春コーデ決定版。大人な着こなしを楽しむ7つのポイント

春コーデ決定版。大人な着こなしを楽しむ7つのポイント

30代にふさわしい春のメンズファッションを総特集。定番アイテムの活用術や旬の着こなし、さらにはセンス良く見せるテクニックまで、幅広く春のメンズコーデを解説します。

Freeamericanidol編集部

2018.03.05

春の着こなし・コーデ

“きれいめ:カジュアル=6:4”こそ、春ファッションの黄金比

「休日だから、思いきりカジュアルに」という気持ちもわかります。とはいえ、年相応の着こなしを意識しないのは大人として考えもの。休日でも上品でこなれ感がある装いが、やはり理想ですよね。

コーディネートを作るポイントとなるのが、“きれいめ”と“カジュアル”の割合を6:4にすること。たとえばスウェットにジーンズのようなカジュアル服だけではなく、襟付きのシャツを取り入れて、きれいめのアイテムをMIXしましょう。なお、6:4はアイテム数の比率でなく、アイテムの露出面積の割合で考えるのがポイントです。

“きれいめ”か“カジュアル”か。春に多く取り入れられるアイテムを区分してみた

“きれいめ”か“カジュアル”か。春に多く取り入れられるアイテムを区分してみた

では、どのアイテムが“きれいめ”で、どのアイテムが“カジュアル”なのか。デザインによっても異なりますが、基本的に以下のように分類されます。

■きれいめアイテム
・コート
・ニット
・カーディガン
・シャツ
・チノパン
・スラックス
・レザーシューズ

■カジュアルアイテム
・ブルゾン
・Tシャツ
・スウェット
・パーカー
・カットソー
・ジーンズ
・ワークパンツ
・スニーカー

春コーデを考えるときは、これらの露出する(見てわかる)分量を“きれいめ6:カジュアル4”になるよう意識しましょう。

もちろん、“清潔感のある着こなし”は春もキープしましょう

“きれいめ”と“カジュアル”の割合を6:4にする方法をご紹介する前に押さえておくべきは“清潔感”。

清潔感とは、ボロボロの服や離れた場所からでも目につく柄&色を取り入れた奇抜なコーデではない、好印象な着こなしのこと。(肌や髪、ひげを整えているのが前提ですが)ベーシックなアイテムを正しく着れば、清潔感のあるスタイルは簡単です。

このアイテムの選び方を軸に、トレンドを念頭に置きつつ、“きれいめ”と“カジュアル”の割合を6:4で着こなしを作りましょう。そんな春のメンズファッションのポイントを7つご紹介します。

ポイント1:旬のステンカラーコートは、きれいめ要素高めの30代必須アイテム

スポーツMIXスタイルが定番となった今、ブルゾンをはじめコーチジャケットなどカジュアルなライトアウターが気になるところ。しかし、清潔感のあるファッションを目指すならコート類がおすすめ。なかでも、秋冬のロング丈ブームの延長で注目されているステンカラーコートは押さえておきましょう。

ビジネス色が強いステンカラーコートは抵抗があるという方もいるかと思いますが、今は各ブランドのカラー展開が豊富。サイズ感もさまざまですから、オン・オフを問わず活用できるはずです。

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はじめてステンカラーコートを手に入れるなら、スタンダードな色みのベージュがおすすめ。いかにもビジネスマンなカラーですが、ジーンズやスラックス、ネイビーベースのボーダーカットソーなど、30代メンズの大好物アイテムと相性抜群です。

写真のスタイリングは、コートやスラックスなどのきれいめアイテムを中心に、スリッポンとリュックでカジュアル感を投入したバランス感が見事。旬と清涼感、そしてきれいめとカジュアルのバランスを体現しています。

■きれいめアイテム/ステンカラーコート、スラックス
■カジュアルアイテム/ボーダーカットソー、スニーカー、リュック

ネイビー系のステンカラーコートもベージュに次いで取り入れやすく、選択肢に加えたいカラー。ネイビー系の色もトレンドを問わず、また30代メンズのワードローブとも相性よくマッチしやすいのが特徴です。

コーデはステンカラーコート+ブルーのシャツというビジネスライクなトップスですが、ハンパ丈のボトムスとスニーカーで大人カジュアルを体現。シンプルなのにこなれ感のある着こなしはぜひ参考にしてみてください。

