バンズのスニーカーはどれを選ぶ? どう履く? 人気&定番モデルを徹底攻略

バンズのスニーカーはどれを選ぶ? どう履く? 人気&定番モデルを徹底攻略

熱狂的なファンが多い『バンズ』のスニーカー。そのなかから、クラシック感が魅力の定番モデルをピックアップして詳しく解説します。着こなし術も合わせて一挙に紹介!

平 格彦

2019.04.05

バンズ(VANS)
スニーカー

『バンズ』の定番としてまず押さえておくべきは、4つの主力スニーカー

『バンズ』が誕生したのは1966年。米国・カリフォルニア州アナハイムでスニーカーブランドとして創業しました。70年代に入るとアメリカでスケートブームが到来。伝説的なスケートボードチーム「Z-BOYS」のサポートをしていたこともあって、『バンズ』はスケーターやBMXライダーに愛用されるメジャーブランドへと躍進を遂げました。

そんな『バンズ』 のスニーカーが支持を集めた理由としては「グリップ性の高いワッフルソール」と「80年代まで行っていたカスタムメイドの受注生産」が挙げられ、そのDNAは、多彩な色や柄のバリエーションを持つ商品ラインアップに受け継がれています。

これまで数々の名作スニーカーを生み出してきた『バンズ』のなかでも、とくに外せない定番モデルは4つ。“クラシックな面持ちで大人のコーディネートにも合わせやすい”という共通する魅力を持った「オーセンティック」、「エラ」、「スリッポン」、「オールドスクール」です。以下では、それぞれが備える特有の個性についても細かく解説していきます。

バンズの定番モデル1:「オーセンティック」はブランドの最古参モデル

ブランドの設立当初にリリースされロングセラーとなった大定番モデルが「オーセンティック」。不動の人気を誇り、ファッション業界の関係者にも愛用者が多い名作です。クラシックかつシンプルな面持ちなので、あらゆるコーディネートに難なく馴染むのが大きな魅力。

もっとも特徴的なディテールは、いわゆる「内羽根式」を採用している点。フォーマルな革靴にも用いられる仕様なため、スニーカーなのにどこか品格を感じさせてくれます。白いタグもシンプルな面持ちのなかでさりげない主張で、アクセントとして効いています。

ワントーンの無地がスタンダードですが、カラーや柄のバリエーションは多彩で、幾何学模様などの総柄タイプもリリースされています。また、トゥの部分の色を変えたツートンカラーも選べます。

バンズの定番モデル2:「エラ」はクッション性を高めた改良モデル

「エラ」は「オーセンティック」の改良版。「オーセンティック」が登場した10年後の76年にリリースされました。スケートチーム「Z-BOYS」のオリジナルメンバーであるトニー・アルバ氏やステイシー・ペラルタ氏による提案が採用されています。

「エラ」と「オーセンティック」の違いは、履き口にパッドが追加されている点。クッション性を高めることで、スケートなどの激しい動きにも対応できるようにアレンジされています。普段からアクティブに活動している人には「エラ」がベターな選択肢です。

大人なコーディネートに合わせることを考えると、落ち着きがあるワントーンのタイプがイチ押しです。しかし、そもそもスケートボードなどでの使用を想定しているため、ストリートテイストを感じさせるコンビカラーやパターンなども多くラインアップされています。着こなしのアクセントとして取り入れてみるのもいいでしょう。

バンズの看板。エラの魅力とオーセンティックとの違い

バンズの看板。エラの魅力とオーセンティックとの違い

スニーカーの定番ブランドといえば、バンズですよね。なかでも本ブランドを代表するモデルがエラ。誕生から40年が経つ今でも色あせない、その魅力に迫っていきます。

山崎 サトシ

バンズの定番モデル3:「スリッポン」はミニマルなルックスが持ち味

「オーセンティック」を改良した「エラ」に、さらにアレンジを加えて誕生したのが「スリッポン」。79年にリリースされています。ネーミングの通り、足を滑りこませるだけで履くことのできる利便性が最大の魅力。靴ひもがないためミニマルな見た目で、大人っぽいスタイリングにもマッチします。

シューレースなしでもフィット感が確保できるよう、タンの両端にゴムを配置。ミニマルな面持ちのなかに機能性が潜んでいます。また、「エラ」の改良版ということで履き口にパッドも搭載。足当たりの良い履き心地を実現しています。

ミニマルなデザインの「スリッポン」だからこそ、アッパーは多種多彩。色や柄はもちろん、キャンバスやスエードといった素材もいろいろ揃っています。ちなみに、チェッカーフラッグ柄も「バンズ」を象徴するスポーティな柄の1つです。

バンズの名作、スリッポン。多彩な色柄・素材からおすすめ16足を選りすぐり

バンズの名作、スリッポン。多彩な色柄・素材からおすすめ16足を選りすぐり

幅広い層から支持を集め、根強い人気を誇っている『バンズ』の「スリッポン」。その魅力を掘り下げつつ、多彩な商品ラインアップや合わせるべきボトムスを紹介します!

