フリースはこのなかからどうぞ。人気の高い最注目アイテム10選

フリースはこのなかからどうぞ。人気の高い最注目アイテム10選

冬のメンズウェアの中からフリースに注目。温かさはもちろん、見た目も申し分ないブランドとそれぞれのレコメンドアイテムをご紹介していく。

NAKAYAMA

2018.11.02

トップス
フリース

そもそもフリースって、どんな素材?

1979年にモールデンミルズ社がフリースを開発し、後に“ポーラテック”という商標を獲得。原義は羊1頭から刈り取られたひとつながりの羊毛、または羊毛の織物のことで、現在では石油やペットボトルのリサイクル繊維から製造された“ポリエチレンテレフタラート(PET)”という化繊が素材として使用されている。

肌触りの良さや抜群の保温性・軽量性などの特徴が大衆に受け、アウトドアブランド各社もこぞって採用。ウールのアイテムに比べて価格も手ごろなため、今ではさまざまなブランドからフリース素材の製品が出るように。

万能な機能性を誇るフリース。その弱点も確認

軽量で保温性も高く、冬の素材としては万能に近いスペックを誇るフリース。だが、静電気が起きやすかったり、毛玉ができやすかったりというデメリットがあるのも事実。もちろん近年では、コーネックスという燃えにくい素材やアンチピリング加工(毛玉防止)が施されたモノが開発されるなど、フリース素材自体が進化している。とはいえ、ウールに「自宅で洗濯しにくい」「ちくちくする」などの弱点があるように、フリースのそれもまた把握しておくに越したことはない。

アウトドア感の強いフリースを、都会的に着こなすためには

ここからは、同アイテムを以下に着こなしに落とし込んでいくかの実践的な話をしよう。その出自や素材感、独特のボリュームからアウトドアやスポーツMIXのイメージが強いフリース。タウンユースで扱うためには、少々コツが必要だ。それが、アイテムの掛け合わせや色みのセレクトによる清潔感漂う空気作り。以下ではその具体的な事例を挙げていく。

相性の良いアイテム1タートルネックのトップス

清潔感とかっちりとした印象が同居するタートルネックトップスは、まさに好適。フリースのボリュームに負けない存在感を放ちながら、しっかり野暮ったさをいなしてくれる。ローゲージのニットなどで取り入れてしまうと重厚感が出てしまうので、カットソーやハイゲージのニットなどきれいめな素材を選ぶと良いだろう。

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相性の良いアイテム2スラックス

カジュアルなフリースジャケットに、ギャップの強いスラックスを合わせるのも今どきな手法。一見ミスマッチにも思えるが、色みの方向性を合わせることで自然と馴染んでくれる。その際は、アイテムのカラーも同調させるとモアベター。

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相性の良いアイテム3ダウンジャケット

フリースとダウンジャケット、どちらも過酷な環境を想定して生まれたアイテムだけに、その相性は抜群だ。もちろん、アウトドア色の強いビビッドなカラーリングを選んでしまうと元も子もないが、写真のようにトーンを抑えることで、あくまで街着としてクリーンに見せることが可能だ。

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真冬に向けて要チェック。人気ブランドのフリースアイテム一覧

アウトドアブランドを中心に、フリースウェアのおすすめブランドとアイテムをご紹介。いかにファッション的に落とし込むか、という各ブランドの創意工夫が垣間見えるアイテムばかりだ。

ブランド1『パタゴニア』

1970年に創設者イヴォン・シュイナード氏が前身ブランド『グレートパシフィックアイアンワークス』をカリフォルニアでスタートし、3年後に衣料品ブランドとして南米の地名『パタゴニア』に由来して名前を変更。登山用品のほかに、サーフィンや軍用品などを取り扱う。こちらは厚さ6mmのポリエステル パイン フリース素材を使用したクラシックフリースジャケット。優れた防風性のナイロン素材を裏地に採用しているため、柔らかな肌触りだが保温性は抜群だ。

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ブランド2『スノーピーク』

キャンプ、登山、アパレルを中心に展開するアウトドアブランド『スノーピーク』。始まりは1958年、創業者の山井幸雄氏がスタートさせた金物問屋から物語が動き出す。同氏の“本当に欲しいものを自分で作る”という志から、ハイスペックな製品が発信されている。こちらはリサイクルポリエステルのポーラテックマイクロ素材を採用した半袖プルオーバー。異素材の胸ポケットが良いアクセントになるだけでなく、短めの丈感により重ね着も楽しめる。