■きれいめアイテム/ステンカラーコート、シャツ、メガネ
■カジュアルアイテム/アンクル丈のパンツ、スニーカー

周りと差を付けたいけど、悪目立ちはしたくない。そんなときはライトブルーのステンカラーコートがおすすめ。ジーンズをメインとする人も多い30代男性のワードローブとも相性良くハマる上に、アクセントカラーとしてもこの上なくマッチします。

アウターの色みを強調するなら、ほかのアイテムは落ち着いたトーンで構築するのが正解。こうすることで悪目立ちせず、大人っぽくまとめることができます。

■きれいめアイテム/ステンカラーコート、レザーシューズ
■カジュアルアイテム/ブラックジーンズ

ポイント2:オックスフォードボタンダウンシャツは、いつだって30代の強い味方

簡単にきれいめなムードと清潔感を打ち出せるアイテムといえばシャツ。とくにブロード生地のシャツ(=ワイシャツ)は簡単に清潔感を演出できますが、カジュアル服と合わせるのは難易度高め。そこで選びたいのが、カジュアル素材で仕立てられた1枚。オックスフォード生地などのカジュアル素材で仕立てられることが多いボタンダウンシャツです。

ボタンダウンシャツは、もともとスポーツのポロ競技で使われていたウェアを参考に作られたといわれているため、人気のスポーツテイストも手に入ります。

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汎用性の高さを考慮すると、必須は白かライトブルーのオックスフォードボタンダウンシャツ。清潔感を振りまくことはもちろん、デニムパンツからクセのあるアイテムまで何にでも馴染む汎用性の高さも特徴です。

グレーのパンツやスニーカーなど、ペールトーンで構築しているのも大人らしさのカギ。生真面目に映りがちなスタイリングは、シルバーアクセサリーで程良くカジュアルダウンさせるのもおしゃれですね。

■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ、パンツ
■カジュアルアイテム/スニーカー、シルバーアクセサリー

柄のボタンダウンシャツを選びたい場合は、“きれいめ”と“カジュアル”のバランスに優れたギンガムチェック柄がおすすめ。小さめのチェック柄で色が2色なので、いわゆるチェックシャツとしてイメージが浮かぶ1枚とは異なり、ラフになりすぎません。タックインして着こなせば、良い塩梅に仕上がります。足元はパンツ丈を短めに設定し、スニーカーを主張させてトレンド感もしっかりキープしています。

■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ、ベルト
■カジュアルアイテム/ジーンズ、スニーカー

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ステンカラーコートと同じく、デニム生地のボタンダウンシャツも30代男性と好相性。こちらもカジュアルさときれいめなイメージがちょうどよいバランスなので、ラフな着こなしにもすんなりとハマります。

着こなすなら、デニム・オン・デニムコーデがイチ押し。デニムシャツで多く見られるウエスタンデザインのタイプだと武骨なラギッドスタイルにまとまりがちですが、ボタンダウンタイプなら都会的にまとまります。

■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ
■カジュアルアイテム/ジーンズ、スニーカー

ポイント3:定番のジーンズは薄め・細め・短めで、季節感をゲットせよ!

カジュアルアイテムを代表するジーンズですが、細めの美脚シルエットであれば、ラフになりすぎる心配はありません。

また、色落ちしていないリジッドジーンズがもっともクリーンな印象ではありますが、色落ちやダメージ加工がされたものも細身シルエットの1本ならカジュアルに寄りすぎません。さらに丈が短めのタイプを選べば、はくだけでこなれ感も簡単に出せるのがうれしいところ。長めの丈が好みなら、ロールアップして調整するのもOKです。

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随所にダメージ加工が施されたジーンズは注目度の高いアイテム。とはいえ、肌が露出するようなダメージ加工だと30代メンズには清潔感に欠けてしまうので、写真のような当て布が施されたタイプがGOOD。

着こなしはここ数年トレンドの西海岸風にスタイリング。海を感じるサーフスタイルがベースのスタイリングなので、ニットで“きれいめ”感をフォロー。トップスから足元までネイビー系で統一し、ワントーンに仕上げることで清潔感を演出しています。

■きれいめアイテム/ニット
■カジュアルアイテム/ジーンズ、スリッポン

表情豊かなパッチワーク加工が施されたジーンズは汚く見られがちですが、細身シルエットならその心配も無用。30代の着こなしにも抵抗なく取り入れられます。

このアイテムでコーデを組むなら、シャツにニット、レザーシューズときれいめ顔のアイテムをやや多めに取り入れるとクリーンにまとまりやすいでしょう。

■きれいめアイテム/ニット、デニムシャツ、レザーシューズ、クラッチバッグ
■カジュアルアイテム/ジーンズ、ニット帽

程良いユーズド感のある色落ち、そして細めシルエット&丈短めのジーンズは、前述の通り着回し力高めのアイテム。

多くのアイテムと相性良くマッチしますが、王道的に着こなすなら襟付きシャツと革靴でシンプルにスタイリングするのがおすすめ。シャツはストライプ柄を組み合わせた個性的なデザインながら、ベースの着こなしがシンプルなのでごちゃごちゃして見えません。

