオトコ部屋をつくる7つのヒント
部屋の衣替えって大変そう……と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そんなことはありません! ポイントを押さえていつものアイテムを変えるだけ! スッキリさわやかに過ごすための具体的な部屋づくりのヒント7つと、それを叶えるためのおすすめアイテムをご紹介します。
ヒントその1重たいカーテンをやめてみる!
まずは部屋の印象を大きく左右する、面積の大きいカーテンを変更してみましょう。カーテンといったら通年使えるぶ厚い生地のものを使っている方が多いのではないでしょうか?
初夏から夏にかけては軽い素材で通気性もいい、さわやかなカラーのものに変更してみましょう。また、写真のようにブラインドにするのもひとつの手。視覚的にもライトでスマートな印象を与えてくれます。さらにウッド調のものを選ぶと、おしゃれ見えするのでおすすめです。
アイテム1『ACMEファニチャー』マルチカバー
人気セレクトショップ『ジャーナルスタンダード』のインテリアブランドより。ざらっとした風合いのナチュラルでミリタリーな雰囲気のマルチカバーです。見た目にライトな印象はあるものの透け具合もさほど気にならず使えるところが◎。
アイテム2『チャイハネ』ガーゼカーテン
さわり心地も見た目にもやわらかさがあるインド綿のダブルガーゼのカーテンです。ホワイトとベージュのガーゼが2重になっているので、通気性もよく、やさしく光を遮ってくれます。
ヒントその2ずっしり重たいソファは思い切って処分してみる!
リビングに大きく陣取っているソファ。それ、部屋の印象を重苦しーくしている可能性が。これからの季節、重たい印象の部屋ってどうにも過ごしにくいものです。ここは思い切ってソファは処分して、空間に余裕をもたせてしまいましょう。
でもやっぱり腰をかけるところはほしいよねという方は、1人がけタイプで移動しやすいイスを置いてみてはいかがでしょうか。軽い見た目で、空気の循環もよくなるし、導線も確保できて、意外と過ごしやすいはず。
アイテム1『シップス』×『ヘリノックス』別注ランダムペイズリータクティカルチェア
洗練されたデザインの『ヘリノックス』の折りたたみも簡単で。『シップス』が別注をかけた今年流行のペイズリー柄が、アウトドア用だけにしておくにはもったいないくらいおしゃれに決まります。折りたたみも簡単で、使わない時はコンパクトにしまっておける点も魅力です。
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アイテム2『コールマン』×『ユウスケハナイ』×『ビームス』イージーリフトチェア
アイテム1と同じくアウトドア用の折りたたみチェアからもうひとつおすすめなのがこちら。ひじ置きやカップホルダー、リクライニング機能までも搭載しているので、野外でも家でも抜群にリラックスすることができます。トリプルコラボなのもミーハーさんにはうれしいところですね。
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アイテム3『ジョージズ』アンセムチェア
「いやいや、アウトドア用チェアだとなんか軽すぎるよ」って方にはこちらがおすすめ。革張り風の座面の重厚感と、スチール脚の軽さのバランスがいいチェア。ソファと違って簡単に動かせるので、時にはスツール代わりにと活躍する場面が多そう。
ヒントその3扇風機じゃなくてサーキュレーターにしてみる!
夏の風物詩といえば、扇風機。単色のものなどスタイリッシュなものも最近では見かけるようになりましたが、独特のフォルムがなんともいえず、部屋の印象を野暮ったい雰囲気にしてしまいがち……。そしてしまっておくのに場所をとるのも悩みどころだったりしませんか。
そこでおすすめしたいのが、サーキュレーターです。空気の循環を助けるものなので、冷暖房の補助や空気の入れ替え等にと、1年中部屋に置いておくことができます。また、空気の停滞は運気が滞るともいわれるので、湿気や古い空気を追い出して、いい空気と運気を呼び込みましょう。
アイテム1『ラスコ』ボックスファン
アメリカの老舗家電メーカー『ラスコ』のボックスファン。ウッド調の側面と、ホワイトのカラーリングがさわやかな”見せる”家電です。機能はもちろん、奥行きが10.5cmと意外とコンパクトなつくりで場所をとらず、収納しやすい点も◎。
アイテム2『スタドラーフォーム』オットーバンブーサーキュレーター
スイスのデザイン家電ブランド『スタドラーフォーム』のオットー。少し上向きに設計されたこちらのサーキュレーターは、部屋全体の空気を効率よく循環してくれる優れもの。ウッド調とブラックという男前度が高い見た目も魅力的です。
アイテム3『ブルーノ』ミニファン
こちらは比較的手にしやすい価格が魅力的なミニファン。サイズは小さめですが、上下にファンを360度回転でき、風量も段階調節できるなど機能面も十二分。ありそうでないブルーグリーンのカラーリングも見た目にさわやかですね。
ヒントその4関節照明やダウンライトを取り入れてみる!