ブランド3『ゴースローキャラバン』

旅行やフェス、キャンプなどのアウトドア好きが集まってスタートした『ゴースローキャラバン』。“年齢とか肩書きとか国籍とか……外で一緒に遊ぶとそんな小さな壁が無くなって、子供の頃のように裸の心ですぐにみんなと楽しくつながる”が同ブランドのスタイル。こちらは、そんな考え方を体現したような肌触り抜群なボアフリースベスト。随所にデザインされたワッペンがポイントで、レイヤードしても着膨れせず使い勝手が良い。

ブランド4『ナイキ』

スニーカーだけでなく、ウェアの分野でも猛威を振るうグローバルブランド『ナイキ』。アシックスの前身『オニツカタイガー』の商品を創業者のフィル・ナイト氏とビル・バウワーマン氏が米国で商品を販売することに始まり、1971年に社名を「ナイキ」に変更した。軽量で暖かい着心地の『ナイキ』定番素材、テックフリースを使用したパーカー。ハーフジップアップ仕様のため、気軽に通気性を調整できるのも魅力だ。普段の着こなしにさり気なくスポーティ要素をプラスさせたい方におすすめ。

ブランド5『スノーピーク』

首元に数カ所入れられたダーツが特徴的な、スペックの高さとファッション性を両立する希有なブランド『スノーピーク』からの1着。アノラックのようなプルオーバータイプのため、フロントのジップの収まりも良くすっきりとした印象で着こなせる。首の後ろにはベンチレーションも設けられているので、トップまでジップを閉めた際にも内に熱がこもることはない。

ブランド6『ポロ ラルフローレン』

創業者のラルフ・ローレン氏が1967年に自身のブランド『ポロ』と冠したネクタイ店を開業、後にアメリカントラディショナルの代表的な存在へと変貌を遂げる大ブランド『ポロ ラルフローレン』へと成長する。同ブランドより、エレガントな服装から休日スタイルまで幅広いコーデに取り入れられるハイネック仕様のフリースジャケットをピックアップ。ブラッシュ加工のフリースを素材に迎え入れ、品の良さと暖かさを両立した。

ブランド7『ザ・ノース・フェイス』

1966年にカリフォルニア州サンフランシスコで誕生した、世界的なアウトドアブランド『ザ・ノース・フェイス』。一切の妥協を許さない物作りとテクノロジーの限界に挑戦し続ける姿勢で、ギアのみならずタウンユースのアイテムにおいても絶大な信頼を得ている。こちらは、優れた保温性と軽さを兼ね備えた、マイクロフリースで仕上げられたマウンテンバーサマイクロジャケット。肩部分には高い耐摩耗性を誇るナイロン生地を採用しており、バックを背負った際にショルダーベルトが強く当たっても生地が簡単にすり切れることはない。

ブランド8『マムート』

1862年スイスにて、創業者のカスパー・タナー氏がロープメーカーをスタートしたのが始まり。現在はアルパイン・クライミング用品をメインに、高機能かつ高品質な製品を展開し、世界中から信頼を得る。ポーラテッククラシック200で仕上げられたフード付きのフリースジャケットは、確かな保温性とストレスフリーな軽量さが魅力。また、2つのフラップ付きハンドポケットもポイントでデザイン性も高い。

ブランド9『アウトドアプロダクツ』

ブランドの始まりは1960年代初頭、創設者であるアルトシュール兄弟が始めた軍物のサープラスを中心に取り扱う小売店。後に、本物のギアを知る玄人も納得する、普段使いの商品を展開するべく『アウトドアプロダクツ』が立ち上がることに。取り上げるのは、胸部分に布帛の切り替えがデザインされたフリースパーカー。素材は触り心地の良いボアフリースを採用しており、シンプルな装いにブランドネームがさり気なくアクセントになった逸品。

ブランド10『コロンビア』

1938年の創立以来、アウトドアウェアにおいて欠かせないブランドとなっているのが『コロンビア』。アウトドアを楽しむ人への配慮から生まれる機能性豊かなプロダクトは、シンプルな見た目ゆえに幅広い人々から支持されている。ポーラテックの生地を採用したフリースも、そんな同ブランドならではのアイテムだ。プレーンなカットソーに重ねるのはもちろん、今シーズンはネルシャツやパーカーとのレイヤードで、より90年代らしいファッションへ回帰するのもおしゃれだろう。その際は色みに気をつけて。

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