パンツだけじゃない。デニムシャツのメンズコーデ術

パンツだけじゃない。デニムシャツのメンズコーデ術

昔から大人の定番に数えられるデニムシャツだが、着こなしによっては今っぽく見せられる。そのコツからアイテム選びまでを徹底レクチャー。脱・マンネリもこれで解決。

菊地 亮

2016.04.29

トップス
シャツ
デニムシャツ
春の着こなし・コーデ

2016年春夏。デニムシャツを着こなす3つのポイント

デニムシャツ単体で着るのも悪くはないが、機転を利かせるだけで土っぽいアイテムを使ったコーディネートもモダンに見せられる。即実践可能なポイントはこの3つ。ぜひともお試しあれ。

着こなしのポイント①: ノーカラー型を選んでインナーを適度に主張

今季注目のノーカラー型はデニムシャツでももちろん展開されている。これを着こなすのであれば、インナーを見せるコーデがおすすめ。その理由とともに、コーデサンプルを見ていこう。

ノーカラー型のデニムシャツを選べば、トレンド感をアピールすることが可能。しかも、通常の襟型と比べ胸元がオープンになるためインナーとのコンビで印象を自在に変えられる。

コーデ1

うっすら色落ちしたデニムシャツを、シンプルにライトアウター感覚で。それを“普通”に見せないノーカラーのアシストで、今感とともにインナーのアクセントも獲得。胸元の黒挿しも気が利いている。

コーデ2

ネイビーのシックなセットアップに足並みをそろえ濃紺のデニムシャツをイン。堅苦しさをいなすと同時に、全体の統一感も意識した計算づくな着こなしへ。胸元からのぞかせたハイネックのインナーが上品。

コーデ3

上下をデニム地のアイテムでまとめセットアップ風に。武骨さが前面に出そうなところを、濃紺にすることで端正なルックスに仕上げている。ノーカラーにより自由さを得た胸元にスカーフを挿し、こなれ感を注入。

着こなしのポイント②: 白と組み合わせてクリーンさをプラス

デニムが持つ藍色は、白との相性が抜群。どのように印象を操作することができるのかを解説する。

デニム地というだけで、どうしても粗野っぽさやタフなイメージを周囲に与えてしまう。その処方箋となるのがホワイトアイテム。特有の清潔感で、グッと野暮ったさを抑えて。

コーデ1

シャツもボトムスにデニムを使ってはいるものの、見た目がクリーンに見えるのは白アイテムを多用しているため。ジーンズもハイブリーチ系を採用することで、全体へうまくなじませている。

コーデ2

レザージャケットにブラックデニムと、身につけているアイテムはこの上なくシャープで男らしいアイテム。その尖った空気をデニムシャツで自然と中和。内側へ取り入れたボーダーも変化づけに威力を発揮している。

コーデ3

濃紺のデニム・オン・デニムによる着こなし。そこに漂う重厚な雰囲気を、ホワイトのカットソーやスノーカラーでさらりとかわした手腕が光る。袖口や裾をロールアップさせることでライトな印象をさらに後押し。

着こなしのポイント③: ジャケットとのマッチアップで上品に

カジュアルな印象が強いデニムシャツも、ジャケットとの組み合わせで大人顔に見せることが可能。そんなコーデサンプルを探ってみよう。

もともとはワークアイテムだが、濃紺のりりしいアイテムを選ぶことでドレス風に合わせることも可能。ジャケパンの品行方正な佇まいを崩すことなく、ヌケ感も演出できる。

コーデ1

ツイードジャケットを中心としたクラシカルな着こなし。インナーには、色褪せたブラックデニムシャツを合わせる斬新なアプローチがさえている。ボトムスやハットにも黒を投入しシャープさを追加。

コーデ2

正統派のジャケパンスタイルながらも、内側に潜ませたシャツはデニム地。ボトムスも伸縮性のあるリラックス感たっぷりの一本を選び、足元はローファーをチョイスするなど適度なハズしが軽妙なアクセントに。

コーデ3

アースカラーとデニムシャツは相性がいいため、すんなりなじませることが可能に。カジュアル度を高めたことで、ジャケットの色や胸元に合わせるタイも存分に遊べる。その分、足元はシックなローファーで。

おすすめの最旬デニムシャツ

これまでにピックアップした着こなしにいかせる最旬のデニムシャツをフィーチャー。オーセンティックな一着から、変わり種、さらには人気セレクトショップモノまでを厳選。

アイテム1『ルイジ ボレッリ』

ナポリきってのシャツ専業ブランドの実力はこちらのデニムシャツにも。上質な素材を使った生地はまるでドレスシャツのように美しく、カジュアルにも使える振り幅の広さも魅力。

アイテム2『アナクロノーム バイ ローター』

使用した生地はテンセルのライトデニム。生地に張りがあり、光沢を放つためオーセンティックな作りでありながらりりしい表情に。白のステッチワークもすがすがしいアクセント。

アイテム3『シャリーフ』

ノーカラー型の襟元に見る新鮮さと、着古したようなケミカルウォッシュの独特な風合いと味わい深さがミックスされた一着。6.5オンスの軽いデニム地を使いストレスなく着られる。

アイテム4『スティーブン アラン』

一見“ブラック?”と思わせるほどに濃厚なインディゴブルーで染め上げたシャツは、計算し尽くしたパターンにより美しいシルエットに。襟元のボタンダウンもこなれている。

アイテム5『A.P.C.』

極力シンプルに作られているだけに、素材へ使ったカイハラ社の日本製デニム地の上質さがひときわ際立って見える。タテ糸とヨコ糸のムラ感が特徴で自然なアタリも演出可能に。

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