ニューバランス996が人気の理由。ロングセラーモデルを徹底解剖

ニューバランス996が人気の理由。ロングセラーモデルを徹底解剖

『ニューバランス』には数多くの型番が存在しますが、とりわけ996シリーズはブランド内でも人気の銘柄。当記事では、そんな996をがっつりと深堀りしていきます!

山崎 サトシ

2018.04.02

ニューバランス(NEW BALANCE)
スニーカー

衰えない高支持率。『ニューバランス』996が大人に人気の理由

オリジンであるM996を筆頭に、男女問わず高い支持を集めている996シリーズ。ランニングモデルならではの軽快な履き心地と、今の気分に合った細身シルエットを兼ね備えているところがやはり人気たる所以でしょう。カラーバリエーションも豊富で、さまざまなスタイルに合わせられる点も魅力ですよね。

まず押さえておきたい、996の誕生背景

“1000点満点中990点の仕上がり”。

そんなセンセーショナルな謳い文句とともに、1982年に登場した990番台の先駆けたるM990。その後継モデルとして、1986年登場のM995に続き、1988年に発売されたのが996シリーズの初代作であるM996です。誕生以降、996シリーズは『ニューバランス』の顔としてファッションシーンで愛され続けることになります。

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大人の“好み”がつまった、996の主な特徴とは?

揺るぎない『ニューバランス』の王道モデル996。その特徴をここで簡単に紹介していきます。購入の際の参考にしてみてください。

特徴1SL-1ラストによるすっきり細身のフォルム

996で採用されているラストは、ブランドの定番木型であるSL-1。これはすっきりとしたやや細身のシルエットを持ち味としており、1500や1700などでも使われています。ちなみに、SL-1と並ぶ定番木型でSL-2というものも存在し、こちらはややゆったりめの形状。

特徴2ランシューらしい、圧倒的なコンフォート性

大人にハマるすらりとしたルックスに加えて、快適極まる履き心地も大きなストロングポイントです。M996は軽量なCキャップと衝撃吸収性に優れるエンキャップを組み合わせた高機能ソールを、MRL996では耐久性&軽量性を両得したレブライトソールを採用。両モデルとも、ノンストレスな着用感を約束します。

特徴3充実したバリエーション

色のバリエーションがしっかりと充実するのも996シリーズの魅力的な部分。シンプルな配色のモデルから、写真のように発色の効いたモデルまでスタンバイするため、自身の好みにあったカラーを必ず見つけ出せます。

同じ996なのに価格が違うのはなぜ?

ひと言で996といっても、メンズではM996とMRL996が存在し、それぞれでプライスも変化。M996は2万3000円、MRL996は主に1万3800円〜1万5000円のレンジで展開されています(2017年6月現在)。違いの理由はというと、まず大きいのが生産国。M996は米国製、対するMRL996は主にアジア圏での生産に。また、前述にもあるようにソールの仕様も異なり、M996はCキャップとエンキャップのコンビ仕様、MRL996にはレブライトソールが使われています。簡単に言うと、M996のほうがよりハイエンドな作りとなっているんです。

M996

こちらは996の元祖たるM996。ベロの部分にはメイド・イン・USAが堂々と刻まれます。ちなみに先頭につく“M”とはメンズコレクションであることを示すもの。

MRL996

M996の廉価版として2012年に誕生したMRL996は、『ニューバランス』の入門者にもおすすめ。Mのあとに続く“RL”とはレブライトソールのことです。M996と比べるとこちらのほうがライトウェイト。

レディースモデルでWR996も展開

実は、996シリーズにはWR996というモデルもラインアップされています。こちらは女性専用モデル。少し紛らわしいので、念のため覚えておくと良いでしょう。

買う前に知っておきたい、サイズ選びで注意すること

買う前に知っておきたい、サイズ選びで注意すること

細身ラストのSL-1を使用している996シリーズは、一般的なランニングスニーカーよりも足幅がタイト目。靴選びの基本となる「足長・足囲・足幅」には当然個人差があるので一概には言えませんが、普段履いているスニーカーのサイズで選ぶと、少し窮屈に感じるかもしれません。自身の足のサイズから+0.5〜1cm程度を目安に選ぶとしっくりくる場合が多いはず。もちろん、アッパー素材によっても変わってくるので、きちんと試着したうえで決めましょう。

初心者におすすめ。やっぱり人気は定番色

実に多種多様なカラーでリリースされている996ですが、『ニューバランス』ビギナーにはオールラウンドに使える定番色をリコメンド。ここで紹介の3色は、幅広いスタイルと順応してくれます。

