デニム改革。意外なブランドのデニムが最高だった

デニム改革。意外なブランドのデニムが最高だった

今春はデニムパンツが旬。王道のブランドを選べば問題はありませんが、人とカブったり、新鮮味が足りなかったり……。そこで、アウトドア系ブランドのデニムが狙い目です。

平 格彦

2016.04.09

ボトムス
ジーンズ

デニムブランドばかりじゃない。この春頼りたいデニムとは?

何気なくアウトドアテイストが新鮮に演出してくれる!

ボーダーTシャツに薄色ジーンズを合わせた何気ない着こなしですが、どこか新鮮じゃありませんか? その理由は、ウェビングベルトや独特なシルエット。さり気ないアウトドア感がデニムを新鮮に見せているんです。つまり、この春の裏本命はアウトドア系デニム!

アウトドアブランドのデニムが気になる理由

デニムの出自はワーク。そこにアウトドアブランドならではの仕様が加わると、ほんのりとスポーツの薫りが漂います。最近はスポーツミックスが人気ですが、そんな流れもくんだ新鮮な表情になるというわけです。アウトドア系デニムの魅力を具体的に解説します!

いつものアメカジスタイルに新鮮味がプラスできる

MA-1にスウェットパーカーやスニーカー、ジーンズを合わせた王道のアメカジスタイルも、アウトドア系デニムを用いると一気に鮮度が高まります。生地はデニムなのでアメカジに難なく馴染みますが、デザインがアウトドアパンツなので新鮮に映るというわけです。

ウェビングベルトが腰回りのさり気ないアクセントになる

アウトドアブランドが展開するデニムパンツの大半はクライミングパンツ型。その大きな特徴のひとつがウェビングベルトです。先端を垂らすことで、腰回りのアクセサリー代わりになり、シンプルなコーディネートにアクセントを加味してくれます。

旬なデニムを取り入れながらも周囲と差をつけることができる

そもそも今春はデニムという素材が注目の的。とくにジーンズが人気です。周囲とカブってしまう危険性も高いのですが、アウトドア系デニムなら選ぶことで出し抜くことができます。ガゼットクロスを用いたシルエットだけでも新鮮なので、取り入れてみてください!

ルールは3つ!アウトドアブランドのデニムの選び方

アウトドア系デニムに注目すべき理由がわかったら、実際に選ぶべきアイテムも気になるはず。3つのルールを紹介しますので、そのうちのいずれかをクリアしているデニムを選びましょう。もちろん、網羅したアイテムなら一層入手する価値があります!

デニムならではのヴィンテージ感がリアルに表現されている

今シーズンは加工感のある薄色デニム地が最旬。ということで、アウトドアブランドのジーンズでもそんな生地感を本命とすべきです。周囲とあえて差をつけるため、ダーク調を選んでもOKですが、デニムらしい風合いや表情があることは必須条件です。

動きやすさを約束してくれるガゼットクロッチを採用

クライミングパンツの特徴であるガゼットクロッチは、股部分に設けられたマチのこと。このパターンによって180度の開脚も可能となり、動きやすさをもたらしてくれます。また、股上にゆとりのある独特なシルエットを生み出し、アウトドア感を醸し出します。

簡単に着脱できるウェビングベルトを備えている

アウトドア系デニムが気になる理由とも重複しますが、ウェビングベルトがあるとかなり新鮮。腰回りのスパイスにもなってくれます。もともと、片手でも着脱やサイズ調整がしやすいように生まれた仕様なので、機能面でも重宝。付属していた方が便利です。

アウトドアブランドのデニムを着こなすためのヒント

アウトドア系デニムのシルエットは、裾が引っ掛かりにくいテーパード型が基本。オールマイティにはき回すことができ、ほかのデニムパンツと同じようにコーディネートすればよいのですが、魅力が生きるはきこなし方もあります。主な3パターンを紹介します。

ベルトなどの仕様を見せるためにショート丈アウターを選ぶ

ウェビングベルト付きのクライミングパンツタイプのデニムなら、その特徴を主張すべき。ということで、腰がよく見えるショート丈のアウターを合わせるのがおすすめです。MA-1やリブブルゾンがその代表となります。コンパクトな上半身でモダンにまとめましょう。

スウェットパーカーやボーダー柄で軽快感を強調する

アウトドア仕様のクライミング型ジーンズは、シルエットが特徴的でどこかスポーティ。同じ共通点を持つスウェットパーカーとは相性が抜群です。ショート丈のアウターとして着用し、インナーにボーダー柄を合わせれば、持ち前の爽快感が一層引き立ちます。