こうこうとした光を降り注ぐ、実家にあるようなザ・照明。強すぎる直接的な光は視覚的に暑苦しく映り、室内の温度をあげてしまう可能性があります。
漏れ出るような光の間接照明や、明るさを抑えたダウンライトを取り入れることで、ムーディでリラックスした夏の夜を演出することができます。
アイテム1『ジョージズ』マーキュリーシェード
ウッド調のシンプルなシェードから漏れ出る光が、やさしく部屋をともしてくれます。部屋に木目調のインテリアが多い方は、照明もこういったもので統一感をもたせると見た目にすっきりまとまります。
アイテム2『ディクラッセ』フォレスティテーブルランプ
観葉植物と照明という要素を一石二鳥に楽しめるライト。アーティフィシャルグリーンを使った葉っぱの影が部屋を美しくともしてくれ、リラックス効果も十分期待できますね。
アイテム3『イデア』フレイムレスキャンドル
ちょっと大きい照明は手が出しづらい……という方におすすめしたいのがこちら。本物のキャンドルのような雰囲気を楽しめ、電池式なのでどこにでも設置できるのがうれしいミニサイズのライト。カラーバリエーションがあるので、いくつか並べてディスプレイするのもおしゃれですね。
ヒントその5おしゃれ顔のタオルケットに新調してみる!
季節の変わり目、寝具も気持ちのいい軽い素材のものに変更しましょう。とくに掛け布団代わりになるタオルケットは面積があるものなので、ベッドまわりの印象を大きく左右します。
またベッド以外でも、ひざ掛けや羽織り代わりに使うなど、タオルケットを使う場面は多いもの。だからこそ、素材やデザインはこだわったものを選びたいですね。
アイテム1『ペンドルトン』ジャガードタオル
各アパレルブランドがこぞって取り扱うウールブランケットの定番ブランド、『ペンドルトン』のジャガードタオルケット。表は肌触りがなめらかなベロア調で、裏は通気性のよいループ織りで使い心地は抜群! 一見カラフルな見た目ですがベージュを基調にしているため、意外とどんなインテリアにもハマるデザインも魅力です。
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アイテム2『タイムレスコンフォート』マーベラスクールネオ
夏の寝苦しい夜にぴったりな冷感機能と吸水速乾性を備えたタオルブランケット。裏地には、鉱石を練り込んだレーヨンを使うことでひんやり冷たく、やわらかいさわり心地を生んでいます。また機能だけでなく、デニムっぽいブルー地に白のストライプという媚びない見た目も◎。
ヒントその6透明感のあるガラスの置物を飾ってみる!
仕上げは、小物を使って涼やかさを演出する方法です。視覚的な涼しさは、ガラスを使った透明感のあるものを置くだけで簡単に取り入れることができます。
できれば小さすぎるものではなく、そこそこ存在感があるものを選ぶとより効果的。各部屋や玄関にひとつ置いてみることをおすすめします!
アイテム1『ビエナ・スノーグローブ』スノードーム
名前からして冬のイメージがあるスノードーム。これを夏に取り入れることで、雪の冷たさを連想して涼やかな気分にしてくれます。またこのブランドのスノードームは、アルプスの水を使った透明度の高さと、粉雪の舞い方が繊細で美しいと定評があるのもおすすめポイントです。
アイテム2『ペロカリエンテ』テンポドロップ
クスノキのエキスと、エタノールなどのさまざまな化学薬品を入れて密閉したガラスのオブジェです。天候によって結晶物が変化するため、天候予測機として航海士が使用していたもの。しかしその仕組みは現代の科学においても謎が残るものだとか。見た目の涼やかな美しさはもちろん、未知なるロマンも感じることができる一品です。
ヒント7『ビトッシホーム』サンドグラス
イタリア・トスカーナの家庭用品ブランド『ビトッシホーム』の砂時計です。こちらは存在感抜群の大きめのサイズ感と、アートなフォルムにターコイズがかったブルーがとても美しい一品。計測時間は驚きの30分で、サラサラと流れる砂を見ているだけで心をなごませてくれます。
ヒントその7おしゃれに虫よけ対策をしてみる!
おまけに、これからの季節気になるのが虫よけ問題。レトロなぐるぐる巻きの虫よけも日本の夏らしくていいんですが、インテリアと合わずに浮いてしまったりすることも。
最近では、オーガニックでおしゃれな虫よけグッズがでてきています。虫よけもできて、ついでに自然のさわやかな香りにつつまれるなら、断然そっちがいいですよね!
アイテム1『シップス』×『カメヤマキャンドル』別注シトロネラ キャンドル
虫よけ効果が期待できるシトロネラの香りのアロマキャンドルです。レモンに似た香りで、使うたびに気持ちもリフレッシュできそう。ジャータイプで持ち運びも便利なので、アウトドアでも大活躍間違いなし!
アイテム2『パーフェクトポーション』バズオフリキッドプラグ
プラグにエッセンシャルオイルをセットして、コンセントに挿し込むだけで、虫が嫌う香りが噴霧されます。香りはシトロネラやペパーミントなどがブレンドされたすっきりした香り。100%天然由来成分のオイルなので、子供やペットがいても安心して使えるのがうれしいですね。
7つのヒント、いかがだったでしょうか? 「全部は無理!」という方でも、どれかひとつだけでもいいので実践してみてください。とくに、カーテンやソファなど面積が大きいところを変えるだけで、部屋の印象をガラリと変わります。去年とはひと味違う、さわやかな夏を過ごしたい方はぜひお試しあれ!
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