初耳でした!ベルト幅は3cmがおしゃれに使える

初耳でした!ベルト幅は3cmがおしゃれに使える

コーディネートを考えるうえでベルトはいわば脇役。ただ、そのよし悪しが周囲との差を生む要因にもなる。そこで、改めて大人が手にしたいベルトの最適解を探りたい。

菊地 亮

2016.02.26

小物
ベルト

ベルト幅は3cmが理想

素材やバックルのデザイン、ステッチの有無など選び方はさまざまだが、まず押さえておきたいポイントは幅。太いベルトであれば存在感を誇示しながらカジュアルな印象を与え、細いものであればコーデにもなじみやすく、シャープさを加えられる。着こなしに合わせたベルト選びが理想とはいえ、コスパも考えるなら双方に対応できる3cm幅を基準にしたい。

大人のベルト選びは“モード”を基準にしよう

いい大人であれば、“おしゃれはさり気なく”ということをよく心得ているはず。となれば、ベルト選びも過度な主張は不要。男らしさを演じられる大きなバックルや装飾をあしらったベルトも選択肢のひとつではあるが、活用の振り幅を考慮するならぜひシンプルな一本を。

大人が持つべき、使えるベルトとは?

大人が公私ともに使えるベルトは、スーツやドレッシーな着こなしを視野にいれた3cm以下の細ベルトが好ましい。色はブラックや濃厚なブラウン、ネイビーといったベーシックなものがベター。また、細ステッチをあしらったものならフォーマル感も高まる。

アイテム1『ウッチェロ』

『ウッチェロ』は、イタリアのミラノにある工房から誕生したファクトリーブランド。2002年創業とまだ歴史こそ浅いものの、国内外から信頼を集めている。エキゾチックレザーやイントレチャートなど、多彩なベルトを仕上げられる技術力の高さは誰もが認めるところで、こちらからもその一端は垣間見える。トスカーナの名門で高級レザーの代名詞でもあるワルピエ社製の革を使った、サラッとしたタッチと発色のよさに誰もが魅了されるはず。

言わずと知れた1934年創業のイギリスの老舗、『エッティンガー』。英国王室御用達であり、アイテムに刻まれたメイドインイングランドの刻印は、紳士の証として世界中から賞賛を浴びている。ベルトにもその威厳は垣間見え、こちらには生後2年を経過した雌牛の革を使用。程よいやわらかさを備えながら、カーフスキンやキップスキンよりは厚みがあるため丈夫。また、細身の美しい曲線を描くバックルは、艶やかな輝きを放ちながらリッチ感を添えてくれる。

卓越したクラフトマンシップで、1966年の創業より美しい皮革製品を作り続けるイタリアの実力派。彼らのアイテムは、ラグジュアリーの新たな基準を示してくれたといっても過言ではない。ブランドを代表するイントレチャートだが、このベルトにもその片鱗が見てとれる。アッパーには、編み込みによってできる菱形のデザインが羅列され、バックルにはメタルアイレットとアイコニックなデザインがブルニート仕上げで施されているのが特徴だ。

アイテム4『カルティエ』

『カルティエ』は、フランスを代表するジュエリーブランドであり、エレガントな時計もよく知られるところ。ただ、崇高な信念はレザーのベルトにも深く落とし込まれている。このベルトのインスピレーションの源は、ブランドの基盤である腕時計やジュエリーをはじめとするもの作りの精神だ。丹念に選び抜かれた最高品質のカーフレザーを使い、職人たちの手で見事に仕上げられている。その様はジュエリーにも負けない美しさを備え、輝かしいバックルにもみなぎっている。

『ジャベツ クリフ』の歴史は、1793年、革の貿易商だったジョージ クリフが革の染色を始めたことをきっかけに始まる。1800年代後半には馬具メーカーとして頭角を現し、今ではロイヤルワラントの称号を得るまでに。その礎を生かして作られるベルトは、もともと乗馬用の鞍と騎手が足を置くための馬具を繋ぐもの。その名残は、ベルト穴に刻印された数字にも残っている。素材には上質なブライドルレザーを使い、肉厚かつ頑丈に仕上げられた名品。

同ブランドの名を聞けば、おのずとトレンチコートを思い浮かべる人も多いだろう。凛とした佇まいの裏側に潜ませたバーバリーチェックは、まさしくブランドのアイデンティティを表し、それはこのベルトにも。表向き、オンスタイルにうってつけなブラックレザーのシンプルなアイテムではあるが、裏側はというと“ならでは”のブラックチェックが施されたPVC素材。しかも、どちらでも使えるリバーシブル仕様というユニークな一本なのだ。

アイテム7『グッチ』

設立以降、乗馬をモチーフとした皮革製品が人気を集め、高級ブランドとしての道を歩み始めた『グッチ』。それだけに革製品のクオリティやこだわりは今もなお衰えてはいない。ビットローファーはあまりにも有名だが、ベルトも負けず劣らずのでき栄え。素材は、厳選を重ねたカーフに、特有の“GG”デザインを型押しした通称“グッチシマレザー”。一見無地と思えるほどさり気ない型押しのため、ビジネスにおいても活躍すること必至。

アイテム8『ダンヒル』

容姿端麗な『ダンヒル』の小物コレクション。なかでも強い存在感を放つのは、リーズナブルながらも質の高さで多くのビジネスマンから信頼を集める革小物だろう。バッグやウォレット、キーケースはもちろん、ベルトの品質も評価に値するものばかり。こちらは、微光沢を放つ革表面に、まるでカーボンのようなデザインをあしらった表情が独特なシャーシシリーズ。裏側にシンプルなレザーをあしらった両面使いで、すんなりシフトできるバックルの仕掛けもユニークだ。

『ホワイトハウスコックス』は、上質な馬具だけでなく、バッグや財布などの皮革製品を作り続ける質実なもの作りにも定評がある。耐久性もあるイングリッシュブライドルレザーが十八番だが、こちらはフランス産の希少な子羊のレザーを採用。無染色のナチュラルレザーを裏側へ加えた三層構造。その美しい色合いや風合いは大人としての品格をさらに高めてくれるだろう。見るからに滑らかな表情は、ドレッシーな着こなしでも威力を発揮する。

アイテム10『キプリス』

『キプリス』のよさは使うほどに表れる。その理由は、妥協なき素材の選定や細かい工程にも手を抜かない、クラフトマンたちの情熱や誇りが宿っているからだ。こうしたブランドの信念は、表地には希少なコードバン、裏側には高品質なカウレザーをあしらった豪華絢爛なベルトからも感じ取れるはず。使い込むほどに体へとなじんでいく心地よいフィーリングや時の経過とともに表れる風合いなど、世界に誇れる日本のもの作りを凝縮したようなアイテムといえるだろう。

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