平 格彦

バンズの定番モデル4:「オールドスクール」はストリートシーンのアイコン的存在

「オールドスクール」が誕生したのは77年。「ジャズ」という愛称でも親しまれています。ほかの定番モデルにはないサイドのラインが特徴的。コーディネートのアクセントにもなるため、ストリートを中心に人気を集めています。「エラ」よりも後発モデルのため、こちらも履き口にはパッドがセットされています。

現在ではすっかり『バンズ』のアイコンとなっているサイドラインは、この「オールドスクール」で初めて採用されました。そのラインは形状から“サーフライン”と呼ばれていて、『バンズ』の創業者であるポール・ヴァン・ドーレン氏の即興による落書きで誕生したといわれています。成り立ちから“ジャズストライプ”という別称も。

トゥとほかの色を分けたバイカラーの配色が「オールドスクール」の定番。しかし、幅広いコーディネートに用いるなら落ち着きのあるワントーンをチョイスするのがおすすめ。キャンバスやレザーなど、素材のバリエーションも豊富です。

バンズの代表作。オールドスクールの魅力とコーデ集

バンズの代表作。オールドスクールの魅力とコーデ集

ローテクスニーカーとして不動の人気を誇る『バンズ』のオールドスクール。その魅力を、歴史や特徴、定番カラーのコーディネートなどとともに、ご紹介していきます!

編集ウエダ

まだある! 『バンズ』の隠れた人気モデルをチェックしよう

定番といえるモデルはほかにもまだあります。そのなかでも人気が高く、大人のコーディネートに使いやすいミッドカット〜ハイカットのモデルを追加で3モデル紹介します。

人気モデル1ハイカットスニーカーの名作「スケートハイ」

4つの定番に勝るとも劣らない人気モデルが「スケートハイ」。「オールドスクール」と同じころにリリースされたこともあってルックスが似ている印象もありますが、外羽根式になっているのが違いの1つ。しかし1番の変化はハイカットになっている点です。パッドも内蔵されていて足首をしっかりサポート。元々はスケートボード用に特化したシューズでしたが、今ではファッションの分野でもハイカットスニーカーの名作の1つとして広く愛されています。

人気モデル2愛され続けているシグネチャーモデル「ハーフキャブ」

伝説のスケーター、スティーブ・キャバレロ氏のシグネチャーモデル第2弾として誕生したのが「ハーフキャブ」。ファーストモデルはローカットでしたが、セカンドモデルはミッドカットにアレンジされました。アッパーにスエードを採用したデザインがクールで大人顔。リリースから10年以上経った今でもスケーターを中心に人気が継続しています。ちなみにモデル名の「ハーフキャブ」は、80年代にスティーブ・キャバレロ氏が生み出したトリックの名前。

25周年で注目度急上昇! バンズのハーフキャブの魅力と履きこなし方

25周年で注目度急上昇! バンズのハーフキャブの魅力と履きこなし方

2017年でリリース25周年を迎える『バンズ』のハーフキャブ。スケシューならではの履き心地に加え、程よいボリューム感はコーデのアクセントにも使えるので、ぜひお試しを!

伊藤 千尋

人気モデル3ミッドカットなのにクラシックな面持ちの「チャッカ」

「オーセンティック」や「エラ」のクラシックかつシンプルなイメージを踏襲しつつ、ミッドカットで品良く仕上げられた人気モデルが「チャッカ」。チャッカブーツをモチーフにした名作を日本限定で復刻した注目作です。ローカットモデルに飽きたら、こんなミッドカットモデルで変化を付けるのがおすすめです。

シックな大人コーデか、旬なストリートMIXか。『バンズ』の着こなし2大スタイル

最後は大定番の4モデルを使ったコーディネート術を、実例とともに解説します。大人っぽく落ち着きを感じさせるスタイルか、トレンドのストリートテイストを取り入れたスタイルか。自分の好みに合うテイストを意識しながら『バンズ』を履きこなしてください。

▼『バンズ』のスニーカーを使った、シックな大人コーデ集

バンズの大人コーデ1「スリッポン」を使ったグレー基調の都会的スタイリング

ミニマルデザインの「スリッポン」は上品なコートと好相性。ここではスニーカーを起点に、ステンカラーコート、スウェットパーカー、ニットキャップをグレーで統一してアーバンなイメージを演出しています。スリムなジーンズやクラシックなメガネも大人っぽいムード作りに貢献。

