今季注目したい!新・国産ファッションブランド5選

今季注目したい!新・国産ファッションブランド5選

アメリカ製やイタリア製という言葉に惹かれるのは日本人の性分。しかし日本製が注目されている今だからこそ、おしゃれな人は新たな国産ブランドに目を向けているようだ。

菊地 亮

2016.01.26

MADE IN JAPAN・国産

Freeamericanidol世代におすすめの次世代国産ブランド、見つけました!

国内だけでなく海外からも関心を抱かれる日本のもの作り。この事実は現在のファッションシーンにおいても共通する。注目されている理由は、国内ブランドが自国の文化を根底に据えつつ、最先端の情報と独自のビジョンを組み込んだため。古きよき伝統文化や技術と、最新の思考が組み合わさった品質に、世界から熱視線が送られているというわけだ。

そこで、Freeamericanidol読者には、こうした一歩先の意匠が込められたアイテムやブランドに目を向けてもらいたい。さっそく「次世代」と呼ぶにふさわしい国産ブランドを見ていこう。

注目の国産ブランド1:『コモリ』

10年にわたり、大手セレクトショップのデザイナーとして活躍した小森啓二郎氏が2011年に設立。「すべての洋服の原型は欧米から生まれ、ある目的のために作られたものである」という哲学のもと、時代背景や各国の文化を紐解きながら日本人の体型や気候に沿ったアイテムを提案。上質でシンプルな日常着が多くの注目を集めている。

特におすすめのアイテムはこれ『コモリ』フーデッドコート

ゆったりとしたサイズ感のロング丈フード付コート。素材は裏側にナッピング加工を施したウールライニングを使用しつつも、重さを感じずリラックスした軽い着心地が特徴。今の季節にはもちろん、春先の肌寒い日には重宝するはず。メンズ製品ではあるが、レディースが着てもハマるシルエットのため、彼女とシェアしても◎。

着こなしサンプル『コモリ』を生かすシンプルな着こなし

リラックス感のある『コモリ』のフーデッドコートを生かしたミニマムなコーディネート。パンツは同系色で合わせてワントーンに構築しつつ、足元にはアクセントカラーのスニーカーをチョイスして抜け感を加えている。

注目の国産ブランド2:『オーラリー』

2015年春夏に始動した新進気鋭のブランド。次世代ブランドではあるが、デザイナーを務める岩井良太氏は『ノリコイケ』などさまざまなブランドでパターンやデザインを務めたベテラン。「デザインは素材作りから」という考えのもと、カットソーや布帛(ふはく)などの各素材は日本でも指折りのファクトリーが手がけている。上質でありながら気軽に着られる、それが『オーラリー』が持つ最大の魅力だ。

特におすすめのアイテムはこれ『オーラリー』スウェット

ボリュームを持たせた裏毛スウェット。表糸にはトルファンコットンを、裏糸には上質なメリノウールを使うことでふっくらとしたタッチとハリ感を演出している。古着をリメイクしたような、肩のダーツを省いた美しいシルエットもすばらしい。

着こなしサンプル『オーラリー』で大人感をしっかりキープしたスポーツMIX

起毛系&ツバ広のハットや、チャコールグレーのステンカラーコートを取り入れた渋コーデ。そこへ『オーラリー』のクリーンなスウェットや『アディダス』のスニーカーを加えることで、絶妙なヌケ感を表現している。

注目の国産ブランド3:『クレプスキュール』

2012年の春夏シーズンに初登場した『クレプスキュール』。デザイナーは男女ふたりのニッターで、アイテムのほとんどはニット編みによるもの。素材にこだわり、手編み、機械編みを問わず仕上げられたシンプルで飽きのこないコレクションを幅広く展開している。のどかで素朴でピュアなアイテムたちに、誰もが癒されるに違いない。

特におすすめのアイテムはこれ『クレプスキュール』クルーネックニット

コットンで織られたニットは、程良い温もりをもちながら通気性も十分。そのためロングシーズンの活躍が期待できる。テクスチャー感が出たアッパーの表情やドロップ気味のショルダーなど、今の空気も程良く醸し出している。

着こなしサンプル『クレプスキュール』で脱力しながらも、爽やかさに

全体をゆったりめなシルエットで構成し、リラックス感たっぷりな着こなしに。ダラッと見えないのは、青と白の爽やかなマリン配色のおかげ。ネップの出たトップスのさり気ないアクセントも効果的。

注目の国産ブランド4:『ウル』

前身の『アメイズ』が2010年にスタートし、その後『ウル』へとブランド名を変更。デザイナーは、これまで数々の世界的コレクションブランドでパタンナーとして活躍してきた漆山政春氏。生粋のパタンナー畑で育ってきた彼らしく、テキスタイルやパターンをブランドの強みとしている。その技術力と発想力は、世界からも一目置かれる存在。

特におすすめのアイテムはこれ『ウル』デニムシングルライダースジャケット

正統派のシングルライダースをデニム生地でメイキング。オーセンティックな風貌ながらも、胸元はノーカラーで今っぽく仕上げるなど細かな配慮が秀逸。着こむほどに表れる経年変化もポイントのひとつ。

着こなしサンプルユルさと都会感が介在した『ウル』を主役に

上品さもほどほどの『ウル』のベージュコートをラフに羽織り、さらにインナーはネック周りにゆとりを持たせた白のカットソーで軽快に。その空気感にボトムスやサンダルも同調させた。

注目の国産ブランド5:『ファンダメンタル』

和製デニムの魅力を存分に表現したコレクションを展開する、『ファンダメンタル』。“着用するほどに愛着が湧くアイテム”をコンセプトに、岡山県の風合い豊かな素材を使い熟練職人たちの手で仕上げられたアイテムは、バーニーズニューヨークで扱われるなど、世界からも認められている。もちろんすべての行程は日本国内で行っている。

特におすすめのアイテムはこれ『ファンダメンタル』ヘリテージデニム

テーマは“職人によるテーラーメイドデニム”。シルエットはブランドでは定番のレギュラーストレートで、トリコロールの耳を採用。左ポケットにはキーホルダーループ、ベルトループ下には着脱可能なチャームが付く。

着こなしサンプル『ファンダメンタル』の男らしさに遊び心を織り交ぜて

カモ柄のジャケットと『ファンダメンタル』のジーンズを合わせた武骨なスタイリング。ボトムスやハットなど、随所にブラックを配することで全体をさり気なく引き締めたところが技アリ。

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