■きれいめアイテム/シャツ、レザーシューズ、クラッチバッグ
■カジュアルアイテム/ジーンズ

ポイント4:春色を取り入れて旬度アップ。ペールトーンの活用方法

春に注目度が高まるのがペールトーンです。淡い色みかつピンクやグリーンなどアクセントとなるため、ブラックやホワイト、ネイビーなどのベーシックなカラーにいかに取り入れるかが鍵となります。

おすすめしたいのは、スタイリングで色みのメリハリを極端につけないこと。比較的明るいカラーパレットのコーディネートのなかに採用することで、ペールトーンの印象が悪目立ちすることなくむしろ今らしいムードを盛り立てる起爆剤になるんです。

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白のカットソーや黒のカーディガン、ベージュのチノパンなどのスタンダードなアイテムを使いつつ、足元にペールトーンを取り入れたコーディネート。ダークトーンとライトな色みとのバランスはもちろん、ジャストサイズの着こなしも見習いたいところ。

■きれいめアイテム/カーディガン、チノパン
■カジュアルアイテム/カットソー、シューズ

全体を淡いカラーでまとめたコーディネートは、やはりショートパンツがキモ。春夏らしいリネン素材を中心に、品のあるテクスチャーによって大人らしさを確保しているのも着こなし力の高さを裏付けてしています。爽やかな季節感にマッチした大人の休日コーデ、ぜひトライしてみては?

■きれいめアイテム/カーディガン、シャツ
■カジュアルアイテム/ショートパンツ、スニーカー

ミントグリーンのポロシャツと薄色のジーンズでカラートーンを統一。一見カジュアルに偏りがちなコーディネートですが、落ち着いたスエードのシューズで“きれいめ”感も補填しているあたりが絶妙です。

■きれいめアイテム/ポロシャツ、スエードシューズ
■カジュアルアイテム/ジーンズ

ポイント5:オフでも着られる大人の新定番。セットアップをモノにしよう

ビジネスシーンとは異なる“THE大人”のコーディネートとして人気のセットアップも要チェック。合わせるインナーやシューズによって印象が大きく異なるため、自身のキャラクターやシーンに応じてコーディネートを組みましょう。とはいえ、まずはスタイリングの引き出しを増やすことが先決です。

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セットアップのコーディネートは、白のカットソーを取り入れるだけでおしゃれに決まります。ただし、気をつけたいのがインナーのサイズ感。オーバーサイズすぎるとジャケットのシルエットがくずれてしまうため、ジャストサイズが鉄則です。足元にスポーティなランニングシューズをすえることで、程良くカジュアルダウンしているコーデテクはぜひ参考に。

■きれいめアイテム/セットアップ
■カジュアルアイテム/カットソー、ランニングシューズ

よりクリーンにセットアップを着こなすならば、インナーをシャツにシフトするだけでOK。バンドカラーシャツを組み合わせれば、より今らしいコーディネートに仕上がります。スポーツサンダルというセレクトが、きれいめとカジュアルのバランスをうまくまとめている点にもご注目。

■きれいめアイテム/セットアップ、シャツ
■カジュアルアイテム/スポーツサンダル

ジャケットとショートパンツとのセットアップも、この春おすすめしたいスタイリングの1つ。こちらは、先述したペールトーンをセットアップと組み合わせることでコーディネートのアクセント役に。ブラウンスエードのローファーでカラーバランスを整えた理想のコーデに仕上げています。

■きれいめアイテム/セットアップ、ローファー
■カジュアルアイテム/ポロシャツ

ポイント6:鮮度抜群。オープンカラーシャツでリラックス感を楽しもう

リラックス感のあるコーデが引き続き人気のため、オープンカラーシャツの注目度も同様に高めです。いつもの着こなしに取り入れるだけで今らしさをアシストしてくれるだけに、取り入れないのは損。ボタンを止めて着用するか否かによって着こなしの印象がかわるので、その点も含めて好例をチェックしてみましょう。

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シャツとパンツのゆったりとしたスタイリングが、オープンカラーシャツのらしさを引き立てたコーディネート。光沢感のある素材の1枚を選ぶことで、よりクリーンな印象を演出しています。