M996 グレー

996といえばこの色な、やや薄めのグレー。シャープなシルエットも相まって都会的でこなれたスニーカースタイルがかないます。ウールパンツなどの品良いボトムスともマッチング良好です。

M996 ネイビー

ネイビーも996シリーズにおける人気定番色の一角。同時に、今季マストな旬カラーでもあります。足元に落ち着いた印象をもたらしてくれるので、大人っぽいカジュアルスタイルに取り入れるのが正解。

MRL996 ブラック

ブラックをまとったMRL996は、クールで引き締まった面持ち。カジュアル度高めなコーディネートでも、スマートに見せてくれるはず。細身のデニムとは特に相性良好です。

足元でアカ抜け感注入。そんなときにはこのカラー!

定番カラーはもう持っている。そんな人は、ちょっと遊び心のある996を選んでみても良いかもしれません。たとえば、下でリコメンドするようなカラーならハイセンスさを簡単にアピれます。

MRL996 ホワイト

990番台シリーズではあまり見かけない、オールホワイトの1足。着こなしにクリーンな雰囲気を呼び込めます。また、シンプル極まる配色なので、ボトムスを問わず合わせることが可能。

MRL996 ライトグレー×ブラック

こちらも996シリーズではレアなバイカラーデザイン。意外性のある足元を演出できるアイテムです。配色されているライトグレー&ブラックはどちらも万能に合わせられる無彩色なので、使い勝手良いスニーカーでもあります。

MRL996 ブルー

爽快なブルーの996はスタイルアクセントとして絶大な効果を発揮。同時に、コーデに程よく涼感を与えてくれます。着こなしのハズしとしても使えるので、あると便利な存在です。

ツウにおすすめ、人と差がつくモデルはこちら

人気モデルがゆえに、街ではあちこちで996を愛用するユーザーを見かけます。差別化を図るのであれば、少し入手難度は上がりますがレア度高めな別注モデルに狙いを定めてみてはどうでしょうか? 

M996JC5

こちらのモデルはアメリカブランドである『J.クルー』とのジョイントワーク。日本未発売モデルゆえに、周囲とかぶる心配はまずありません。カーキのワントーンで統一されたデザインが高鮮度です。

MRL996IN

台湾にある有名セレクトショップ『インビシブル』とのタッグから生まれたMRL996IN。アッパーに革靴のようなブローグ(穴飾り)が配されている一風変わったデザインで、図らずとも視線を集めます。

996を今季らしく着こなすためのテクニック

最後は、996をセンス良く履くためのテクニックを紹介。愛用者が多いスニーカーだけに、“どうやって履くか”はかなり大事なポイントになってきます。要チェック!

テク1きれいめコーデに996で抜け感をプラス

完成されたベーシックデザインゆえに、上品な着こなしとも難なくマッチする996。おカタくなりがちなきれいめスタイルに適度な抜け感を与える効果があるので、取り入れるとメリハリある着こなしが完成します。その際は、コーデから浮かないようスタンダードな色を選びましょう。

品行方正なテーラードスタイルを、アンクルパンツやMRL996といった軽快感のあるアイテムでうまく着崩しています。ちょっとゆるめのサイズバランスもリラックスムードを加速。

スーツ生地を使ったシャツに、スリムデニムを合わせた端正なカジュアルコーデ。簡潔な装いですが、足元にMRL996をピックアップすることでスポーティーなアクセントとしています。

ネイビートップス×ホワイトパンツで爽やか感たっぷりにコーデメイク。爽快なムードをより高めるために、ネイビーのM996を足元に抜てきしています。パンツの裾をまくれば、より軽やかに!

テク2他アイテムとの色合わせで一体感を創出

トーン合わせの着こなしは今夏の見逃せないビッグトレンド。スニーカー&トップスだったり、スニーカー&ボトムスであったりと、ほかのアイテムと色をリンクさせることで、装いはグッとハイセンスに見せられます。簡単に実践できるテクなので、即実践してみましょう。

ジョガーパンツ×チェックシャツのちょいスポーティーなアメカジ。それでいて子供っぽさを感じさせないのは、キャップ・パンツ・MRL996のカラーをグレーで巧みにシンクロさせているからです。

MRL996とニットをブラックで統一し、ホワイトデニムを差してミニマルコーデに。モノトーンに仕上げることによって、ストイックな大人カジュアルコーデをハイセンスに昇華しました。

MA-1使いのミリタリースタイルですが、足元のMRL996を始め全体をモノトーンカラーでまとめることで、シックなイメージに。ここで革靴をもってくると重くなるので、スニーカーで正解です。

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