ホワイトのトップスを合わせて爽やかにまとめる

爽快感を強調する着こなしパターンとして、白いトップスを合わせるという手もあります。旬なカラーのTシャツやニットを合わせるだけで、アウトドア系デニムの爽やかさが際立ちます。トップスをコンパクトにまとめる、パンツのシルエットを際立たせるのが基本。

これが欲しい!アウトドアブランドのデニムリスト

前述したアウトドア系ジーンズを選ぶポイントを1つ以上押さえたおすすめ品を紹介! 薄手で動きやすいパンツが多いのも特徴的です。淡いトーンの色落ち生地がもっとも今季的ですが、ダークトーンでも生地が薄めなので軽快な印象。春らしさが演出できます。

『ケルティ』×『シップス ジェネラルサプライ』別注デニムイージーパンツ

デイパックなどを中心に展開するアウトドアブランド『ケルティ』と、人気セレクトショップとのコラボ品。デニム地を用い、ウェビングベルトなどの仕様を取り入れてイージーパンツ型に仕上げています。全体的には細身ですが、深めの股上がリラックス感を創出。

『グラミチ』×『チャオパニック』別注ストレッチデニム ナローパンツ

クライミングパンツで人気の『グラミチ』へ別注して生み出したデニムパンツは、ナローなシルエットがモダンな雰囲気。ストレット生地なのではき心地はノンストレスです。ウェビングベルトといったアウトドアの仕様もしっかりと採用しています。

『ワイルドシングス』別注 アンクル ワイルドクライミングパンツ

アウトドアスタイルも得意とするセレクトショップ『ビーバー』が、カナダの本格的クライミングブランドへ別注して生まれた逸品。トレンドのワイドなシルエットにくわえ、アンクル丈や薄手の生地感がリラックスした着用感と見た目の抜け感を約束します。

『マナスタッシュ』CM-ストレッチ クライムパンツ

アメリカのシアトルを拠点とするアウトドアブランドによる一本は、クールマックス素材の糸を織り交ぜたストレッチデニム仕様。速乾性があり、ドライなタッチが快適です。ワークテイストのルックスですが、ウェビングベルトなどの機能性も搭載しています。

『チャムス』ユタデニムパンツ

小物などを得意とするアウトドアブランドらしく、ウェビングベルトはフライングブービー柄。デザイン上のアクセントになっています。ゴム入りの裾や明るいトーンのデニム地が今季らしさを演出。スタイリングに組み込むだけで、一気に鮮度アップが果たせます。

アウトドアブランドのデニムを使ったコーデ集

さり気なく新鮮味が醸し出せるアウトドアブランドのデニムは、はきこなしてこそ真価が発揮されます。その魅力を紹介するため、参考にすべきコーディネートサンプルを10点選りすぐりました。すぐにでもテクニックを盗み、実践してみてください。

ネイビーのリブブルゾンに、ナローなピッチ幅のボーダーTシャツを合わせ、マリン調の爽快なトップスを形成。スポーティで軽快なクライミング型デニムがよく似合っています。

アウトドア系デニムを起点に、全身をブルーで揃えた爽やかなワントーンスタイル。アウターはショート丈、インナーはボーダー柄で、着こなしのポイントも押さえています。

ミリタリーシャツを合わせ、アウトドア調パンツとのテイストミックスを実践。シャツと靴を旬なベージュで揃えて軽快に仕上げています。インナーの迷彩柄が何気ないスパイス。

ボーダー柄のスウェットパーカーはかなり爽やかなイメージ。ポロシャツにスニーカー、アウトドア系デニムと、ほかのアイテムもスポーティなタイプで統一し。一層爽快に。

デニム+スウェットパーカーはアメカジの定番スタイルですが、パンツがアウトドア系なら何気なく新鮮。こなれたムードも漂っています。スニーカーの差し色も効いています。

パーカーにかぎらず、スウェットシャツもスポーティな雰囲気。同じくスポーツ調のアウトドア系デニムとは好相性です。王道のアメカジスタイルを今季的に仕上げたお手本!

こちらもスウェットシャツ+アウトドア系デニムというおすすめの組み合わせ。ウェビングベルトがアクセントになっていますが、チェックシャツも腰に巻いてアメカジ感を増強。

色落ちした薄色デニムはニットとの相性も抜群。品のある質感で大人っぽくまとまります。その一方、ニットのボーダー柄や独自フォルムのアウトドア系パンツが抜け感も演出。

白いニットを合わせることで、アウトドア系パンツが持つスポーティな魅力を強調。あえてグレーのデニムを選び、モノトーン基調の着こなしにしてシックにまとめています。

Tシャツの重ね着が目を引く着こなし。デニム以外はモノトーンでまとめ、大人っぽく仕上げています。ソフトなアウトドア系デニムなので、春っぽさのあるアメカジスタイルに。

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