■きれいめアイテム/シャツ、スラックス
■カジュアルアイテム/スニーカー

イージースラックスでカジュアル感を出しつつ、オープンカラーシャツとローファーで大人らしいムードに。ダークトーンで構成した着こなしながらも、くるぶしを見せることで抜け感も加味。落ち着いた印象のなかで、インナーとして取り入れた白のカットソーが好アクセントとして活躍しています。

■きれいめアイテム/シャツ、ローファー
■カジュアルアイテム/イージースラックス

シャツの色みや素材感で爽やかに仕上げたコーディネート。リラックス感ときれいめ感を両立させた春のお手本コーデです。

■きれいめアイテム/シャツ、スラックス
■カジュアルアイテム/レザーサンダル

ポイント7:こなれ感を演出! 春コーデで真価を発揮する着こなしテクに注目

冬と比べて服装が薄着になる春は、周囲と着るものが被りやすく差別化が難しいもの。反対に、同じようなアイテムを取り入れているのに、なぜかあの人は自分と違ってアカ抜けている気がする……そう感じることもあるかもしれません。

そんなときに挑戦したいのが、シャツの袖をまくってアクティブ感を引き出したり、襟に立体感を出してマニッシュに味付けしたりするちょっとした着こなしテク。我々が無理なく挑戦できて、30秒もあれば完了できる5つのテクニックをお届けします。

テク1トップスのレイヤードは、春仕様にシフトして

レイヤードとは重ね着のこと。つまりTシャツにシャツ、カットソーにパーカーといった着こなしもレイヤードに入るのですが、おすすめしたいのは、カットソー×シャツの組み合わせ。

この組み合わせのよいところは、冬に挑戦したニットやスウェットシャツを重ねた着こなしの延長で取り入れることができること。それぞれの着丈と袖丈のバランスにさえ気をつければ、簡単に取り入れることができます。逆のシャツ×カットソーのコンビよりもおしゃれ感を出せるのも高ポイントです。

テク2シャツの袖をまくって、こなれ感を演出

シャツ1枚でも、カットソーやニットと合わせるときも、袖は少しまくったほうが断然おしゃれ。無造作にまくり上げて、ラフな印象に仕上がるよう挑戦してみましょう。きれいにまくるのでなく、適当に腕を出すのがポイントで、簡単にこなれた雰囲気が演出できます。

袖のボタンをすべて外し、肘のあたりまで大きくひとまくりしてください。その落ち目をさらにもうひと回り、長さによっては2回り折り返してみましょう。このとき、シャツの手首に当たる袖先を写真のように少しだけ見せるのがポイントです。

テク3場所がキモ。襟に立体感を出そう

シャツの襟を立てていない時よりも、襟を立てたときのほうが深めのVラインができ、首をすっきりと長く見せることができる着こなしテクニック。といっても、全部立ててしまうとバランスが悪く映ってしまうので注意しましょう。

襟を立てる時は、シャツの後ろ襟のみを立てるのがポイント。鏡の前で全部立ててからバランスを見て、半分くらい折るとよいでしょう。写真のようなカジュアルめのデザインシャツであれば、あえて襟をクシャっと手でつぶしてから立ててみると、こなれ感のある着こなしにまとまりますよ。

テク4今シーズンもハンパ丈がハンパなく使える

裾を数回折るロールアップテクもありですが、より今っぽい着こなしを目指すなら、裾を約2〜3cmのところでひと折りするくらいがおすすめ。ジーンズを折り返す際は、セルビッジ付きの1本を選んで。耳付きデニムとも呼ばれるこのタイプは、ジーンズの裏面・外側にある生地がほつれないように処理された、昔ながらのジーンズに見られるディテール。ロールアップすることでセルビッジが露出し、着こなしの程良いアクセントとして活躍してくれます。

テク5旬度満点。タックインをモノにせよ

きれいめな要素を高める着こなしテクとして有名なタックイン。ほかの着こなしテクと比べると難易度はグッと高くなりますが、“きれいめ”と“カジュアル”のバランスを調整するのに有効なテクニックといえます。

挑戦する際に注意したいのが、ベルトを取り入れること。タックインするとウエスト周辺がすっきりする半面、寂しくなりがちなのでベルトをアイキャッチとして活用しましょう。シャツの裾先はビシッときれいに入れるのではなく、少したるみを持たせるとベター。きれいにタックインしてしまうと“わざとらしさ”が出てしまうので、たるみを持たせてナチュラル感を演出しましょう。

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