バンズの大人コーデ2「オーセンティック」を使ったこなれたジャケットスタイル

クラシックな『バンズ』のスニーカーは、ワントーンのモデルを選ぶと大人な着こなしに一層マッチ。ここでは、白で統一された「オーセンティック」を選んでいます。ジャケットを用いつつ適度にカジュアルダウンするべく、クロップドパンツ+スニーカーで旬なリラックス感を加味。

バンズの大人コーデ3「エラ」を使ったモノトーンの大人カジュアル

カジュアルなコーディネートもモノトーンを基調に構築するとクールで大人な印象に仕上がります。ここではスニーカーの「エラ」に加え、スウェットパーカーやジーンズもブラックの無地をセレクト。ダークな印象になり過ぎないよう、ボーダー柄のインナーで爽快感をプラスしています。

▼『バンズ』のスニーカーを使った、ストリートMIXコーデ集

バンズのストリートコーデ1「オールドスクール」を使った大人なストリートMIX

ストリートテイストの演出に適しているのはやはり「オールドスクール」。ストリートブランドのロゴスウェットを合わせることで、旬なムードを高めています。ボトムスにはきれいめなスラックスを選びつつ、さらに上下をブラウン系で統一することによって上品な印象も演出。

バンズのストリートコーデ2「オーセンティック」を使ったセットアップスタイル

シンプルな「オーセンティック」も、総柄タイプを選ぶとストリートっぽい印象。さらにここでは、ややルーズなセットアップで大人のストリート調コーデに仕上げています。スニーカーから色を拾ったパーカー、前後を逆にしてかぶったキャップ、ボーダー柄のソックスでバランス良く着崩しているのもポイント。

バンズのストリートコーデ3「スリッポン」を使った程良くゆるいジャケットスタイル

チェッカー柄を配した「スリッポン」は大人っぽいストリートテイストの演出に重宝。ワイドなパンツを合わせることで下半身をストリート調にまとめています。パーカー、バケットハットなどのアイテムもストリートな雰囲気ですが、テーラードジャケットを羽織ることで大人にふさわしい上品さを醸成。

スニーカーだけじゃない。バンズのTシャツならではの魅力とは?

スニーカーだけじゃない。バンズのTシャツならではの魅力とは?

90年代リバイバルによりロゴT需要が高まるなか、何やら『バンズ』のTシャツが使えるとの噂。そこで今回は、魅力あるナイスな一枚&大人の着こなしルールをご紹介します。

伊藤 千尋

    KEYWORD関連キーワード
    RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事
    着用マナーも解説! ボタンダウンシャツの着こなしガイド

    着用マナーも解説! ボタンダウンシャツの着こなしガイド

    この春はカジュアルにもきれいめにも使えるボタンダウンシャツに注目。今回は、ボタンダウンシャツの基本的な選び方からおすすめのアイテム、着こなし方までお届け。

    大中 志摩

    チェックシャツを厳選。5つの柄から選ぶおすすめ10ブランド

    チェックシャツを厳選。5つの柄から選ぶおすすめ10ブランド

    チェックシャツといえば日常着における基本の“き”。ただ、そのなかにも多彩な種類があり、それぞれで持ち味も異なります。その特性と、おすすめブランドをまとめました。

    山崎 サトシ

    気温20度の日の服装とベストなコーディネートを考える

    気温20度の日の服装とベストなコーディネートを考える

    メンズファッションにおいて、多くの方が悩む春秋シーズンの服装。持っておくと便利なアイテムと、気温20度前後の季節での最適なコーディネートを紹介していきます。

    Hiroshi Watanabe

    紺色がもたらす好印象。ネイビーコーデを覚えよう

    紺色がもたらす好印象。ネイビーコーデを覚えよう

    定番色のなかでも、特に大人に取り入れてほしいのがネイビーです。その理由をオン・オフのおすすめコーデとともにお伝えします。ネイビーコーデはしっかり覚えましょう!

    近間 恭子

    大人の定番。テーラードジャケットの着こなし30スタイル

    大人の定番。テーラードジャケットの着こなし30スタイル

    メンズのマストハブであるテーラードジャケットは、定番だからこそ着こなしで差別化を。相性抜群のアイテムと、これを活用したジャケットコーデ30スタイルを紹介します。

    Freeamericanidol編集部

    白スニーカー×定番モデルで作るコーディネート15選

    白スニーカー×定番モデルで作るコーディネート15選

    白スニーカーの定番5モデルを使ったメンズコーデのサンプルをご紹介。『アディダスオリジナルス』や『コンバース』など、名作の“白スニ”活用方法をお届けする。

    大中 志摩

    BACK