休日の着こなしにもレザーシューズを
休日は着こなしもリラックスしたいところだが、だらしなさが見えるのは大人として避けたいところ。とはいえ、ジャケットやスラックスを選ぶと頑張っている感が否めない。自然な大人っぽさや品の良さを演出するのが理想的だ。ならば、カジュアルな休日着にレザーシューズを取り入れることをおすすめしたい。
休日向けのレザーシューズ。ビジネス用との違いは?
ビズスタイルの緩和化に伴い、多彩な足元が許容されるようになった昨今。とはいえ、やはり相応のルールはある。スーツに合わせるなら靴紐が必須であるし、ストレートチップやウィングチップなどが好ましいといえるだろう。色でいえばブラックとブラウンが基本だ。
一方、休日着に合わせるならば、おすすめはスエード靴やスリッポンタイプ。品がありつつも程よく抜け感のあるアイテムが、カジュアルコーデとも相性良く取り入れやすい。また、裏革やパテントのように素材に変化をつけたモノ、機能的ソールを備えたモノ、さらには色でカジュアルさを出しているモノなどが挙げられる。
カジュアルに履きたい、レザーシューズ10選
革靴としての品行方正な見栄えを備えつつ、カジュアル着の定番といえるジーンズやチノパンに合わせやすい1足が狙い目だ。
アイテム1『オールデン』プレーントゥ カーフ
足の均整回復を図るためのフットバランスシステムを採用した『オールデン』のプレーントゥは、スーツスタイルからカジュアルまで幅広く合わせやすい1足。ややぽってりとしたフォルムは、ジーンズやチノパンにもなんなくフィット。また、素材に使用したカーフレザーがどこかワークシューズのような雰囲気を放つ。
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アイテム2『チャーチ』ローファー
革靴でも気軽に足を通せるのがローファーだ。英国の老舗ブランド『チャーチ』の1足は、最高級のカーフレザーを使用した高級感あるただずまいが魅力。これからの季節はボトムスの裾をロールアップして軽快に履きたいところ。
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アイテム3『クロケット&ジョーンズ』リッチモンド
同ブランドの名品といわれるスエードローファー「リッチモンド」。ロングノーズでやや丸みを帯びたフォルムが特徴で、ドレススタイルはもちろんジーンズなどカジュアルなパンツとも相性良く着こなせる。
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アイテム4『ジョセフ チーニー』ケンゴン2R
同ブランドのカジュアルラインであるカントリーコレクションの1足。ラスト4436を使用した本作は、丸くて武骨なフォルムが特徴的だ。絶妙なシボ感は味があり、さらに傷が目立ちにくいためカジュアルなシーンでも取り入れやすい。
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おしゃれな大人にハマる英国靴。チーニーの魅力とおすすめモデル
『ウィール ローブ』は普遍的デザインや伝統的ディテールを大切にし、工程の一つひとつ製作を行う浅草生まれの革靴ブランド。日本人の足型に合わせたラストを使用した本作はフィット感抜群。オリジナルのコードバンを採用した美しく品格のある面持ちは、大人の休日着をワンランク格上げしてくれるだろう。
アイテム6『サンダース』ダービーシューズ
『サンダース』のミリタリーコレクションの1つである本作は、グットイヤー製法による丈夫な作りと牛革のポリッシュドレザーを採用した汚れに強い仕上がりが魅力。見た目にも重厚感があり、ボリュームのあるワイドパンツとも相性良し。
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アイテム7『パラブーツ』ミカエル
『パラブーツ』を代表するモデルといえば「ミカエル」。通常よりもオイル含有率の高いカーフレザーを採用しているため撥水性を備え、ノルヴェイジャン製法による耐久性の高さも頼もしいかぎり。甲部分に毛並みと艶のいいポニーのヘアーを取り入れたデザインも特徴的で、着こなしのアクセントとしてもうってつけの1足。
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信頼できる名門ブランド。パラブーツの名作&人気モデル10選
アメリカのオレンジカウンティで2009年に設立されたファクトリーブランド。誕生してまだ日は浅いものの、アメリカのブーツブランドとして世界的にも注目されている。ヴィンテージテイストを色濃く残したデザインに定評があり、その特色はこの1足にも表れている。
アイテム9『エンツォ・ボナフェ』スエードローファー
イタリア屈指のレザーシューズブランドで、世界中のVIPが顧客リストに名を連ねる『エンツォ・ボナフェ』。高い技術力に加えて、デザイン性の高さにも定評あるブランドだ。シャープなシルエットに洗練されたデザインが特徴的なスエードローファーは、ほかとは一線を画す1足だ。
アイテム10『ハインリッヒ・ディンケラッカー』リオコードバン
1879年にドイツに誕生した同ブランドは、マイスターの称号を持つ職人たちが伝統的製法でオールハンドメイドで仕上げているため、年間8000足しか作ることができない。大きなメダリオンの装飾があしらわれた本モデルは男らしいワークスタイルと好相性。
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