ドライビングシューズの長所とおすすめしたい5つのブランド

ドライビングシューズの長所とおすすめしたい5つのブランド

車愛好家のレギュラー靴だったドライビングシューズも、いまや誰もがタウンユースに履くほどに浸透。理想的な合わせ方とともに、おすすめブランドを解説していく。

菊地 亮

2018.03.02

レザーシューズ

ドライビングシューズとは、運転時にも最適な機能的シューズ

ドライビングシューズとは、靴底がラバー製、またはレザーにラバーが埋め込まれているため滑りにくく、運転時のアクセルやブレーキを踏む足が安定するように考慮されたシューズ。1970年代後半、「履きやすいうえに仕事でも活用できる靴を」という思いから『トッズ』が生み出した1足が、世間一般に広まったきっかけとされている。

ドライビングシューズの魅力を深掘り

魅力1実用性を考えた確かな機能的ディテール

ネーミングからも推測できるように、もともとは運転時の足元をしっかりカバーできるシューズとして登場したもの。ゆえに、アクセルやブレーキを踏みこむ足が安定するようにとグリップ力の高いラバーをソールに使い、さらにぺダリング時にすり減るヒールをフォローするため、かかと部分まで採用している点が特徴。

魅力2ストレスを感じさせない抜群の履き心地

アッパー部分とソール部分が1枚の革で構成され、さらに土踏まずのラバーを取り除いているためソールの反り返りがよく、歩行時にしっかりとアジャストしてくれる。またラバーは地面からの衝撃を吸収し、高いグリップ力を備えているため安定性もしっかりと確保。

魅力3高機能でありながらこの上なくエレガント

ただ単純に機能面だけが特化しているわけではないところが、ドライビングシューズの良いところ。スリッポン型で運動性能に長けているものの、全体を覆うレザーがエレガントさを誘発し、見た目をしっかりフォローできている。そのため、ジャケットなどのきれいめスタイルにもしっかりハマる。

街で履きたい。ドライビングシューズのおすすめブランド

機能もデザインも併せ持つドライビングシューズだが、いったいどんなアイテムを選べば良いか。各ブランドの特色を理解したうえで選べるよう、初めての人も2足目を考えている人も手に入れたい厳選5ブランドを紹介したい。

ブランド1『クラークス』

『クラークス』のシンボル的存在であるワラビーを作る際の余った革を有効活用して作られたのがナタリー。天然皮革を採用したアッパーは風合い豊かな質感が魅力だ。ソールには柔軟性とクッション性に優れたクレープソールを使用しているため、快適な履き心地が味わえる。

ブランド2『リーガル』

日本が誇る靴専業ブランド『リーガル』の1足は、歩きやすさを追及した逸品。柔軟性のあるモールドソールと足裏をしっかりと安定させるインソールが最高のフィット感を提供してくれる。またエレガントな見た目はきれいめスタイルとも好マッチ。1万円台で買えるお手頃な価格帯もうれしいかぎり。

ブランド3『パラブーツ』

フランスを代表するシューズブランド『パラブーツ』よりレコメンドしたいのは、人気モデルの1つでもあるオイルドレザー仕上げのスパイダー。上品な面持ちかつ足を包み込むような履き心地で、あらゆるシーンで手放せなくなること間違いなし。アウトソールの赤色のペブルソールはさりげないアクセントとして効果を発揮してくれる。

ブランド4『オロビアンコ』

『オロビアンコ』といえばバッグブランドとして有名だが、そのシューズもまたあなどれない。上質な本格レザーと高度な職人技によって生み出させるアイテム群は、上品で高級感あふれるモノばかり。カジュアルなモカシンもこだわり抜かれた素材によってラグジュアリーな仕上がりに。

ブランド5『コールハーン』

『コールハーン』の名作として数えられるのが、同ブランドのペニーローファー。それに負けず劣らず強い存在感を放っているのがドライビングシューズのこちら。ハンドステッチによる正統派のモカシン製法によって作られ、ラバーナブを使ったソールは安定感抜群。プリントレザーもおもしろい。

ドライビングシューズと好相性なアイテムは?

ドライビングシューズをいかにあか抜けた感じで履きこなすか? その最適解は相性が良いアイテムを取り入れることで導き出せる。機能的だがエレガンスな1足だけに、ジャケットやシャツとも相性良好だ。

アイテム1テーラードジャケット

夏のジャケパンは、カッチリよりむしろリラックスして着こなしたい。その点エレガントで動きやすいドライビングシューズの選択は理にかなっている。今季注目度の高いシアサッカー素材のテーラードジャケットも、軽やかな着心地でしっかり同調してくれる。ストレッチがきいて、シワになりにくい点も高ポイント。

アイテム2シャツ

ビジカジスタイルに馴染むドライビングシューズは、シャツとの相性もピッタリ。これからの時期なら軽やかに羽織れるやわらかな素材のシャツはが狙い目だ。『エストネーション』のリネンシャツは通常のリネン素材よりやわらかく着用感は抜群。運転時も動きやすく、さらに爽やかな清涼感を与えてくれるだろう。

アイテム3チノパン

品行方正なチノパンは相性の良いボトムスの代表格。しかも、トレンドカラーのベージュを採用すれば、自然と今どきをアピールできる。こちらのアイテムのようなテーパードシルエットを選べば美脚を演出可能。さらにストレッチが効いた1本なら動きやすさも申し分なし。

アイテム4白パンツ

白パンツなら、男らしいリラックススタイルをシューズとともに作ることができる。『オアスロウ』のスリムフィット型ジーンズは、窮屈感のない快適なはき心地と美シルエットで、ドライブ時の心強い味方になってくれるはずだ。

アイテム5カーディガン

ドライビングシューズの軽やかで上品なムードは、カーディガンとも相性抜群。今の季節であれば、リネン素材を採用した1着でより軽やかな表情を楽しみたい。鮮やかなカラーリングも、これからの季節ならではの着こなしとして選択肢に入れてみては。

おしゃれに着こなす。ドライビングシューズのコーデ術

ドライビングシューズを軸としたスタイリングで、とりわけ重要なのは季節感や大人と
しての品格。たとえば、色合わせにしても適度な抜け感や、引き締めのさじ加減が重要な要素の1つに数えられる。それは、ファッショニスタたちのコーディネートを見ればよく分かってもらえるはずだ。

爽快なスタイリングへ向かいがちなドライビングシューズのコーディネート。それをカーキやブラウンといった深みのあるアースカラーで仕上げることで男らしさと落ち着きを手に入れた。

全体をブルーとホワイトのマリンカラーでまとめた爽やかな着こなし。グラデーション風のアイテムチョイスが技アリで、トップはメリハリをつけたコントラストでより立体的に仕上げている。

白パンツとドライビングシューズは相思相愛の間柄。双方をホワイト同士で合わせたいところだが、マイルドなブラウンにすることで品よく仕上がる。濃紺のニットも引き締め役として存在感を発揮。

ポロシャツとチノパンのスポーティかつカジュアルな装いを、ブラウンのドライビングシューズでエレガントに格上げ。スタンダードなカラーパレットで仕上げた分、暖色系のカーディガンがより際立って見える。

ネイビーをキーカラーに展開したアーバンライクな装い。海っぽさを匂わす王道のスタイリングでも、白パンツによるクリーンな味付けや足元の新鮮さによってマンネリ感を一気に払拭。

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