カーゴパンツをはこう。押さえておきたいコーデ&おすすめブランド

カーゴパンツをはこう。押さえておきたいコーデ&おすすめブランド

ミリタリーアイテムのなかでも人気のカーゴパンツ。なかなか知ることのないその歴史や着こなすコツ、大人になじむ1本まで、カーゴパンツにまつわる情報を網羅します。

Freeamericanidol編集部

2018.07.30

ボトムス
カーゴパンツ

カーゴパンツの起源と、その魅力

カーゴパンツとはカーゴシップ、つまり貨物船の船員がはいていた作業用パンツが原点。両手が空くようにと、道具の持ち運びに重宝する大型のポケットが両脚に施されているのが特徴です。

ワークウェアであるためもともとは耐久性に優れた素材が採用されていましたが、ファッションとして展開されるようになってからのカーゴパンツにはさまざまな素材が用いられています。素材以外でもシルエットなどにも変化が生まれており、長い歴史のなかで時代に即したアレンジが加えられてきたところもカーゴパンツの面白さと言えるかも知れません。

魅力1ポケットの数が豊富で収納力抜群

前述の通り、カーゴパンツの特徴といえば荷物運搬用のフラップつ付きポケット。太ももをはじめひざ下やバックポケットなど、いずれもモノの出し入れが容易に行えるよう大きめに作られています。通常ポケットには広くマチが取られているものですが、『GTA(ジーティーアー)』に代表される昨今のドレスカーゴではシルエットを美しく見せるために省略されることが多いようです。

合わせて読みたい: “アレ”がないカーゴパンツなら、大人っぽくはける!

特徴2着心地も加味したタフな作り

作業着としての出自もあり、カーゴパンツは丈夫な素材が採用されることが多いです。また、最近は綿100%やギャバジンのものだけでなく、ストレッチ素材やスウェットタイプのカーゴパンツも増えています。スリム化が進むパンツのトレンドにおいては、運動性を損なわないためのありがたい変化と言えます。

特徴3男らしい雰囲気を演出するのにぴったり

もともと作業着として誕生したカーゴパンツなだけに、いつもの着こなしにラフに取り入れるだけで男らしさが充満。ワッフル地のカットソーやスウェットシャツなど、あえて粗野な印象のアイテムを身につけるのも男らしい雰囲気を演出する方法のひとつです。

いつ誕生したの? カーゴパンツの歴史

さきほど、船員がはいていた作業用パンツが原点と書きましたが、現在私たちが知っている形状のカーゴパンツはアメリカ軍が採用していたパラトルーパー(落下傘兵)パンツがベースです。その当時のカーゴパンツといえば、写真のような8ポケット。1951年にM-51が誕生すると現在でもなじみの深い6ポケットが主流となっていきました。それまで作業着として重宝されていたカーゴパンツは、太平洋戦争の頃に軍事用として重宝され、今日のミリタリーファッションの一端を担う存在になっていきます。

定番タイプのカーゴパンツは6つのポケットがついているので、シックスポケットという呼び名があります。また、作業用だったため黒やネイビー、カーキが基本色でしたが、軍事用に使われるようになってからは迷彩柄もラインアップに加わりました。こうしたカラーバリエーションは、ファッションとして起用されるようになった今でも、カーゴパンツの定番色として知られています。

現在では、ミリタリーウェアという枠にとらわれず、男性ファッションの人気アイテムとなったカーゴパンツ。カットソーなどのカジュアルなトップスはもちろん、クリーンな白のシャツやテーラドジャケットなどのドレッシーなアイテムと合わせるコーディネートも多く見られるようになりました。こうした汎用性の高さが、現在でもカーゴパンツが愛されている由縁です。

3つのヒントを伝授。カーゴパンツの着こなし方

サイドに大ぶりなポケットが配されたコンセプチュアルな形状から、すっきり今風に着こなすにはコツが必要です。ここでは相性の良いトップスや、定番のワイドシルエットのはきこなし方など基本的なポイントをお伝えしましょう。

ヒント1清潔感のあるリラックスコーデにはニットとの組み合わせが正解

本来、ニットもカーゴパンツ同様に作業用・運動用の服でした。そのためかどうかは不明ですが、ニットとカーゴパンツの相性は抜群です。柔和で優しげな素材感のニットとタフで男らしいカーゴパンツにより、緩急のバランスのよい着こなしが構築できます。冬のコーディネートはもちろん、春夏にはサマーニットのような季節感のある素材を取り入れることで、上品ながらもカジュアルなコーディネートが楽しめるのです。

ヒント2オーバーサイズのセットで、あえて野暮ったさを強調

男らしいシルエットが魅力であるワイドなカーゴパンツは、むしろルーズに履いてそのテイストを強調するのもアリ。トップスにもややオーバーサイズのアイテムを合わせつつ、着丈は短めでまとめると全体のシルエットにもメリハリが生まれます。

ヒント3ショート丈カーゴは重心を上に

2016年春夏から続くトレンドのショート丈ショーツ。足元がすっきりと見えるのがショーツの利点ですが、カーゴポケットが付属することでボトム素にアクセントとボリュームが生まれます。そんなカーゴショールに負けないよう、トップスのシルエットにゆとりを持たせるのが着こなしのポイントです。といっても、ビッグシルエットにすればよいというわけではなく、帽子などの小物でバランスを取りつつリラックスした素材感のものを選ぶとよりこなれ感を演出できます。

お好きなテイストでセレクト。カーゴパンツの選び方

シルエットもディテールも多種多様なカーゴパンツが各ブランドから出ている今、その選び方を間違えなければ自分の好きな着こなしの空気に似合う1本を見つけることができます。アメカジ、きれいめ、ドレスの3軸でピックアップ。

選び方1アメカジ大好きなカジュアル派は、太めをセレクト

カーゴパンツの主流は、太めから徐々にスリムへと変わりつつあります。しかし、上記着こなしのヒントでも紹介したとおり、あえての太めシルエットももちろんおしゃれ。ストリートファッションとしてゆるめにコーディネートするもよし、ロールアップしてワイドなシルエットを楽しむもよし、カジュアルな着こなしを好む方であればこちらをセレクトしたいところ。

選び方2きれいめ派は、細身で上品に

ジャケットを中心としたきれいめな着こなしには、やはり細身のカーゴパンツが似合います。定番のテクニックではありますが、ロールアップしてソックスを見せるようにはくとすっきり見えておしゃれですね。

選び方3ドレッシーな着こなしには、テーパード+アンクル丈を

ビジカジシーンにふさわしいドレス感のある着こなしのハズしとして、カーゴパンツを投入するのも良し。ただし、その際はポケットにマチのないテーパードシルエットのものを選び、トップスの雰囲気を壊さないように注意しましょう。こちらの方のようにアンクル丈ではきこなせば、より今らしいムードに。

厳選。大人の着こなしにハマる、おすすめのカーゴパンツ

はきこなし方と選び方がわかったら、いよいよ実践。自分の感性に響く1本を見つけて、着こなしに取り入れてみましょう。ミリタリー・ワークの名門からファッションブランドまで、6本のおすすめカーゴパンツをご紹介します。

アイテム1『アルファ』

50年以上の歴史を持つ老舗ミリタリーブランド『アルファ』。数多くのカーゴパンツがリリースされていますが、定番よりも少しスリムな1本をピックアップ。ベーシックなデザインとすっきりとしたフォルムは、カジュアルはもちろん、きれいめコーデにも合わせたい1本です。

アイテム2『ディッキーズ』

『ディッキーズ』のカーゴパンツは太めのシルエットが主流ですが、スリムタイプも見逃せません。細身シルエットに加え、カーゴでは珍しいセンタープレスが入ったすっきりしたルックスはきれいめコーデにもマッチすること間違いなし。ポリエステル混紡でストレッチがきいているので、型崩れしにくいのもポイント。

アイテム3『デサントポーズ』

ミニマルなデザインながらも存在感のあるシルエットがカーゴパンツらしさを誘う1本。加えて、高いストレッチ性を誇る素材を採用しているため、着心地も十分です。見た目と機能ともに現代的なカーゴパンツといえるでしょう。

アイテム4『アーバンリサーチ ロッソ メン』

軽やかな素材感と足の形に沿った美しいシルエットが今季的。トップにシャツを合わせてきれいめなテイストにするも良し、カットソーでスポーティーに仕上げるも良しの汎用性の高さもうれしいところ。サイドポケットはやや高めに配置されているので、脚長効果も期待できそうです。ポリウレタン混でストレッチ性も上々。

アイテム5『ヒューストン』

ジーンズやボーリングシャツ、スカジャンなども人気の『ヒューストン』は、日本を代表するミリタリーブランド。ミリタリー好きにはおなじみのM-65カーゴパンツは、太過ぎず細過ぎないシルエットでコーディネートに取り入れやすいです。これからの季節はスリムなシャツを合わせたり、サマーニットと合わせたりするとトレンド感が増します。

    KEYWORD関連キーワード

    BACK